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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2006年7月22日(土曜日)、ポルノ見物。
【CD】ハネウマライダー / ポルノグラフィティ
誘ってくれるかたがあって、今日は横浜スタジアムでポルノ見物。東中野から渋谷に出て、東横線でとことこと日本大通りへ。

会場に着くなり、広島からわざわざこのためにきた人に「遠くからわざわざありがとうございます」と言われました(笑)。いや、さいきんなら中野の僕ん家から1時間くらいのもんなんですけど。


ディープ・スロート ◆20%OFF! その広島のスズキさんにまず「ところで、ポルノさんは何人で演ってらっしゃるんですか?」と人数確認をするところから始まる俺。だって知らんもん、歌の係の人がくっきりはっきりしたいい歌い方をすることと、ギターの係の人が判りやすいフレーズでいいギターを弾くことくらいだな、予備知識は。あとなにやら因島に関係があるらしいことは知っていたので、対抗措置として僕は南大東島のTシャツを着ていきました。あとなんでか右手首にT.M.Revolution西川貴教グッズの腕輪が嵌まってたけど(現地集合した元締に「あ、西川臭が!」って言われましたな(笑))、まあいいや。

バラバラな服装で出てきたセプテットによるライブは、服装がバラバラなだけでバンドもよく練れているし、なによりフロント2人の誠実な人柄がうかがえる楽しいものでした。出てきたものをざっと挙げておくと、花火、煙幕、サーチライト、五色の紙テープ、人文字、チアリーダー、ラインダンス、櫓、太鼓、ホイッスル、サーキット、チェッカーフラッグ、あといろいろ。ってぜんぜんライブの話に見えないんですけど、ほんとにおもちゃ箱をひっくりかえしたような感じでした。ええ、褒めてますとも。


◆HOHNER Super Chromonica-270 270/48◆スーパー・クロモニカ270◆ロングセラーモデル!
歌の係の人が新曲で吹いていたハーモニカの話を少しだけ。いや、僕の専門だから。

あれはクロマチック・ハーモニカという楽器で、ふつうにドレミファが吹けて、胴体脇に付いているレバーを押すとそのドレミファが半音上がるものだから要するにピアノの白鍵部分と黒鍵盤部分の音が両方とも出せる便利なもの。有名どころではトゥーツ・シールマンスとかスティービー・ワンダーあたりか。僕も吹きますけど、その話はいいですね今は。

歌の係の人が吹いていたのはドイツのホーナー社のクロモニカ270という楽器で、クロマチックでは標準的なものですね。基本的なキーはCで、吹く穴が12個あって(リードは48枚あって)、ピアノの真ん中へんのドから上に3オクターブくらいの音が出せます。

今日演奏された「新曲」のキーはin Eb (maj7)で、もともと「ちょっと難しい」とされるこの楽器で演奏するにしてはまたちょっと難しいところなんだろうなあ。そのややこしいところを歌の係の人がきちんと吹いておられたのには感心しました。ものすごく上手いかというとそんなこともないけど、基本はできてる。あとはフレージングに伴うレバーの使い方にちょっと疑問がないでもないのと、高音域ではもうちょっと頬っぺたを膨らませたほうが発音がきれいだと思いました(低音域ではその逆)。

HOHNER Pro Harp/MS ふつうに考えればEbのブルースハープでも持ってくれば楽ちんなんだけど、どうやら珍しくもクロマチックの音を選んでくれたようで、マイノリティとしては嬉しく思えました。レコーディングではどんなふうになっているのか、こんどいっかい聴いてみたいと思ったことでしたよ。


久々の横浜スタジアムは嘗て、
  • プリンス公演(前座がシーラ・E)、
  • SMAP公演(例によって腕組みして眺めていたら、上空を通り掛かった中井くんに睨まれた)、
  • T.M.Revolution公演(2000年だったっけ)、
あたりで訪ねたことはあるなあ。野球? 知りません。近所の大桟橋をヒマこいて散歩したり、中華街で飯を食ったりというのはよくあるし、この界隈ではなんでか知り合いのライブも多いこととて近所までは来るんだけどね。

今日のライブは、音もものすごく良かったなあ。好みの感じでデカかったし、楽器ごとの音もボーカルもクリアに分かれていて判りやすかったし。それと、座席が三塁側スタンドのグラウンド間近で、うっかりするとアリーナよりもよく見える。ついでにステージからの距離が(バックネット側にステージがあるから、センターフライの飛距離の逆を考えればいいんだから)80メートルくらい。大スクリーンに映写されるライブ映像のディレイが0.2秒くらいなので、この距離がまた音のズレとぴったんこだったのも幸運だったのだろうなあ。
※80m/(340m/s)=0.24s

どうでもいいけど、なんかセットの無駄遣いみたいな気はしたなあ(褒めてます)。でっかいタイヤを模したステージがあって、サーキットを模した花道があって、花道の上に連絡用の信号機があって、この信号機が点灯されるのが最後の最後。そんなものがあるなら最初から点けとけよ、とちょっと思ったんだけど。
あと、ステージ上のタイヤとか脇の柱とかにもLEDの電光掲示板が仕掛けてあって映像とか歌詞とかを表示できるんだけど、これも使われたのがほとんど最後。そんなものがあるなら最初から点けとけよ、とちょっと思ったんだけど。
というか、なにやら10か月ぶりの単独ライブ、スタジアム公演としては最初、でも2日間公演だけなのにこのセット! セコく計算しちゃうと、3万(人)×2(日)×6千円=3億6千万円。赤字じゃねえの? いや、余計なことで申し訳ない。

演出は、陽のあるうちはナイター用の照明が皓々と輝いていて、日が暮れたあたりでマス照明が消されてサーチライトだのピンスポットだのに切り替わるというお洒落な仕様(ここで電光掲示板が登場するわけなんだけどね)。16時過ぎに日本大通り駅を降りたところで目に入った横浜スタジアムの照明がテカっていたのにはちょっと驚いたけど、終わってみればいい演出だとも思えました。


あとは気づいたことをだらだらと。
自分たちは「雨バンド」だと言ってましたな。「今日は晴れて良かった」とも。スズキさんによると、野外ライブでは必ず雨が降るのだそうで。
でもさあ、花火を打ち上げてスモークを焚いてバスドラ大音量って、それって昔の雨乞いと同じだよ(笑)。

蛇足だが書いておくと、農村の雨乞いではイニシエより、狼煙をあげて太鼓を叩く。狼煙によって上空に昇った微粒子が水蒸気を固める芯となり、大太鼓による振動がその反応を促進する。ポルノさんのライブは同じことをしているわけで、そのへんはたとえばフォークデュオの野外コンサートあたりとの比較検討をすれば面白いことになるんじゃないかとも思うのだが、ここは専門の研究者による検討を待ちましょう。


横浜スタジアムの内野席ってば、みんなが踊ると揺れるんですけど。いちおうコンクリート製のように見えるんですけど、でも揺れるんですけど。大丈夫なんでしょうか。そんなに心配はしていないのだけれど。

東大の地震研究所があるとき「地盤の異常な振動」を感知してちょっと騒ぎになったことがあって、いろいろ調べてみたら当日に東京ドームでSMAPのコンサートがあったのだそうな。まあ4万人もいっぺんに跳ねりゃあ、そういうこともあるかな。


ひとりだけ衣裳のちゃんとしていたバイオリンの係の人は、スケルトンのエレキと、トップにピックアップをマウントしたらしき木製楽器を使っていました。クラシカルの人なのかなあ、アドリブというよりは他楽器とのユニゾンや絡みが多かったみたいだけど、ギターとユニゾンとかシンセとユニゾンとか、細かいことをいろいろと演っておられました。

さいきんフィドルばっかり聴いていたもんだから、却って新鮮でしたな。衣裳もいちばんかっこよかったし、たまに気づくとキーボードを弾いていたりもして、面白そうなかたでした。


マニュピレーターの係の人は、そんな呼称にも関わらずときどきキーボードも弾いていたようだし、ギターも弾いていたし(チューニングがボロクソだったけど、なんかの事故なんだろうなあ)、テルミン演奏でびっくりしていたらしまいにゃタンバリンまで叩いておられました。

電化シーケンスのパターンが無いことはないのだけれども、基本的にはやはり人力っぽくてものすごく好感が持てました。そういう音づくりの好きな人、なんだろうなあ。


ローディー君ですごく優秀そうな人がいらして。

ギターの係の人が上手かみてで生ギターを弾いているときに、どうやらエンド側のストラップが外れちゃったようなのね。係の人はもちろんそのまま苦労して弾き続けるわけなんだけど、そしたら若いお兄さんがたたたっと出てきて、ちょちょいとストラップを直して引っ込んで行きました。なんで上手袖からそんな事態が判ったのかがよく判らない。とりあえず偉い。


終演後、大人数のお仲間さんたち(3万人だからね)に紛れて関内駅に行ってみたら、駅前が黒山の人だかり。そりゃまあそうだろうともちょっと思ったのだが、構内の様子をちょっと覗いてみたら、ホームに向かうエスカレーターには人影がない。特にアナウンスはないけれども、これはすなわち入構制限がかかっているということなんだろうなあ。

じゃあ、とりあえず腹も空いたしメシでもってんで、元締とそのへんの焼鳥屋さんに入ってみる。安くて美味しゅうございました。


国電利用で東中野からの帰宅途上、ちょっとコンビニに寄って食料品など物色。僕の後から入ってきた女の子ふたりが、思いっきりポルノのグッズ袋をお持ちでした。ということは同じルートで帰ってきたわけね。

【CD】ハネウマライダー / ポルノグラフィティそのあとちょっとレンタルビデオ屋さんに寄ってみたら、BGMが思いっきり『ハネウマライダー』でした。ちょっと嬉しいシンクロニシティ。



いい日でした。



明日は、合唱団ひぐらしさんのコンサートの受付主任(だっけ)で江東区へ。13時集合ということは12時くらいに家を出ればいいから11時くらいに目覚めればなんとか、と思ったらもう4時じゃん(笑)。

定時に現場に入ることが明日の仕事。
言っちゃって構わないと思うけど「ギャラ1万円で納会自費」ということは「1万円ぶん飲め」ということ、なんだろうな。文句なし。
作業内容? 現場に到着してから見てびっくりする感じ。なんとかなるっしょ。

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コメント
この記事へのコメント
覚えよう。
歌の係の人=アキヒト
ギターの係の人=ハルイチ
2006/07/23(日) 10:34:26 | URL | 元締。 #-[ 編集]
(* ̄m ̄)プッ
知っててわざと書いてるんだと思いますよ~(^-^)
お邪魔しました☆
2006/07/24(月) 12:39:30 | URL | 通りすがりのラバッパー #6Q0aW8YQ[ 編集]
え?
ハネイチ君じゃなかったんだ。
2006/07/24(月) 15:14:43 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
またいつかぜひご一緒に♪
二人の王子たちの晴れ舞台、ご一緒いただきありがとうございました!
なんだか、息子たちの発表会にお連れするようで、ずっとドキドキでした(笑)
私にとっても忘れることのできないステキな一日となりました。

ちなみにバイオリンの係りの人=NAOTO
肌質が西川くんと一緒です!

2006/07/24(月) 23:27:48 | URL | スズキ #w7E8CPEA[ 編集]
いいなあ。
私もここ最近になってポルノ聴いてます。
今週末の舞踏公演スタッフなので、
毎日稽古場でブルガリアンヴォイスだの
アボリジニの音楽だの聴いてて、
車に戻るとポルノグラフィティ(笑)
ライブ、楽しそうでいいなー。
2006/07/25(火) 12:37:25 | URL | てづか #BC.3JHyo[ 編集]
難しいハーモニカなんですね
先日は、私のブログの方へ、コメントありがとうございました。
早速、クロマチック・ハーモニカについて、勉強させていただきました。
「Winding Road」のキーは、結構吹くのに難しいキーなんですね。
私たちの年代だと、音楽の授業で、ハーモニカをやるといったことがないので、
アキヒトさんもこのハーモニカのために、時間を費やしたのではと思ってはいたのですが、
相当苦労したのかもしれないなあと。

ライブレポも興味深く拝見させていただきました。
ちなみに、本人たちが言うほど、実は、"雨バンド"ではないですよ。
去年の沖縄の野外ライブも快晴でしたし。
2006/08/20(日) 10:48:34 | URL | あげしお #g2bPIwo6[ 編集]
意外と、
ピアノを弾くひとならクロマチック・ハープはとっつきやすいかもしれません(ブルースハープと較べて、ということです)。

ついでに書いておくと、クロマチック・ハーモニカはレバー込みだと「1穴4音」になります。最初っからこれを吹いている僕は気づいていないんですが、あらためて言葉にすると意外とたいへんかも(笑)。さらについでに言うとPA泣かせの楽器でもあるのですが、演奏含めてそのへんも大したもんでした。

「雨バンド」のほうは、よく行くT.M.Revolutionが「晴れ男」だものですから対決させてみたかったんですが、そうですか晴れバンドですか(笑)。
2006/08/22(火) 05:49:00 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
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