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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2014年7月27日から9月2日(39日間): 膵炎退院後1か月間の減脂食まとめ。
看護婦さん(本物) 膵炎についてざっくり言うと、「張り切った膵臓さんが消化液を出しすぎて自分を溶かして痛い痛い」という、「お前の膵臓は阿呆か」といった感じの病気なの。痛いときはほんとうに痛い。いちばん痛かった歯痛より痛い。僕のやらかした重症急性膵炎になると、お医者さんがびっくりして親族を呼び集めて、厚生労働省がびっくりして医療費を出してくれちゃうくらいに痛い。以前に肝炎を患ったことがあるが、あれはダルいか気持ち悪いくらいで特に痛くはないのでまだラクだった。今回は痛いので、けっこう真面目に食餌療法に勤しんでいるわけ。ちなみに、脂肪肝のほうは6週間も入院しているあいだに治ってしまいましたとさ。

経鼻栄養中測定器付き なぜ膵臓さんが張り切ってしまうかというと、食べ過ぎとかストレスとか飲酒とか喫煙とかいろいろあるみたいだけど、僕の場合には脂質の摂取がおもなトリガーであることが経験的に判ってきた。東京女子医科大学病院で受けた栄養指導の成果もありましたな。昨秋沖縄での急性膵炎罹患による入院以来のほぼ8か月間にわたって「腹のどこかしらが痛い」という症状が続いていたのだけれども、脂質制限を厳密にしてからの1か月間ならばほぼ痛みは出ていないのでこれでいいのではないかと思っているところ。酒はいちおう醸造酒は避けて、芋焼酎ならどんどん飲んでるけどまず痛まないからこれでいいのかな。

ふて寝 というわけで、退院直後から30~50 g/日と指導されていた脂質摂取量を5 g/日を目安くらいにがっつり減らして食生活を廻している。とうぜん自炊主体。初手はどうしていいのかよく判らなかったもので竹輪と笹蒲鉾ばっかりとか、コンビニのお寿司などもいただいていたのだが、徐々にバリエーションは増えてきている。炒め物も「油1 cc」くらいなら大勢に影響はないようなので、まあなんとか。とりあえずバターとマヨネーズは棄てて、と。

自分のための記録として、ここ1か月分の食事のおもなところを掲載しておく。こういうものを参考にしなくてすむように、みなさん御身御大事に。ラーメンの食えない生活は寂しいぞ、いやまったく。


月曜日のお昼のコンビニ鮨 退院直後のお昼御飯は、さっそくLawsonのお寿司。脂身の関係で青魚はよろしくないと聞いていたのだが、この取り合わせだと「マグロのサシがちょっと怖いな」くらいに考えていた。

お粥+モツ煮込み これも退院した日の晩御飯は、レトルトお粥にLawsonのレトルトモツ煮をぶっかけたもの。モツ煮はどうかなと思ったのだが、パッケージを見ると脂質5 gくらいだったので実験してみたけど、別々に食ったほうが美味いよ。

低脂肪群 退院翌日のお買い物。無脂肪ヨーグルトとか誰が食うんだと嘗ては思っていたのだが、あ、俺だ。雑炊と納豆は無脂肪かなと思っていたら、各々3 gくらいずつの脂質はあるらしいことを後で知った。カッテージチーズはチーズ類のなかでは低脂肪なほうだと聞いたので買ってみたけど、いまだに使い途が判らないのでときどき舐めている感じ。そのうち牛スネ肉と絡めてみる予定。

竹輪 竹輪と山葵漬、笹蒲鉾と山葵漬は定番と化している。たぶん竹輪も笹蒲鉾も、安物であればあるほど低脂肪なんだよな。それとこの時期だと山葵漬がなかなか手に入らないのが少しだけ悲しい。

膵炎納豆うどん 冷製うどんと、適当に作った茗荷と納豆の麺出汁。うどんの脂質はほぼ無視できて、納豆は脂質の多い卵黄を避けて卵白で延ばした。納豆1パックあたり脂質が3 gほどあるというのはこの時点で知った。茗荷は裏庭でいくらでも採れるので、夏場の主食になっている。もちろん無脂肪。




焼き茄子 焼き茄子に鰹節と生姜。そういえば鰹も青魚だなと思ったのだけれども、本体重量が5 gくらいなのだから問題にもなるまい。膵炎を意識しない従前からの食事としては、退院後初めてだった。

焼き椎茸 焼き椎茸に塩。これも僕の肴なら定番。ちなみに本来ならば、消化のあまりよくない茸、貝類、ついでに葉物野菜なども避けたほうがよろしい、炭水化物と糖質も摂らないほうがよろしいという縛りもないことはないのだけれど、そんなことまで遵守していたら食うものがねえずら。

コーンフレークa la低脂肪 お腹が空いたので、緊急避難としてそのへんにあった低脂肪乳にコーンフレークスを放り込んだもの。計算上はこれで脂質が1 gくらいの筈。コーンフレークスは製品によってはけっこうな高脂肪であることがあるので、箱の裏の栄養表示は必ず読んでいる。ってかなにを買うにも読んでいるわけね。

工夫のない素麺 工夫のない素麺。念のため、茹であげの笊洗いは熱心に実施してちょっとでも油分を落とすようにはしているけど、そんなに気にしなくてもいいような気もする。トッピングは例によって裏庭の茗荷。

白菜とベーコンのコンソメ ベーコンの煮物はけっこう好きだったものを半ば諦めていたのだが、ショルダーベーコンなら脂質が半分以下だとどこかで聞いたので買ってきて作ったショルダーベーコンと白菜のコンソメ。賑やかしで結び白滝も足して、この夜はこれだけで晩御飯を済ませたように思う。

熱烈食堂日高屋「トマト冷し麺」 当月中で外食をしたのが4回、蕎麦屋と熱烈中華食堂日高屋さんのダブルと、法事の会食。日高屋さんでは冷し中華なら大丈夫だろうと思ってトマト冷し麺をいただいて、インターネットやらで調べても脂質含有量が判らなかったので土曜日の夜に日高屋さんのインフォメーションに問い合わせてみたら、月曜日の朝までにお返事を頂戴した。ビバ日高屋!

  • トマト冷し麺 7.9 g
  • 黒酢醤油冷し麺 7.4 g
  • ゴマ味噌冷し 17.4 g
だそうで、ゴマ味噌冷しでも頑張れば食べられないことはない、かなあ。逆から考えると、具材に気を配ればスーパーマーケットの冷し中華なら食べ放題ということなのね。

日光会席膳(イメージ) 宇都宮の菩提寺で母の新盆を迎えたもので、朝も早よから宇都宮までとことこと。事後の精進落としで立派な会席料理をいただいて、もちろん天麩羅や揚げ物は遠慮したとして、たぶん豆腐のチーズムースかなんかが爆弾だったのだろうか、疲れもあったのだろうし、その晩から膵炎痛が出てちょっとたいへんだった。翌朝にはおさまりましたけどね。

ヨーグルトにフルーツ缶 コンビニエンスストアでも生協でもスーパーマーケットでも購入できる無脂肪ヨーグルトにDoleあたりのフルーツ缶を放り込むのも定番化している。甘いものもほんとうはよくないという話は確かにあるのだが、シロップは捨てたり捨てなかったりしていただいている。

セブンイレブン鶏肉の鍋 Twitterのほうでそんな話をしていたら「セブンイレブンに鶏胸肉のパックがあるよ」と教えてくれるかたがいて、買ってきてみたら脂質が1.6 g/100 gくらい。塩茹で済みなのでそのまま使えるのがなかなかよろしい。初回は野菜やなんかもいろいろ足してコンソメで仕立ててみた。サークルKサンクスには同様の製品のハーブチキン版があるのを確認しているので、そのうち試してみる予定。

笹身素焼き山葵添え 生協の鶏笹身を無煙ロースターで焼いて、山葵醤油でいただく一品。ほぼ無脂肪。生協やスーパーマーケットには「皮なし胸の挽肉」というのがいつでもあるので、ゆくゆくはミートボールやハンバーグにも挑戦してみたいものだ。

素麺と裏庭の草 特に工夫のない素麺。

茶粥梅干乗せ、器だけリゾット風 レトルトお粥もすっかり定番で、これは到来物の岡山茶粥に梅干などを乗せて、気分を変えようと思って器だけイタリアンのリゾット風にしてみたもの。リゾット風だが、中身はただのお粥。

数の子山葵竹輪豪華皿載せ 数の子山葵と竹輪の豪華皿乗せ。誰が見ているわけでもないのだから俎板そのまんまの丸かじりでもぜんぜん構わないのだけれども、やはりひと手間かけたほうが愉しいよね。

ハーブ笹身 罹病以前はオムレツ専用にしていたパンは、卵の脂質がLサイズで6 g/1個くらいもあるものだからオムレツは封印。そのパンを再利用して、油を目分量で1 ccだけ落として炒め物をしてみる企画の第一弾として笹身のハーブソルト焼きをやってみたら意外と簡単に火が通るもので、レパートリーがぐっと広がった一品。

きしめん 特に工夫のないきしめん。麺出汁は醤油と味醂と日本酒を目分量で放り込んで煮切ったもので、最初から鰹節をどっさり入れている。もちろん漉したりはしない。

霧下そば Facebookでそんな話をしていたら、いらか会合唱団のサワハラ先輩が霧下そば本家の乾麺を贈ってくださった。正直「乾麺?」と思ったんだけど、ふつうに茹でてふつうに食べてみたらなにこれ美味い。さすがサワハラさん、やることパねえっス。このお蕎麦は常食化とリピート決定。

豪華かけ饂飩 豪華かけ饂飩。ほんとうは卵はよくないのだけれど、まあひとつくらい食わせてやりなさいな。あとのトッピングは、皮つき茄子と茗荷、焼き海苔。

豪華海苔定食 豪華海苔定食。汁気は昆布出汁に茗荷と溶き卵で、味は醤油。「ひょっとして醤油って"油"じゃね?」と一瞬疑問に思ったのだが、大した量を使うわけでもないので看過している。大丈夫だろうか。

日高屋さんの黒酢醤油冷し麺 日高屋さんの黒酢醤油冷し麺の脂質は7.4 g/1食(ハイデイ日高調べ)。トッピングが別皿で提供されるので、必要とあれば取捨選択ができてあまり食べ残したっぽくならないのがよろしい。焼豚ではなくてハムなのも得点ね。

鶏ガンボ 油1 cc方式の続きで、イオンに「皮なし鶏胸肉スライス」というのがあって、最初からスライスされているので脂質が視認できるし加工もちょっとだけらくちん。今回は肉を焼いてクリームコーン缶をぶっかけて蒸してガンボもどきを作成。罹病以前は豚ロースで作っていたものだが、今後は豚中肉(ほぼ赤身)でなら可能性はあるか。

焼き海老 冷凍剥き海老の塩焼。低脂肪的には海老や蟹はかなり有力な食材なのだが、なにしろお値段がちょいとそれなのでこのあたりが分相応だと考えている。ほんとうはデパート地下あたりまで足を延ばせば安売りの足欠け毛蟹くらいはあるのだろうが、さいきんあまり遠出をしていない。

ガンボできあがりツー 鶏肉ガンボのトマトソースというか、食材を焼いてだいたい出来上がったところでイタリアンのホールトマト缶をぶっかけて蒸して、無脂肪ヨーグルトを乗せた。これも罹病前なら豚とか鶏腿肉で作っていたのだが、今回は皮なし鶏胸肉のスライスを使用。

味噌田楽 味噌田楽。蒟蒻は2種類用意して、味噌は赤味噌に味醂と日本酒をちょっと足して溶いたもの。串が足りなかったもので一部に爪楊枝を使用したら機能しなかったのだが、とりあえずあったかいし無脂肪だし幸せ。

てぬき蕎麦 とくに工夫のないてぬき蕎麦。手を抜いたのは器のほうだけだから、味はおんなじ。彩りの菠薐草は冷凍パックだが、まあいいでしょう。


June 15 to July 27, 2014 こんな感じでアベレージならば脂質5 g/dayくらいで廻していて、昨秋の急性膵炎罹病以来いつでもどこかしら痛かったものが、ここ1か月ならばよほどのことがない限りは痛んでいない。酒と煙草はほどほど、睡眠はなるべくたくさんということで、今後の課題としてはもうちょっと身体を動かすことと、食事についてはレパートリーを増やすことだと考えているところ。食事のレパートリーについては食材の多様化と、調理法の多様化についてはまだ蒸し物とかやってないからね、現状では路線が見えてきたといったところか。当座の目標はラーメンかな。
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは
膵炎の食事制限と一言に言っても
食材による相性が人によって様々なようです。
私の場合、脂質の量ではなく、脂質の質に反応します。
牛肉と乳製品の脂質はダメで
卵や鶏肉、オリーブオイルは大丈夫です。
青魚は膵炎になった当初は一切食べられませんでしたが
リパクレオンを処方されるようになってから食べられるようになりました。
重症に罹患すると機能が回復するのに二年ほどかかりますので
二年間は食事制限が大事になってくると思います。
私の場合、今はかなり脂質制限はアバウトです。
1食10gを守ることと同時に
脂質の質と野菜をたくさんとることも必要なのかと思いますね。
カニは消化によくないので避けられたほうがいいかも。
それとお酒が一番良くないとは思います。(^^;;
たばことお酒は膵炎のトリガーとして有名ですので・・・。(^^;;
2014/09/03(水) 12:15:38 | URL | あゆ #FiPkFC0s[ 編集]
出張指導あざっす!
あゆ先輩、おはようございます。
僕は脂質はよけまくりで、そっちで痛んだのは会席の「謎チーズ」くらいなんですよねー。秋は秋刀魚、冬は鰰、鰊、黒ソイと好きなものが続くので、無理のない程度に人体実験してみます。
酒と煙草は順調に実験中で、もとがアル中だものですからなかなか。以前みたいに「水より酒をよく飲んでる」ようなこともない程度、です。
またご本家にもお邪魔します、ありがとうございました。
2014/09/03(水) 13:19:13 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
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