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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2014年5月24日から29日(土曜日から木曜日): まったく懲りない。
今日の膵炎:

病院にて 虞膵炎入院数回を経て、酒はまあ控えているといえば控えていたような感じだったのだけれども、揉み療治の神様の「お酒は蒸留酒のほうがいいよ」という謂を鹿十して金曜日の夜に日本酒を4合ばかりも飲んだらその深更というか土曜日早朝から覿面に腹が痛み始めたのは素直なんだか馬鹿なんだか、たぶんあとのほうだな。

痛みが間歇的に襲来するのをロキソニンとかスルカインとかで誤魔化しつつ、自宅で死んでしまうと死体が腐ってしまうのでとりあえず実家に避難してごろごろしつつ、治んねえかなあと思っていたのだが間歇の間隔が徐々に短くなってきて、痛む時間は長くなってくる。ほんとうはいつもの病院のラスボス先生が水曜日と金曜日に出動なさるもので水曜日までは我慢しようと思っていたのだが、いよいよ辛抱たまらず火曜日の午後からいつもの病院に行ってみました。

スカでした。言っちゃうけど。いや苦情とかそんなんじゃないんだけど。

St. God's Memorial Women's Hospital なぜか存在する「前後半」のまずは前半戦、一般外来で内科診療を申し込んで、ふつうに先生と面談、「お腹が痛いんです」と言ったら「お酒飲んだでしょ」ってんで怒られる。いやまあその、ぜんぜん飲んじゃ駄目とも言われてませんので、えへへへへ。それで触診少々のあと「前回と同じお薬出しておきますね」って、あの先生、僕の主訴は、痛いのは。ってかへらへらしているけど、けっこう苦しんでるんですけど、僕。と言ってはみたけどなんだかんだでスルーされて、そのまま採血に廻される。僕としても、ここで粘ってもどうせ出てくるのは同じ先生なので、しょうがないから大病院にでも廻るかってんで「俺はまだ動ける、よな」などと考えて納得していた。

それで採血も終わって看護婦さんが「痛くなったらすぐにキュウゲ(救急外来)に来てくださいね」と仰るので「ってか、いま痛いんですけど」と言ってみたら、「もー、先生あっけらかんすぎ」ってんでちょっと離れた棟にある救急外来に車椅子で搬送される俺。そこからが後半戦で、けっきょく救命の先生の問診から始まって、ここでも採血されてこんどはCTを撮られて、ケアルームで点滴されること5時間。なんだよ最初っからこっちでよかったんじゃねえかよってな話で、夜更けに帰宅してからはとくに痛むこともなく。そういえばCTの結果で動脈硬化も発見されたりなんかして、こりゃもう長いことはないね俺も。

さきさまもいろいろと事情はあるのだろうけれども、僕の年齢としてはけっこう利用させていただいちゃっている救命救急を今回は使わずに済むなあと思っていたので、そこがちと残念ではあった。あと看護婦さんがひとことしてくれなかったら前半戦で終了していたわけで、お医者さんとしてはそれはどうなのよと、思わないこともないかと思うと思うわなそれは。

ちなみに延長戦もあって、ボスキャラ先生の診察を予約して翌水曜日にも同じ病院に行きました。こちらでは虞膵炎対応をいろいろと教わったのだけれど、そちらにかまけて動脈硬化のお話をうかがうのを忘れました。まあいいや、明日死んじゃうような話でもないわけだし、そのへんはおいおい。

でも病院はどこかに乗り換えようかなあ。それもなあ。


今日の膵炎食:

サル ヤカン 膵炎食といいつつ、糖質と脂質を絶って、ついでに消化によろしくない繊維質も摂らないとなるとお豆腐以外に喰うものがない。赤血球だかヘモグロビンだかが足りていないという診断もあり、というか面倒なので「あまり脂っこくなければまあいいや」くらいの感じで、カップ麺なども食わないことはない。

ところで、高校時分の四畳半下宿から愛用している薬罐の底が抜けてしまったのだが、都合よく鋳掛け屋さんでも廻ってきてはくれないだろうか。

湯豆腐 膵炎食として理想的なところでは、湯豆腐かな。ちょっといい木綿豆腐に、ふつうの鱈はいちおう氷水にくぐらせて、野菜は膵炎的なことは関係なくて味が濁るのでなし、分量を稼ぐつもりで糸蒟蒻を足して昆布出汁、仕上げは鰹節とお醤油。鰹節はやはりいちいち削りたいのだが、削り器の刃をトンカチで調整していたらつい叩き割ってしまったものでしょうがないからパックを使用。

焼き焼肉 蒸し焼肉 肉も喰いたい。スーパーで安売りになっていた「ホルモン焼肉3点セット」とサンチュを買ってきて、まずは焼いて喰ってみた。いかい塩とサンチュで誤魔化しても、やはり脂はあるなあ。ふと思いついて、穴をあけたアルミホイルに肉を乗せて蒸し器に放り込んで、脂を落としてみました。あまり美味くない。

この路線はとうめん無しだな。

カツオサラダ 実家の父も自炊のひとなので、お相伴にあずかることもある。頼めば三食でも出してくれるのだろうけれども、同じDNAだとは思えないくらいに食の好みが違うのでけっく別々に作って別々に食べているわけね。すごいよ、おでんの種の好みがひとつもかぶらないんだから。

写真は御馳走になったカツオサラダで、カツオとサラダはセパレートしていただいた。予てから世間にはノンオイルなんちゃってドレッシングというものがあることを知識としては知っていて「誰が喰うんだそんなもの」と思っていたのだが、ここに至って「あ、俺か」ということにやっと気がついたわけ。

納豆定食 なにも考えないとこんな感じで、納豆に生卵、焼き海苔にサラダといったところ。焼き海苔には火を通すわけだが、都市ガスのにおいが苦手なので中華鍋かフライパンの出番になるから、これだけの食事なのに台所はけっこう大がかりに、見えないこともない。汁気はたいがい味噌汁かスープでもちょいちょいと作るのだが、このときは具がなにもなかったのでお茶で誤魔化したな、たしか。


今日のひまつぶし:

なんだかんだで帰宅したのがようよう木曜日で、ほぼ1週間も実家でごろんごろんしていたことになる。しかたがない、これだけ食い物を並べておいてなんだけれども「あまり食べずにじっとしている」のがいちばんの治療なのだ。そんなわけでいまは所帯をもって家を出ている弟の部屋で、弟のベッドでごろんごろんを決め込んでいる。こちらのベッドも年代物なので、あちこちスプリングが抜けてきたものでしょうがないからベッドの隅っこでごろんごろんしている。心配ない、私は隅っこがわりと好きだ。

パパが殺される! フレドリック・ブラウン『パパが殺される!』(創元推理文庫)、たぶん中学生ぶりで読了。どうでもいいけどフレドリック・ブラウンってぜったいアル中はいってるよな、僕には判る。酔っぱらっちまってどうにもこうにも行かなくなるアル中を真摯に描いた作家というと、フレドリック・ブラウンと都筑道夫くらいのもんなんじゃねえのかと真剣に思うわけだ。

ここに中島らもが入ってこない理由の判るひとには、納得していただけることと思う。

きりひと讃歌 コンビニエンスストアに手塚治虫『きりひと讃歌』がペーパーバックの一巻本で出ていたので、たしか700円くらいだったと思うけど買ってみた。これも中学生ぶりくらいで読んだのだが、いやあ、重い。物理的重量じゃないよ、内容がだよ。言わんでも判るか。モチーフは癩病ででもあったのだろうか、無理繰理言えば保身に走る政治家や学者、科学リテラシーの低すぎる世間一般と、テーマは現在にも通底しておる。うん、言ってみた。

DVD『続・荒野の七人』 エアチェックしておいた映画『続・荒野の七人』(1966)もテレ東午後ローでぶっちぶちに切られてはいた(もちろん文句など言わない)が、観る。監督がバート・ケネディ、脚本がラリー・コーエン先生、音楽がエルマー・バーンスタインという布陣はよくある「ヒット作の二番煎じ」ではあり得ないし、わりと好きな映画なんだな。

ストーリーは基本的には黒澤明『七人の侍』や前作『荒野の七人』と同じなんだけど、さすがのラリー・コーエンとて悪役がぜんぜん悪者に見えなかったりなんかして。エルマー・バーンスタインの音楽は基本的にはこれも前作と同じなのだが、劈頭のテーマからオーケストラがへったくそなのにすこし驚く。前作ではどうだったのかな、いちいち調べないけど興味はないでもない。ってか誰が演ってんだろ。

キャストは『荒野の七人』に較べれば地味だし継投しているのはユル・ブリナーだけだけど、ロバート・フラーとかクロード・エイキンスなんかも当時は一枚看板の西部劇スターだったんじゃないかな。ウォーレン・オーツは僕のなかでは『ワイルドバンチ』で『ガルシアの首』のおっさんなのだが、この映画ではまだお肌がつやつやしている。といっても40歳近かった筈だが。

ちょっと疑問だったのがフェルナンド・レイの神父さんで、『フレンチ・コネクション』(1971)のときにウィリアム・フリードキンがフェルナンド・レイを「がさつなおっさん」だと思ってキャスティングしてみたら上品な紳士が来ちゃってうろたえたっていう話を聞いていたのだけれども、ということはウィリアム・フリードキンって『続・荒野の七人』を観てないってこと? それはそれであり得ないよなあ。


『続・荒野の七人』も実家のデッキのハードディスクに入っていて、いずれ暇なので木曜日の午後からいらない録画番組をどんどん消して空き容量を作る。テレビなら『相棒』とか『まほろ駅前番外地』とか『題名のない音楽会』とか、けっこう消したな。うん、『ティファニーで朝食を』と『紅白歌合戦』は消しても、『ザ・グリード』も『アドレナリン』も『レスラー』も消さない。だんだんモンドムービー・コレクションみたいになってきたが、知ったことではない。
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