FC2ブログ
徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2013年8月19日と20日(月曜日と火曜日): 入院。
10日ほど前にガンマナイフで脳味噌をいじった母は、爾来少々よいよいに拍車がかかったようで、運動能力以外にも呂律が廻らないとか多少見当識に難があるとかの症状は出てきているのだが、これは一過性のものだろうと考えて楽観しておる。いや、悲観して改善されるならばいくらでも悲観するけどさ、そういうものでもないのだからラクなほうに廻るよ、そりゃ。

むしろものすごく頑張って老々介護に励んでいる父のほうが少しヨレてきたのかもしれなくて、月曜日には短期入所療養介護について調べさせられたりもした。ちょっと前までは「2~3日間でいいから預けて休んたら?」と薦めても「そんなものはいらん」って威張っていたんだけどね、夜もおちおち眠られないうえに請けた仕事もやっつけているのだから、こりゃたまらん。これで父まで倒れると、あまりアテにならない長男がぜんぶ引き受けることになるわけだが、こいつがまた使えねえときたもんだ。

その総領の甚六はアル中の怠け者で、日がないちにち実家でごろごろしてマンガを読んだり録り貯めた馬鹿映画を眺めたり酒呑んだりしているわけ。俺だけどな。先週くらいからちょっと胃腸が壊れかかっていたもので、主食を炭水化物から「挽肉とキャベツ炒め a la 鶏卵」にして3日でキャベツ2玉とか食ってたら劇的に改善されましたな。基本的に野菜は消化にはよろしくないので良い子は真似をしないほうがいいと思うのだが(「消化によいもの」と「お通じによいもの」はたいがい真逆だ)、イソチオシアナートとビタミンUが頑張っているということなのだろうとは思う。俺の人体簡単すぎ。汁ものはあいかわらず、裏庭茗荷と卵のお吸い物ですね。つまり茗荷とキャベツとタマゴしか食ってないわけで、なんか物忘れが激しいと思ったらそういうことか。


火曜日はよいよいの母の呼吸器科予約診療で、朝も早よから僕が付き添って介護タクシーで大病院へと向かう。とりあえず血をちゅうちゅう吸われてから、単純X線の胸部記念撮影があって、それでケアルームに乗り込んでしばらくのんびり。
そのうち呼吸器の先生がやってきて、ざっくり言うとだな、
  1. CEA(腫瘍マーカーな)は安定している。
  2. CRPと白血球が上がっているので、体内に炎症が発生している可能性はある。
  3. X線写真で見ると、肺のここんとこに影がある、ついては肺炎を疑うべき。
  4. 体力も落ちているようなので、入院加療で肺炎潰して体力つけちゃおうよ。
  5. ところで場合によっては挿管呼吸とかの可能性もあるけど、覚悟できてる?
大病院に俺が付き添ってきているということは俺が全権大使なので、入院については即時応諾で手続きを進めていただく。第5項目についても、所謂「スパゲッティ」になるのもしゃあないな、という感じかな。それから、意識混濁だのについてはガンマナイフの予後を見るべきということで頭部CTを撮りにいく。撮影後に戻ってきてから、こんどは肺の様子を見るために胸部CTを撮りにいく。けっきょく同じ場所に3回通ったわけだけどまあいいや、暇だから。その隙を縫って、往復で予約していた介護タクシーさんにキャンセルの電話を入れて、父を問答無用で呼び出して、ついでに弟に連絡を入れたりとかそんな感じ。ケアルームに戻ってみたら脳外科の先生がいらして、ガンマナイフの予後についてはCTを見る限り問題ないとの由。じゃあ呂律が廻らないのはなんででしょ? って訊いてみたけどよく判んないみたい。
なんだかんだで春先の入院と同じ個室に母を放り込んで、病棟担当の美人女医さんとお話などする。
  1. とりあえず肺炎治療ということでステロイド点滴。
  2. 頭痛があるのは脳圧亢進かもしれないので、グリセリンも点滴。
  3. 点滴栄養適用なので食事と飲水はなしね。
  4. あれとこれ買ってきてね。
といったところに勝手知ったる入院グッズ持参の父親登場、スパゲッティの話もあったものだから廊下に引っ張りだして10分ほどで状況を説明して、僕の本日のミッションは終了、あとは入院手続に向かう父に任せて僕は帰宅。
そうさの、積み残しとしては、
  1. 脳外科の先生には、もうちょっとしつこく質問してみるべきだったかも。CTで脳圧亢進が判るものかどうかとか、呂律が廻らない原因はなんなんでしょとか。
  2. 付随して、嚥下障害の原因についても呼吸器以外にある可能性を追及してもよかった。
  3. ところで、あれだけ苦労した抗癌剤治療を中止してもCEA変わんないって、どゆこと?
さいわいにして僕ん家から大病院までドアツードアで40分かそこらなので、よいよいの母の顔を見にいくについて不都合はさしてない。とりあえずのんびり様子を見るね。
僕自身についてついでに書いておくならば、物理的な事故とアル中関連を除けばやはりいまどきならば死因は癌になるのだろうが、切除術くらいはするだろうけれども抗癌剤は使わない。自発呼吸ができないようならそこで死んでも構わないと思う。その状況下で僕が死んでも、僕を能く知るひとは誰も悲しまないし惜しまない。葬式もいらない。出演を約束していたライブがもしあれば、そこだけは完遂してからいなくなりたいものではあるがそんなの俺のせいじゃないし。
関連記事
スポンサーサイト





トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
footcopy