徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2012年11月12日から16日(月火水木金曜日): 酒が飲めず(闘病の日々)。
先週のお話はまたあとで。

月曜日:

朝帰りでなんだかんだしていた午後、突如として逆流性食道炎を発症する。症状としては、鳩尾から上のあたりが痛くて、間歇的な嘔気が出たり引っ込んだりする。機序としては、胃の噴門のあたりの関所がバカになって、胃酸が食道まで侵入してきやがって食道を溶かして痛い痛い。ずいぶん以前の緊急入院時の原因がこれだったようだ、というのが入院の2年後くらいに判明したような次第であります。

ほんとうは大病院に行ったほうがよかったのだろうけれど、惜しくもすでに一般診療は終了して救命救急扱いの時刻でもあったし、我慢できない痛みでもないしさして惜しい命でもなし、同様の症状なら3回目でもあり、今日のところは自宅で様子を見ることにする。基本的にはものを食わずにじっとしていればいいので、まずはよろよろと家を出てポカリスウェットの500 mlペットボトルを何本か買ってきて、寝床の抱き枕と毛布を組み合わせて「上体の起きる枕」を作って、枕許に洗面器とタオルを置いて、仰臥位でころがって本でも読みながら安静にしている夕暮れ時。

なんだかんだで眠ったり目覚めたりしつつトイレに行く以外はごろんごろんしていて、たまに座り込む感じ(伏臥位は禁忌)。なんでか下痢もあるので、ポカリスウェットはちびりちびりと舐める感じ。痛みはずうっとそのままで我慢できないほどではないのだが、痛いものは痛い。2回目の入院と同じくらいの感じかな。1回目の入院のときには床で七転八倒しているところを発見されたくらいだから、あれに較べりゃまだマシだ。問題なのは嘔気のほうで、うっかりすると中身が出そうになるので、そういうときは座位をとって洗面器を前に置いて本など読んでいるわけ。さいわいにして今回はゲロは勘弁してもらえました。いや、あとのカリウム補給とか考えると面倒でかなんわけだし。


火曜日:

朝、実家から架電があって野暮用など頼まれる。「腹が痛いから駄目だ」と言ってみたら「医者へ行け」「やだ」「カネがないのか」「そういう事情もなきにしもあらず」「取りにこい」「寝てる」「持ってってやる」とかいうありがたいご意向があったもので、とりあえず実家のほうが死ぬにも生きるにも治るにも安心かなと思って、10分歩いて実家に移動して、両親の薬袋からガスターをもらって飲んでから弟の留守部屋に居座って、とりあえず寝る。

笑っちゃうことに、たかがまるいちにち酒を飲んでいないだけなのにアルコール依存症の離脱症状(アルコール中毒、いわゆるアル中の禁断症状のことね)が出てきやがった、わっはっは。この時点では手の震え、寝汗、全身の震え、不眠、下痢といったところか。いやまあ、俺なんか半端なアル中なのでさほど深刻な症状は出ないわけですが。なんか目の焦点がよく合わないのは、疲れているからなのかそれとも離脱症状なのかよく判りません。

夕刻になって、お腹が空いたもので経腸栄養剤ラコールと温めた牛乳などいただく。ガスターに加えてビオフェルミンも服用する。嘔気については安心できるレベルまでおさまってきて、腹痛も軽くはなってきた感じか。悪鬼羅さんから連絡があって、逆流性食道炎についていろいろと教えてもらう。離脱症状については訊くのを忘れた。


水曜日:

朝、大根めしと鱈入り湯豆腐、いずれも少量。以後、2~3時間おきに魚だのごはんだの大根おろしだのラコールだの温めた牛乳だのをちまちまとよく噛みながらいただく。大量摂取もいかんし、酒を飲んでいないと腹は減るし、まあしょうがない。飲料のほうは以前に箱買いしたOS-1がまだあったもので、これもちびちびといただく。

逆流性食道炎のほうは、徐々に軽くなってはきているのだろうなあ。離脱症状のほうは午後になって汗はだんだん解消されてきたようだが、こんどは幻聴が出てきましたな。具体的には、外の風の音、シャワーの音、水道の音、洗濯機の音なんかのホワイトノイズっぽいもののなかから音楽を抽出しているようで、琉球歌謡、サンバ、アフロ、ミニマル・ミュージックみたいなものが聴こえてくるのでなかなかに愉しい。たまに東南アジア語による相撲中継みたいなもの、部屋の隅からのひそひそ話なども聞こえないこともありませんが、まあいいや。残念ながら幻視(ピンクの象とかちっちゃい大名行列とか)は、なし。なんだつまらん。

暇だったので、弟の部屋につくねてあったデジタル走行計付のエアロバイクが壊れていたのを修繕して、15分間ほど漕いでみる。時速20 km、距離にして5 kmを目指したのだが3 kmくらいでしたかな。

夜半に一度だけ痙攣発作があって、そのあと朝まで眠れないんでやんの。それで幻聴がほぼ消えたかわりに、頭痛が出ました。左眼窩の左上から眼窩の奥にかけてがしくしくと痛い、典型的な「二日酔いの頭痛」。なんでやねん。しょうがないのでビニール袋に氷を詰めたものをさらに靴下に詰めて、鉢巻で頭にとめて冷やして誤魔化す。うん、頭痛薬のたぐいはあまり好かんし、そもアル中に麻酔など効かん。


木曜日:

腹も頭も痛みは消えたのだが、覆うべくもない全身倦怠感を出来。どうせぐったりしているだけなので問題はないのだが、念のため血流をよくしてみようと思って昼から長風呂など決め込む。あるいは栄養不良かなとも思って、大根めしとビーフシチューをちまちまと数回に分けていただく。

ちょっとはよくなったかなと思って、午後はよいよいの母と近所のお散歩を30分ほど。それから、今日が返却期限のレンタルDVDがあったのを思い出して、自宅経由でレンタル店舗、つるかめランドでお買い物してから実家に戻る。これも30分くらい。

夜半、また眠れないのでエアチェックしておいた映画など眺めながら、また湯豆腐など。


金曜日: 完治か?

けっきょく金曜日の27時の時点までで「36時間中3時間睡眠」なのに、ちっとも眠くない。それで明け方にようよう眠って起きたら腹具合もいいようだし頭痛もないし、なんか絶好調なような気がするついでに、やってきました禁酒恒例食欲爆発! 到来物の冬瓜があったので豚バラブロックを500 gほども買い込んできて完食、それから湯豆腐だなんだでお腹いっぱいかと思ったら、その後もかりんとうなどぽりぽり齧っている午前2時。


暇だったので国内推理小説シリーズなど決め込んで、4日間で20冊がところは読んだのではないか。東野圭吾、大沢在昌、宮部みゆき、今野敏といったところか。意外とトンチキな話もあったが、さいきんの本だから昭和のものに較べて字が少々大きくて印刷が鮮明なところはいいなあ。さいきん都筑道夫とか久生十蘭とか辛くてかんわ。

酒は、せっかくなのでもうしばらく飲まずにいようかと思っている。ってか飲んだらいかんよ、完治したわけでもなかろうから。

明日には元気になっているといいなあ。

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コメント
この記事へのコメント
お大事に[e:466]
しばらく禁酒はよいと思います
2012/11/16(金) 20:53:53 | URL | ふく助 #z8Ev11P6[ 編集]
ありがとうございます。
のどもと過ぎればああ飲みたい。
いちおう「計画禁酒」ってことで、どうでしょう。と聞かれてもねえ(笑)。
2012/11/17(土) 00:49:31 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
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Q: アルコール依存症のことでお聞きしたいと思いましてメールを書かせていただきました。私のことではないのですが、10年間同棲しております彼のことです。彼氏は今32歳です。付き
2013/08/06(火) 00:02:53) | 【2chまとめ】ニュース速報嫌儲板
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