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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


センセー(夕刻から、女生徒さん3連発)。
昨晩は神泉Lanternにてロックとソウルのジャムセッション。ハーモニカを少々と、あとはピアノだな。なんとなくアンサンブルに自信がなくなってきたものだから(珍しいことだ)、会う人ごとに「俺のピアノに駄目を出せ」と言って廻る。みんな優しいもんだからあんまり言ってくれない、つまらん。

今日は中野あたりを野暮用でうろうろする。あんまり暑いものだから、ちょっと冷房の利いた場所に入ると顔が紅潮する。たぶん血圧も上がっているのだろうな、軽い頭痛や発熱もあるし、困ったもんだ。お稽古場に行ってみたら、生徒さんに「顔が浮腫んでますよ」って指摘されちゃいました。ほっといたって顔はデカいのによぅ、早く秋にでも冬にでもなってくれよぅ。

というわけで中野「さらしな」で天麩羅蕎麦など手繰って、食後に蕎麦茶などいただきながら不必要にのんびりして身体を冷やしてから代々木Hawaiian Dreamへ。

着くなり校長先生が僕に「あとよろしく」って言って鮮魚を食べに行っちゃいました。なんだよまたセンセー&店番かよ、そのうち時給とるぞなんてことは言わずに。閉店時の作業について説明しようとする校長先生とミキちゃんに「馴れてるから大丈夫ですよ」などといいつつ送り出して、と。




1. 生徒38号さん12回目。

年の功というと失礼なのだろうがテンポの設定もいいし(これ、けっこう重要)、予習もよくしてきてくれるある意味で優秀な生徒さんなのだが、発音がショボいんだよなあ。運指の押弦場所がいい加減なのと、たまにきっちり押さえていないことがあってですね、バンプの単音がぜんぶペシペシ言ってたりするのよ。さあ、フレット上に指を置いてみよう。立派なKAMAKAなのにもったいない。

というわけで、今日のセンセーは気合いいれてそこしかやらない。やらないことに決めたからには、ほかのことはとにかくやらない。まず単音のバンプを、この際だからテンポなんか無視して「すべての音がきちんと発音できる」まで繰り返すという地獄の特訓。やっとけよー、35号さん。
それから、手持ちの譜面のなかでは実は『FFT』か『カーニバルの朝』なみに難しい『救急車』。きちんと弾くなら左右のタイミングを緻密に合わせてフル・レガートを実現して、さらにクレッシェンド・ディミヌエンド。けっこうみんなバカにして真面目にやってくれないんだけどな、きちんと弾けたら褒めてあげるのにな、惜しいな。
あと『救急車』の簡単版という位置づけになっている、2弦の1-3-5フレットで演る『チャルメラ』、って俺のお稽古は演芸教室かよ、って僕は真面目に教えているんですけど。そういえばこの1-3-5フレットを2-3-4指で同時に押さえるのって、手首と掌の角度のちょっとしたコツが要るんだけど、けっこうたいへんらしいんだよな。こんど生徒全員にスクリーニングを実施してみようかしら。

それで今日のまとめは『いつも何度でも』のソロ譜で、さっきの『チャルメラ』の「ファソラーソファ」が劈頭の「ファソラファドー」に使えるってわけさ。それで運指はいいしテンポもいいのに、それでもやっぱり発音がアレで、そこだけ重点的に指導。いや、指定されたとおりに指を置いていけばいいってもんじゃないんだよな、楽器は音を出してなんぼですから。

それで、リクエストは『大きな古時計』。これ、センセーCDには入れてあってネットにもアップしてあるちゅうのに、譜面がないんだよね。だって、弾けるものを譜面に書いたって僕自身にはメリットないわけだし(弾けない『'Round about Midnight』はボロボロになるまで書き直しつつ未完成だったりする)、でもほかの生徒さんのリクエストにもあったものだからそろそろ書いておこうかしら。めんどくさ。


2. 生徒68号さん4回目。

定時の19時になっても68号さん来ないなあと思いつつ煙草でも喫おうかなと思って店の外に出てみたら、エクステリアの生け垣のところにいらっしゃいましたな。なにしてたんだろう。

生徒さんが七十とウン名を数えるなかで、椅子に座った足の角度があっちこっちにデタラメなことでは一番の生徒さんである。それを指摘したら座り直されなさったたのだが、なんでも一番なのはいいことなので、再びバランバランな角度に戻していただく。

教材のCDを何枚かお渡しして、前回ちょっと気になっていたセーハの様子をみようとおもって3222のD7を押さえてもらったらいつのまにか発音もきちんとしていたもので、今日はKawaihae『Kona Skies』特集。68号さんはHawaiian好きだそうで(じゃあなんで儂んとこくるかね)、俺との接点ちゅうとそのくらいしかないしな。それでCDに合わせて練習すればKawaihaeさんが付き合ってくれるわけやし、ええことづくめやろ?

まず、バンスのリフの単音譜をやってみて、と。タブ譜の読みがいいのか、幼時のエレクトーンの遺産で五線譜が読めるからなのか(なるべく五線とタブを併記するようにしてるんですけどね)、仕込みは速いほうだと思う。実はハンマリングだのプルダウンだの「2指3指4指の第一関節折り」とか妙なもんがいろいろ混ざっているのだが、却ってド初心者さんだけにその辺りへの抵抗感もないらしくて、なんとなくなんとかなりそうな気配。

あとはコードストロークで、出てくるのはG(2320)とD7(3222)とC(3000)くらいなのでそこを軽く演って、ストロークのほうは調子こいたセンセーがフォアダウンとサムアップとダウンミュートのコンビネーションとかを入れ始めましてですね(「フォア」が人差し指、僕の言うところの「2指」。「サム」は親指で1指ね)。しかしまあ、特殊性についてはいちおう説明しておいたほうがいいかな。

    一般に、日本のウクレレ業界では(海外の事情は知らん)「フォアダウンのフォアアップ」が一般的である、ようです。つまり僕の教室が特殊なんですが、フォアダウンが「爪」なんだからアップも「爪」だんべ、ということはサムアップになるわけやんけ。そういえばダウンミュートも特殊だとは思いますが、まあそういうセンセーなんだと思ってあきらめてください。
    ちなみに、「サムアップ」のほうで覚えると「爪爪」なんで音もでっかくなりますし、高橋シゲト君言うところの「りびさんとこの生徒さんは可愛い顔して音は派手」といった事態を出来することになりますが、そこもあきらめてくださいね(笑顔)。
    ちなみに、4回目かそこらでプルダウンとか「ンチャキ」(ダウンミュート+サムアップ)を教えている教室も、まずないと思います。話を総合すると、どうやらとことん特殊ですからね、あきらめてね(笑顔)。

というわけで一通り予習したところで、KawaihaeさんにCDで登場していただいて練習にお付き合いいただく。ジェフ、バンス、スコット、ジンボさん、ありがとうございます。なんでガイジンには敬称が付かないかね、俺。
|G|D7|C|D|のAパートと|C|D7|C|D7|チャンチャン|というBパートがあって(バンスのコードチェンジ解釈は僕とは違うのだが(ぉぃ)、ここは措く)、ざっくり構成は説明してあるものの、どうやらパートの交替を耳で判断している気配があるのは嬉しいなあ。というかさすがパーカス出身、アンサンブルはお手の物なんでしょうな。
68号さんが、手の甲を掻いている。なんか赤くなってるね。
りび「痒いんですか?」
68号さん「ええ、虫に食われたみたいで」
り「俺、ぜんぜん食われないんですよねえ、血がマズいみたいで」
68「たしかに、センセーの血液はマズそうですよね」
喧嘩売っとんのかいワレ。
3. 生徒18号さん19回目。

このセンセーは、お稽古のだいたい30分目くらいに煙草休憩をとる(生徒さんにはさりげなく課題を出してはおく)。でも今日の68号さんは珍しく煙草を喫う生徒さんなので、ふたりしてお店の玄関先に腰を下ろしてちょいと一服。

20時開始の生徒18号さんは、なんでか19時半ころにやってきた。おりしも煙草休憩中で玄関先の階段に仲良く並んで座ってダベっている僕と68号さん。

り「到底そうは見えないとは思いますが、お稽古中なんです」
ほんとうにぜんぜん見えませんね、などと言われつつ。まあ見えねえだろうなあ、というか線香花火に西瓜くらいあってもおかしかぁなかったわけだし、まあそのへんはどうでもいいや。
今日は18号さんに特化して「アテ書き」したスペシャル『島唄』特集で、なんせお付き合いは2年近くになるしステージ経験もそこそこあるもんだから一般生徒さん用の譜面じゃあんまり教えることがないんだよね。ハンマリングとかありまくりの小指使いまくりの、ついでにエンディングは決めてねえのというたいへんな騒ぎ。なんせ譜面の終わりに「とりあえず"Cパート"に戻ってみましょうかね」とか書いてある。とんでもないことだ。

先々週にお渡ししておいた譜面はほぼ弾けていて、細かい「残響残し」なんかの指遣いだけをちょいと入れて、と。譜面に則ったところで指導したのはそれくらいだな、たいしたもんだ。さすがベテランというのが嬉しいような半面、次回からなに教えりゃいいんだよ、という話でもあるなあ。まあいいや、なんとかなるでしょう。


さて、ソロ譜にやっぱりコードネームが書き込まれていないのが不満らしくて、いちいち聞かれるのにいちいち答える。いやその、スペースが無かったから書き込んでなかっただけなんだけどね。あと、男声用でin Fだと下がC2になるという凶悪な仕様だものなのよ(僕は歌えるけどね)、別建てのコード譜で充分だとも思ったわけだ)。それで、話を早くするなら僕が書き込んじゃえばいい話なのだが、18号さんが自分で書くのもお勉強だしね、いい傾向だと思うの。そうだな、基本的にはCm7、C#m-9、ってな感じかしらん。詳しいことは拙『あらゆるコードが押さえられるぜ講座』あたりをですね。あと『見栄えのするウクレレ講座』とかありますので、ものすごくヒマだったら読んどいてくださいな。

あとはエンディングを18号さんといっしょに作っていく感じで、わりと原作に忠実な感じでダウンミュート入りの4拍16分割ストローク(ダンチャキンチャキチャ、みたいな。判らんな)を作ってみて、アチェルランド&クレシェンド、そしてアラルガンドーでF9に落とす、みたいな。左手のほうは「基本的にはプレーンなローコード、あとパッシングノートを乗せたらあとは気合いで聴かせる」というですね、ある意味では僕のいつもの理不尽をですね、指導しましてですね。そのうち僕の演ったやつもネットに載せておきましょうね。


終了後にHawaiian Dreamの戸締りをして、京王線利用の18号さんとは総武線で新宿駅までご一緒する(僕はそのまま東中野駅まで)。
り「今日は女生徒さんばっかりだったもので、ちょっとはおめかしして来ようと思ったんですけどねえ」
と言いつついつものてろれんな格好なわけだ。
18「あんまり気にしなくていいですよぅ」
気にしなくなったら俺は終わりだと思う。
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コメント
この記事へのコメント
あれ?
いつからタバキュー復活してんの。
禁煙やめたってのを読み飛ばしてるのかな。
2005/08/04(木) 20:17:28 | URL | aquirax #lz7/PP5w[ 編集]
つまり。
生徒「センセー、禁煙しませんか?」
センセ「はいはい」

生徒「センセー、禁煙なんかしないでくださいね」
センセ「はいはい」

文句あんのか(ある筈がないよな、フレキシビリティこそが儂ら唯一の取り柄だ>>悪鬼羅)。
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別件だが、「格好はどうでもいいです」と言われた時点である意味終わってるよなあ、俺。落ち込みはしないが納得はいかないのだったどんとはらい。
2005/08/05(金) 03:08:08 | URL | りび #GAkJEmLM[ 編集]
そういえば。
某SF大会の情報保障しに行った時に、朝の挨拶代わりが、
 り「とんでもないカッコしてるな」
 あ「きみに言われたくないぞ」
 り「たしかにそりゃそうだ」
こんなやりとりがあったな。儂ら格好は気にしてるってことか。
( Auftaktによろしくな 鳥取の大将も元気そうでなにより )
2005/08/05(金) 11:02:34 | URL | aquirax #lz7/PP5w[ 編集]
つうか
来ればいいじゃん。新宿8時な。
2005/08/05(金) 13:09:04 | URL | りび #GAkJEmLM[ 編集]
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