
てきとうに起床。購読していない新聞が玄関先に投函されているのは年に1回くらいはあることなのだが、なんだろう。今日は朝日新聞が放り込まれていたので、返品する義理もないから試読キャンペーンかなんかなのだろうと納得して読んでみる。漢字が多くて難しいので、てきとうなところで切り上げて折り込まれ広告にシフト。お、伊勢丹で沖縄フェア開催中、8月1日まで。高田馬場の靴屋Step in Stepはビルケンシュトックが安いが、次はオニツカタイガーにしたいものだが。
今日の合唱団員:「伴奏」というコトノハの話。
細かい話題なのかもしれないのだけれど。
かつて「合唱団で弾くピアノは伴奏ではなく共演です」とおっしゃっていたのは故・田中瑤子先生だったと思う。たしか1989年の暮れになにかの拍子で大橋図書館のコール・フリューゲルの練習に顔を出したら瑤子先生の譜めくりを、なんで俺なんぞに頼むかなあと思ったら指揮者はミスター・なんでもありの清水敬一だったんだな。いずれ譜めくりなんぞいてもいなくてもいいけど、いないよりはどんなんでもいいからめくらせとけといった感じだったのだとは思うのだが、とりあえず無料で田中瑤子先生のピアノが超至近距離で聴けるぜってんでそのあとの練習にはぜんぶ顔を出しました。それで練習のウチアゲでは定期演奏会本番の譜めくりはどうしましょうという話が出て、とうぜんそこはプロの出番だろうと思っていたら瑤子先生から「本番もりびさんで」とご指名が入っちゃったのにはびっくりするやら光栄やら。俺の人生でマジに緊張したのってかつて5回くらいだと思うのだけれど、本番ではけっこう顔面も引き締まっていたことと思う。
そのウチアゲの席でうかがったのがその「伴奏」と「共演」の話で、後に瑤子先生はどこぞの演奏会のパンフレットにも書かれていたものと記憶するが、聞いたときに「俺もバックバンドって言われるとちょっとムッとするかもな」ってんで納得したのを憶えているのでした。
さいきん某合唱系のMLで同じ話題が出ましてね。名前出しちゃって構わないと思うので書いちゃうとサタケユーコ先生としても同意見のようで(あたりまえですね、田中瑤子直系だもんな)、そのあたりの(言葉の正しい意味での)こだわりにも共感はします。定着するかってぇと、まあその。伴奏って言っちゃう(と言ってしまおう)ひととバックバンドって言っちゃうひとのメンタリティはおそらく同じ、乃至はそのへん考えてないわけなのだろうから、無神経の代表格みたいな僕にそれを非難したりいちいち意見を申し述べたりする資格はない、くらいの自覚はあるのです。
ピアノついでに書いておくと、先日は結婚式でピアノを3時間ばかり弾き続けたら各地から「たいへんでしたねぇ」とかいう意見が漏れ聞こえてくるのだが、ピアノ好きなら全員が判るが、そんなのはたいへんでもなんでもない。むしろ楽しいよね。
今日の甍:「リハーサルのウチアゲ」の話。
どうせこういう人間性なので書いちゃえ、っていうか僕はいろんなところで「音楽性は高いが人間性は低い」とか言われていて後半には文句は無いので書いちゃうと、こないだの甍の練習のウチアゲ居酒屋の話題で。
- ひとつ書いておくと、その練習のウチアゲの和民とかで割り勘の支払いが5,000円とか6,000円とかキツいわ。レギュラーのおじさんたちが出世しちゃって焼酎のボトル入れまくりなんだけれど、とうぜん僕も呑みまくりなので文句をいう筋合いではまったくないのだけれども、僕も割り勘ではそろそろそのお金持ち組に編入されるようになっていてですね、あはははは。だからっつって奢られるわけにもいかない半端な齢なので、とかぶーたれていたら日曜日はキムラ先輩が全員に奢ってくださいましたとさ。いつもありがとうございます。
- すごい話題その1:
清水昭と清水敬一(両者不在)のどちらが好きか。いろいろと出た意見は秘匿しますが(どうせギャグだしな)、あのひと(不在)とかあのひと(不在)とかから漏れ聞いた意見なども飛び交って、けっこう楽しい。 - すごい話題その2:
プロの合唱指揮者志望のナンポウくん(ナンポウでいいや、もう)に、おじさんたちからいろいろと指示が飛ぶ。僕の意見としては、とりあえずカサギ先生(不在)を亡き者にしてそのあとを襲う感じにすると依頼は増えるよね。カサギ先生を殺してどうすんのとも思うが、最短距離ではあるとも思うんだけどな。ナンポウくんも乗り気だったようだし、そもナンポウくんがマット・ディロンと萩原聖人を足して割ったような容貌なのでやったら面白いな。 - そのカサギさまとナンポウくんをつかまえて「指揮者風びゅんびゅん吹かせやがって」と言ってみたのは内緒。対抗して僕が先輩風をびゅーびゅー吹かせているのはもっと内緒。
勝ったと思うなよてめえら。
- それで合唱団が高齢化しているもので、うた以外の話題は尿道結石とか老眼とかに振れていくわけ。僕もメガネの度が少し合わないもので、日曜日の練習では会場の隅っこまで歌っていたのは「遠くから指揮が見えるかどうかのチェック」だったのは内緒。ほんとはミラーサングラスだったらかなり大丈夫なんだけど、そういうのでオンステージってのも、ねえ。
- そして本番衣裳は、やはり黒ジーパンを予定で、8月初旬からスリーシーズン(そういえば瑤子さんの譜めくりがいきなり決まったので、その足で新宿の三峰まで行って70,000円で買ったスーツだ)とか着てられまっかいな。黒革靴は980円で買ったやつ。なに、遠目なら判りゃしねえよ。ワイシャツは弟の結婚式のときに新調したやつで、こいつは冠婚葬祭用に梱包してあるわけ。
今日のメシ:
今日は父が仕事で不在だというのでちょいと実家に寄ってみて、とりあえず自分の朝食でオイルサーディン仕込みのオムレツなど作ってみる。んまい。では母のぶんはどうするかというと、そういえばヒカリモノ(青魚)がダメで油分もダメなのであった、あはははは、オイルでサーディンじゃぜんぜんダメじゃん。そのへんはまあてきとうに誤魔化して、梅干とか菜っ葉とかを出場させまして、と。
夜はつるかめランドで冬瓜と鶏肉を買ってきて煮ものにして、炭水化物でマロニーちゃんを足してみました。あらかた汁気の多いジャーマンプレートですな。あと胡瓜の切ったやつにアンチョビを乗せたちょびきゅう。けっこう好き。
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- 2011年7月28日(木曜日): やらない後悔よりもやって大失敗。
- 2011年7月26日(火曜日): ナマエダケデモオボエテカエッテクダサァーイ!!!
- 遊星ひとつ正誤表
「accompanistでなくpianist!」
http://www.youtube.com/watch?v=__FNCInnSKg&feature=youtu.be
お時間があったら、3:40あたりをご覧くださいませ。