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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2009年12月23日(水曜日)、玄関先にケルベロス。
08:00起床でなんとなく幸先がよろしいような気がしたのだが、ふと気づくとなんとなくタルい。そろりそろりと活動を開始して、お洗濯は少々と、貯めていたサントリー炭酸水の空き瓶をごっそりと空き瓶回収に提出する。

朝食はクノールのカップスープにお麸とかで誤魔化して、コーヒーなどいただきながら「今日は『イングロリアス・バスターズ』でも観にいこうか」などと優雅なことを考えて映画館をインターネットで検索してみたら、なんだかよく判らない。オフィシャル・サイトのメニューから上映館に飛んでも見つからないんだから、やっぱりシネコンのスケジュールなんぞあてにならんということなのだろうか。ちょうど10:00になったあたりでテープ起こしのお仕事が2時間分も舞い込んできたので、今日の映画鑑賞はやめにして、と。

あとで気づいたら今日ってなにかの休日だったんですね。こういう日はじっとしているに限る、なんせ平日にいくらでも出かけられる身なのだから、人が遊んでる日に遊ぶこたぁねえや。というか、お仕事を依頼してきたかたも同じような立場なのでしょうね。

昼飯、ご飯に辛子明太子、味噌汁はなぜか赤味噌は夏のもんだろう、赤味噌でモヤシと油揚、あとは漬物学者が手ずから漬けた白菜。冷蔵庫にはブリコを抱いたハタハタさんもいらっしゃるのだが、今日はなんか調子よろしくないからいいや。晩御飯もてきとうな感じで終わりました。珍しく食材はけっこうある(センセーやっていたもんだから、この時期は到来物で食いつないでいる)のだが。


今日のおやつ:

頭脳労働中はチョコレートとサクマのいちごミルクの消費がものすごいので、今日は追加でニボシを買ってきました。まあ常備品だけどな。軽い調理として、暖房機の温風がもろに当たる場所に広げて置いておいたら、午後までにはいい感じで「空煎り」したみたいになりましたよ。

ってか、下手にフライパンでやるより出来はいいのではないか。
僕は天才ではないのか。いやニボシの乾燥については天才ではないのか。


今日のいちいち調べない:

インドの不可触民さんたちのことをさいきんは「指定カースト」と呼ぶようになったらしいのだが、

  1. インド人さんたちはそんな呼び方はしていないと思う、
  2. そも不可触民さんたちはカーストの「外」にいらしたんじゃなかったっけ、
と、ちょっと思ったものでメモしておく。
そのうち調べてみよう。

今日のデタラメ:

某講演会の録音を聴いていたのだけれど。
資料には、演者は四谷さんという男性だとある。

司会「では、三鷹さんにご講演をお願いします」
あれ?
演者「ご紹介いただきました四谷です」
あれ? しかも声が女性だし(これはおっさんが聾者だったので手話通訳のお姉さんが喋っていたらしい)。
それで講演終了後に、
司会「五代さん、ありがとうございました」
だからあ。
いやまあ観客の皆さんには誤解もなかろうと思うので構わないのだけれども。

今日の五嶋みどりさん:

「タングルウッドの奇跡(伝説)」って、動画映像があったんですね。この発見は本日の幸せ。
五嶋さんが偉大なのは(というか演奏者なら誰でもこうすると思うし、当然のことをふつうにやるから偉大なのであって)前提としてどなたかご教示いただきたいのだが、

  1. バイオリンの弦ってそんなによく切れるものなの? ギターなんかだと本番前に弦を替えるのがふつうだと思うんだけど(ウクレレはあんまり替えないと思う)、そういう話とは違うのか。
  2. コンサートマスターとセカンドバイオリンの人も「交換後」に弾いていたように見えるのだが、やはり後列までバヨリン順送りみたいなことになるのでしょうか。
  3. 弓はやはり「マイ弓」なのでしょうか。「楽器各々との相性」と「人との相性」で言うとそりゃ「人との相性」のほうが重要そうには思えるのですが、詳しくないもので。
  4. 顎にあてる部品、なんかスペーサーみたいなやつって、「ないと困るけどなくてもなんとかなる」感じなんですかね。あのタイミングで装着するとなるとそういうことだよね。
このへんは技術的な話だとして、噂だけは聞いていたものを映像で拝見して面白かったのがバーンスタインの対応で、もうどこまでも(アイコンタクトもなく)五嶋さんを信用して(乃至は自分の持ち分をきっちり演って)、止まったり進めたりしているのが素晴らしい。年齢差もへったくれも関係ないあたり、僕らが行ってるセッションとも変わりませんな。眺めていてものすごく嬉しくなる画でした。


明日は、

中野の郵便局に行かなければ。

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コメント
この記事へのコメント
初めまして。
いつもブログ拝見してますが、コメントは初めてです。
バイオリンの件、「2」だけは分かるので書きます。

1stバイオリンの一番後ろに予備のバイオリンが置いてあるのです(スタンドに立ててある)。
でもって、弦切れの楽器は順繰りに後ろに送られることになってるそうです。

置いてある楽器はいつも見てますが、実際に順送りされてる光景を見たことないです。
チェロやコントラバスの後ろには置いてないので、そちらがどうするかは分かりません。
中途半端な情報で申し訳ありませんがこんな感じで。
2009/12/24(木) 01:00:47 | URL | YOU16 #ztHzLaig[ 編集]
ご教示ありがとうございます。
あ、予備があるんだ、なるほど。勉強になります。

今回はまず1挺くたばりましたから、そこはコンサートマスターのを借りて。もう1挺がくたばったらなんでサブマスターのを借りたのかがよく判らなくなりますが(理屈としてはコンサートマスターがサブマスターに借りた楽器をソリストがコンサートマスターから借りることになります)、いずれにせよ予備物件やはりファーストの最後尾にちょこなんと置いてあったということなのでしょうね。それで楽器を借りられた次席の人が下手の人(シモテですよって為念)のを借りてそこから順送り(とも見えます)。ふむ。最後尾のひとは弦張りとチューニングで忙しかったということなのかしらん。

弦楽器の弦が切れるというと、泉谷しげるがよくギターの弦を切っていますがあれは別格として、ジェイク・シマブクロがウクレレの4弦かなんかを切っちゃったけどそのまま弾ききったという一つ話はありますね。あとはピアノの弦を切るひとがたまにいますが(僕もやりました)、あれはもうどうしょもないな。これもバイオリンで、山崎規夫という偉い人が熱演していてボウのほうの弦というか馬の尻尾をぜんぶ切っちゃって棒で弾いていたことがありました。これもまあ別格だあね。

チェロやコントラバスみたいに弦長があるとそんなには切れないような気もしますし、あんなもんの予備を置いといたらやっぱり足の踏み場がなくなるような気もしますし。僕はステージにはハーモニカを2本持ってあがりますが、そんなものはポケットに入るのでどうでもよろしい(意外とすぐにリードが折れちゃうんですよ)。あとホロビッツだったかがスタインウェイを3台くらい「持って」ツアーに出ていたような気がしますが、あれは予備だったのかしら。ディジー・ガレスピーは愛用のトランペットを踏まれたことがあるようですが、ひん曲がったのをそのまま使っていたようなのでもうこの話題とは関係ありませんね。

ちなみに大きなコンサートホールだとピアノが何台も置いてあったりしますが、あれも予備じゃないんでしょうね。杉並公会堂にはスタインウェイとベーゼンドルファーとベヒシュタインがあるみたいですが、あれはさらにまったく予備じゃないか。東京文化会館みたいにスタインウェイがごろごろしていると「これはもしや」とも思ったりはするのでしょうが。あ、日本青年館でスタインウェイの「足が折れて」予備が出てきたのを目撃したことはあります。あれはちょっとすごかった(折れた場面が)。
---
さらにまったく関係なく、五嶋みどりさんが最初に弾いたバイオリンは「1/16サイズ」だったとWikipediaにありました(URL参照ください)が、本当なのでしょうか。2尺の16分の1って、たぶん全長4cmくらいしかないぞそれ。ぜんたいどこを弾くんだろう。そも弓が箸より短いし、フレットレスでようございましたってなもんで。あ、そのサイズだったらポケットに入るぞだからどうした。
2009/12/24(木) 06:24:01 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
門外漢に近いが。
何でも知ってるわけじゃないが、この手のバイオリンの話は、たまたまよく知っている。元カノが東京交響楽団のバイオリン弾きだったんだよ、ふんっ。おそらくフィドル弾きの人が、そのうち専門的に詳説してくれるかもだが、とりあえずわかる範囲で書いておく。

1.
弦の材質によって切れやすい切れにくいはあるけど、普通はそんなに切れない。音質にそう拘らない弦の場合は切れにくい。それでもよく切れるのは弦と楽器の接触部分(アジャスターとか)が原因なのがほとんど。まあ消耗品だしプロの人が激しい曲を力を入れて弾きすぎると、摩擦で細い弦自体が切れる事はあるよ。

本番前に弦を張り替える事はしない。ウクレレをやってりゃわかると思うんだが、バイオリンの弦は新しいものに張り替えたばかりだと、すぐに音が下がってしまう。弦がある程度伸びて音程が安定するまでは数日かかるため、もし張り替えるなら数日前にやって慣らしておくだろうね。

2.
先の人も答えられているように、慣習的には順送りが正解。実際に元カノの場合も音大時代に、コンサートマスターの弦切れと仮定して、演奏中に順送りして演奏を続ける練習を何度かさせられたそうです。プロオケの場合はたいていそうだが、ソリストが切れた場合はケースバイケース。

弘法筆を選ぶタイプのソリストだと、演奏を中断し張り替えてから最初や途中から演奏を続ける場合も稀にある。他の人の楽器だと技量が発揮できず意味がないという理由でね。コンマスが渡して後ろまで順送りの場合もあるし、コンマスの次席まで交換で、サブマスターがその場で弦を張り替える場合もある。

五嶋みどりさんの奇跡も凄いが、ニューヨークフィルだったかでソリストが弦切れでコンマスのと交換し、コンマスは次席のと交換し、サブマスが弦を張り替え出した。その時にソリストがポケットから予備弦を出してこっちを張れと張り替え作業中のサブマスに渡した。3分後に3人はまた自分のバイオリンを弾いていたという早技の奇跡も凄い。

ちなみに五嶋みどりさんは、二度交換した奇跡の話が伝説で有名になりすぎたが、弦が切れたバイオリンでそのまま最後まで引き続けたという有名な話もある。他の弦で指使いを変えて弾き続けるのが可能な曲だったというのもあるのだろうけど、とんでもない高度な技量の持ち主だからこそ突発でも出来たアクロバットだろう。

そういえば「ゴルゴ13」を愛読している君だから、似たようなシーンを読んだ事がないだろうか。どんな話だったかちょっと思い出せないんだが、切れていない弦を素早く調節して弾き続けるというクレージーな芸当をやっていたように思う。忘れちまったよ、違ったらすまん。

順送りになった最後はどうなるか。これも楽団によって違って様々。先の人が言われるように調弦済み予備を専用スタンドに立ててある時もあるが、空席を設けてその上に載せておくほうが多い。予備を用意しない場合は、最後尾はその場で張り替えず退場して舞台袖で弦を張り替え、演奏に影響がなさそうな場面で復帰する。海外プロオケはこちらのほうが多いと思う。

チェロやコントラバスの場合はどうするか。さすがに順送りはしない(できない)。ただし、トップの人が切れた場合だけは、必ず隣の人と交換して演奏を続けるという約束事は存在する。その後は誰かが袖で張り替えてくるんだろうけど詳細は知らない。ビオラはおそらくバイオリンと同様ではなかろうか。まあバイオリンと違って滅多に切れないんだが。

3.
これは「マイ弓」で「人との相性」でしょうね。さすがにストラディバリウスみたいに億単位という事はないが、たかが弓でも数千万円するブツもあるし、長さや重さや材質や構造の違い以外に、わざと湾曲させている弓もある。まあ重心バランスとかも重要みたいだよ。

4.
基本的に肩と顎で挟むので、ハンドタオルやハンカチがあれば顎アテはなくてもなんとかなるんだろうけど、問題はバイオリンの角度みたいだね。鎖骨や顎の骨格や腕の長さの個人差で弾きやすい角度ってのがあり、それを調節するのも重要みたいだよ。このへんフィドルの人のほうが自由自在っぽいな。

しかし、五嶋みどりさんというのは特殊かもしれない。普通は鎖骨と顎で押さえるのを、今は肩の前と頬で押さえて演奏する事も多い。それだと顎アテがなくてもなんとかなりそう。この方法だと楽器が垂直に近くなる(表側が前を向く)。音の飛ぶ向きが客席方向になるので、元々演奏自体の音がよく通る人なんだが、結果的にさらに音が後方までよく届くと。

でさあ、この映像。顎アテを装着しているのではなくてよ、肩アテのほうを装着しているんだよ(上じゃなくて下)。重くて長くて辛かったんだな。奇跡として驚くのは、五嶋みどりさんは小さかったので3/4サイズのバイオリンを使用していた点だ。これを弦切れで交換してフルサイズのバイオリンを弾いた。二度交換よりフルサイズで弾ききったほうが凄いと思ったね。

なにしろ長くなるんだから、左手のリーチに余裕がなくなるだろう。左肘がピンと伸びきって余裕がなくなったら左手の小指は自在に使えないよな。よくもまあフルサイズで普段は練習もしていないだろうに突発で弾ききったよね。ちなみに1/16サイズなんてあるの知らない。元カノの部屋にも1/8から飾ってあったし。
2009/12/24(木) 16:58:36 | URL | aquirax #MM3YJURI[ 編集]
それだけ語れりゃ立派なもんだろう。
悪鬼羅の謂う「ふぃどるの人」はたぶん山崎規夫師父だろうから(そういやいちどかそこら遭ってるよな)、あの師匠はソリストの弦が切れたと見たら「しょうがねえなあ」とかいいながら立ち上がって替わりにソロを弾いてくれるので参考にはならないと思う。

あと僕は新星日響でハーモニカを吹いたときにはバイオリンの列の最後尾にいて、チューニングのときに「なんかせにゃいかんかな」とか思ってハーモニカでA=440を「ぷー」と吹いたらバイオリン列の人にはウケた。というくらいに詳しくないので、あそこでソリストの弦が切れてバイオリンが廻ってきたらどうしたんでしょうね。それはそれで楽しそうなのだけれど。

あと、元カノがどこにどんだけおんねん悪鬼羅。僕なんかさいきんおとなしいものなのですが。
---
1.
ウクレレの弦は、ナイロンっぽい(たまに「猫の腸」だったりする)もので、スケール(全長)の関係もあるのだろうがたしかに張った当初はどんどん下がるなあ。40cm弱くらいだと思うんだけど、バイオリンもそんなには変わらないんじゃないかしら。材質も似たようなもんでしょ、たぶん。

2.
ゴルゴ13だと、『G線上のアリア』の話かしら(たしか『G線上の狙撃』とかそんなん)。『G線上のアリア』を演奏中のバイオリニストがゴルゴさんにG線を撃たれて切られて、たぶんD線を緩めて演奏を続けたとかいう弦楽器奏者としては「それはどうなのよ」みたいな話でした。そも弦がべろんべろんのような気もするし。あ、だから偉いんだな。
今回の五嶋さんが切ったのはE線なので、理論的には他の弦のハイポジション多用で対応することは可能かとも思わないでもないが、そんなもんじゃないよな。

4の下.
楽器のサイズについては、これもレベル違いで言うのもナニだが僕はふだんはソプラノで、たまにコンサートだのテナーだのを弾いてもそんなには違和感はないなあ。鍵盤楽器でもたまに幅の狭いのがあるけれども、まあちょっと弾いていれば馴れるようなもんだが。でも隣にバーンスタインとかがいたらちょっと涙目になるかもしれない。
---
16分の1サイズについては、誰か教えてくれ、さっぱり判らん。
そも演奏可能なのかしらん(笛の一噌幸弘はジュースの瓶でなんでも吹くそうだが)。
2009/12/24(木) 23:12:01 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
早くも2度目の登場でm(__)m。
僕のは仕事で見る回数の多い某N響さんの対応です。
あと昔楽器運びバイトしてた新日フィルも同様だった気がします。
ステージ出るとき2台持ってる人がいた記憶があります。

16分の1サイズについては検索したらこんなの(URL参照)が出てきました。
何処をどのようにしてこのサイズ名に決まったのか全く分かりませんが。
多分cmで書いてあるんだと思います。

ウチの職場にはピアノはスタインウェイ(フルコン)が2台ありますが、クラシック系ではこっち、ポップス系ではこっち、みたいな慣習があります。ので、予備って意識は全く無いです。一つの催しで2台使う時は仕方なく両方つかっちゃいますし、ポップス系のは番組でミュート(フェルトなど物理的な感じで)かけられちゃったりします。
ヤマハの白セミコンがあるんですが、生放送当日に弦が切れて大騒ぎになったこともありました。
東京文化や初台のオペラシティ(タケミツの方)みたいにスタインウェイが4台くらいあると予備に思いたくもなりますね。機会があれば聞いておきましょう。

荻窪の某ライブハウス(アルカフェではありません)で、2組目の出演者の時にペダルが壊れてトリの人が無理矢理演奏してた時は聴いてる方は面白かったです。
2009/12/25(金) 02:01:40 | URL | YOU16 #ztHzLaig[ 編集]
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