FC2ブログ
徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2009年2月14日と15日(土曜日と日曜日)、Akira de Cantat。
AKIRA de Cantat
さて、土曜日だ。

ふう、戦時下生活も今日で終わりかなどと思いつつ09:00起床。晩にとんはく鍋など齧っておいたもので腹も減っていないし、ざばりとシャワーを浴びてからT.M.Revolutionの代紋Tシャツにサングラス、黒のスリムジーンズ(礼服兼用)に革ジャンという受付担当者としては信じられない衣裳に着替えて、少し早めに杉並公会堂へ向かう。

ほんとは11時過ぎくらいから山台積みがあったのだが、見たらなんだか手も足りているみたいだし。忙しく立ち働いている潤哉さんに持参の弾き語り用BETA58を手渡しつつ「本むら庵は何時からやってますかね」と思いっきり呑気な質問をして、苦笑されつつもう開いているらしきことを教わって、のんびりと10分歩いて笊蕎麦など手繰る。それからジーンズメイトに廻って衣裳の黒シャツを回収してホールに戻って、と。


演奏中 今日は受付主任をやってから合唱団で歌って、ジャズのハーモニカを吹いてからまた合唱団員に戻って、終演後はまた受付主任というわけの判らない仕様になっているもので、取り敢えず忙しい。まずは受付と袖とステージを行ったり来たりの動線をメモにしてみて、下手袖だの上手袖だのに衣裳だの譜面だの楽器だのをこっそりと配置していく。気分は『ナバロンの要塞』のデビッド・ニーブンですな、わっはっは。

受付主任のりびけんさんは、早めに来てくれたキーちゃんとワタルくんを犠牲者に決め込んで、ざっくり「やること」を説明する。チョコレート受付とCD販売ブースがあるのを除けば、開場前30分から開演までの60分がだいたい勝負ということになるから、そこだけきちんとしておけばなんとかなるっしょ、という魂胆ですね。2階の扉担当が見当たらなかったので、これは聴きにきていたフリューゲルの後輩をとっつかまえてお願いしておく。開場前の場外整理も、これはそのころにはヒマであろう合唱団員をとっつかまえてお願いして、と。よし、アウトソーシングだいたい完了。
17:30開場のところ、17:15くらいには2階ロビーが満杯になって、「みなさーん、西に10センチずつ移動してください、せーのっ!」みたいなことをして遊ぶ。階段にはおっかなくて行列はつくれないので、1階の階段下で入場制限をかけてそこから屋外に向けてまた行列を作って、このへんはまあなんとか大過なく。あとはルーチンなのでときどき様子をみるくらいでしたかな。

清水昭師父 合唱団員のりびけんさんは、発声練習にはのんびり参加できたのだが、合同曲のリハーサルには出たり入ったりでしたな、まあしかたあるまい。間宮芳生『合唱のためのコンポジションIII』のリハーサルはちょっと無理してフルサイズで乗って、繰り返し記号だのなんだののチェックは受付業務中に赤鉛筆でやらかしてですね。
本番のステージでは、なにしろ10年ぶりくらいの合唱でですね、コンポの三番の二番くらいでもう腹筋が痛み始める。なんか中身出ちゃうんじゃないかみたいな感じで、歌いながら右手で腹のあたりをもみもみしているヘンな奴。合同ステージでは最初っから痛いのだが、最後の最後にベースのフォルテシモで見せ場があるのは外せない(ここを外したらなんのために歌っているのか判らない)ので、腹筋の一本くらい切れてもいいやくらいの感じで無理矢理押し切る。もみもみしながら。背筋と肛門括約筋は無事だったのでなんとかなったけど、馴れねえことはするもんじゃねえな。

CD『ナチュラル・ウエディング Pastel』 ハーモニカ奏者のりびけんさんは、これがいちばん気楽でですね。そも今年になってハーモニカを吹いたのが、ほぼ先週のリハーサルと今日のリハーサル、あとは本番ってなもんさ。
『The Days of Wine and Roses』はピアノトリオ+僕のクロマチック・ハーモニカで、イントロから構成までぜんぶ決めさせていただいたものだから、ルバート入りのピアノでテンポ出しのスウィング、ソロはハーモニカからピアノ、ベースと行ってドラムスとのフォーバースを2つ廻して、エンディングはイントロのパターンと同じといったところか。コンサート・ホールでの演奏というのも珍しくて、たぶん府中の森と池袋芸術劇場で演ったくらいなんじゃないかな。どうなることかと思っていたのだけれども結果としては演りやすかったのはリズム・セクションとPAのお手柄でしょうな。『Moon River』はコーラスのTanto Gutsのアレンジで、バラッドで入ったものが上向転調してスウィングになったところで僕のソロ、ソロが終わるとまたバラッドに戻るって、つまり僕は添え物みたいなもんだから気楽に遊ぶ感じか(ちょっと砂漠いったけどまあいいや)。それでTanto Gutsがいい感じでラストのDmajに入ったところでメジャーセブンスとかナインスとかのフェイクを入れてみて、「なんであんたはいつも美味しいところを持ってっちゃうんだ」という苦情があとでありましたが、知らん。いつもの手口じゃけん。

あー、面白かった。


  • フロア各地に表示される「当日券」だの「CD販売」だのと書かれた所謂「前垂れ」と呼ばれる紙は、花束受付の表示はきっと「花束受付」になっているんだろうなと思って、自主的に「チョコ受付」とHG丸ゴシックM-PROの赤字で印字したものを作成して持参して、勝手に貼ってきました。チョコ受付担当のお姉さんには「花束受け付けます」と言うように指導して、と。

  • なんでか無慮大量のチョコレートを頂戴しました。受付の女の子たちからは「有志」ということでチョコバーみたいなやつ。キミエさんから「本命ではありません」と書かれたもの(判るってば)。あとあっちこっちからいろいろ、ありがとうございました。

  • 杉並公会堂をうろうろしているといろいろなかたにご挨拶をいただくわけだが。ほんとは誰がどなただかほぼ判っていないのだが(たまに覚えてる)、「あ、どうも」とか言いながらにこにこしている俺がいるの。ごめんなさい、ステージ・マネージャなりを勤めるたびに50人単位で顔見知りが増えていくんだぜ? いちいち覚えておられないのです。人類の能力を超えています。ごめんなさい。
    チョコくれたかたは覚えているのです(したがってキッタさんのことはもう忘れた。ニシさんは覚えた)。

  • ギャラが出ましたね、演奏者と受付主任のポチ袋がふたつ。えーと、合唱団員としての参加費を拠出して、ギャラが出て、ウチアゲの宴会費はもちろん払って、あと事前の打ち合わせと称した宴会費があれとこれで、あれ? だいたいイッテコイってことかしら。

  • 師匠のピアノ弾き語りがあるというので、そっち向けにやや指向性の広いBETA58を持参して使っていただきました。事前に潤哉さんに貰った「ジャズ進行表」を眺めて、メールに「ピアノの弾き語りってまさか」って書いておいたらお返事に「その"まさか"なので」とあったのは内緒。

  • そのBETA58を回収してくるのを忘れましたが、そのうち気づくとアルカフェに置いてあるんだろうな。当座の使い途があるわけではないけれど、居間の真ん中に突っ立っているマイクスタンドがなにやら寂しそうです。

  • パンフレットには僕の名前も表4に堂々と乗っていて、プロフィール欄には「貧乏な音楽家として活躍中」とある。受付お手伝いの女の子にいきなり「貧乏なんですか?」と尋ねられましたが、貧乏なんですよ。

  • 楽屋のほうのトイレの看板が修正されていました。画像は以前の「たれてもトイレ」と、昨日撮影した「だれでもトイレ」。
たれてもトイレだれでもトイレ

終演後、ボロ雑巾というか燃え尽きた矢吹ジョーというか産卵後のシャケみたいになっているボケちゃんの撤収作業に付き合ってなんだかんだあってから、新宿の凛火で楽しくウチアゲ。80人くらいもいたかしら。いらねっつうのにスピーチも廻ってくるもんだから、ハーモニカ依頼から始まって受付がもれなく付いてきてなんでか合唱もあっていらかに取り込まれてどんどん堕ちていく私、みたいなことを短めに喋ってみる。どうでもいいけどハーモニカがバカウケなのはなんとかならんのか。ライブ演っちゃうぞっての。

それでとうぜんのように二次会が27時まであってべろんべろんになって、Tanto Gutsのさいとーさんと始発までそのへんの焼肉屋でもういっぱい。帰宅して腹にバンテリンを練り込んで、死に寝。



日曜日、昼ごろに起き出してテープ起こしのお仕事などにとりかかってみるが、見事に役に立たないそれこそ産卵後の鮭状態の俺。パフォーマンスのよろしくないときに努力しても仕方がないので、昨日頂戴したチョコレートなど齧りつつ、脳にやさしい生活を心がけるわけ。とりあえず『笑点』は観た。

今日は早寝して、明日がんばろ。

関連記事
スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
お世話になりました
先日は、ども♪
ドラムの金子です。

たれてもトイレ、意味深でいいっすね(笑)。

是非またよろしくです~
2009/02/16(月) 19:04:07 | URL | きん #Lpe/bCCk[ 編集]
こちらこそ。
ありがとうございました。

乗っかってりゃ楽ちんだし、引っ張りゃついてきてくれるし、壊れそうになると修繕してくれるし、素晴らしいリズム隊でたいそう演りやすうございました。

たれてもトイレ、僕も大好きなんです。直さなくてもよかったのに、みたいな。
2009/02/18(水) 15:32:47 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
footcopy