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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


セミナー『宿泊施設と情報バリアフリー』を見物してきた。
ありし日の雄姿 #3 某所福祉系NPOの理事でマリちゃんというのがいるのだが、最初に字幕現場でお会いしたのはよかったものの、その後はハマ小机のカラオケパブで接客修行をしていたり、しまいにゃThe Zirconsの追っかけで横浜ベイホールまで来てみたりと、肩書き知らなきゃただのミーハーに見えないこともない(←穏便な言い回しの見本)。いつもご贔屓にあずかりありがとうございます。

そのマリちゃんが予約していて行けなくなったワールドパイオニアの(と書いちゃって構わんだろう)情報バリアフリー連続セミナー第3回『宿泊施設と情報バリアフリー』というのを、代理で見物してきました。

といったようなことかな。

ありし日の雄姿 #1 会場はてっきり小ホールだと思い込んでいたら(莫迦ですね)、かつて「ウェイン町山の映画講座」とか「切通理作サバイバルナイフ事件」とかで訪れたことのあるキャパ100ほどの視聴覚ホールでしたね。お客さんは30名ほど、おそらくはユーザ(聴覚障害者)が半数ほど、企業(宿泊系と運輸、ということかな)からの観覧が半数ほど、そして野次馬がひとり。その野次馬の俺はよしゃいいのに赤いセーターに緑のマフラーに黄色い上着に青いジーンズに赤い靴とかいう服装で行っちゃったもんだから、なんか悪目立ちしていたかも。万国旗じゃねえんだから。
客席にパンフレットを配っていたワールドパイオニアの人が僕を見つけて「なんで?」とかおっしゃっていましたが、まあそんなこともあるさ(笑)。

それで、おとなしーく13:00から16:30までお話を聞いて帰りましたとさ。
実は僕ってけっこう長っ尻のできない質なのかと思っていたのだが、話が面白ければ飽きることもないんですね。なんだ、中座した映画とかは映画のほうがつまんなかったんじゃん、『Ray』とか『修羅の群れ』とか(笑)。


話の中身のほうは、
  • 米国のホテルの情況報告、
  • 東京都からの施設助成の説明(なんか中途半端に出資してくれる)、
  • 現役で接客業をやっておられるホテルマンの報告がふたつ(めっさ面白い)、
  • ベター・コミュニケーション研究会つまりワールド・パイオニアさんの報告があって、
  • 情報保障機器のメーカーの発表、
  • 質疑応答、
ざっくり言えばこんな感じか。
かつて僕がPC要約筆記をやっていた頃にはまず見なかった話題なのだが(俺だってこれ系統の講演会に500回くらいは参加してるんだけどさ)、もう福祉でもなんでもなくて、ざっくり「聴覚障害者をユーザとして取り込めば売上が上がりますよ、そのためのハードを私たちは売っていますよ、でもソフト面(人心面)も充実させなきゃ実効はありませんよ」という話で、とても好感がもてました。いやマジで、インターネットがエロで発展したのと同じで、具体的な実利が見込めれば参入者は増える。とても正しいし、ビジネスとして説得力があるし、それ以前に話が上手いわ、みんな。
ありし日の雄姿 #2 情報保障は手話通訳とPC要約筆記で(磁気ループとかはなかったと思う)、PC要約筆記はかなり達者で安心しました。安心したけど、表示マシンのオートパワーオフを切ってなかったけどな(それで落ちてやんの(笑)、恥を知ろうよ)。それで2人×2チームで3時間半って、あいかわらずパソコン要約筆記者って奴隷労働の世界なわけね。そこはがっかりしました。2時間超えたら3チームだろうによ、そのうち健康被害が出るぞ。
あと細かいところだと、
  • あたりまえなのだろうが、聴覚障害者の皆さんってマイクの使い方がヘタだね、やっぱり(と先日のロックコンテストで賞を貰ってきたボーカリストの僕はえらそうに言う)。ありがちなゴッパータイプの場合ならマイクに向かう角度でもけっこう音量は変わってくるし、それ以前に演台のマイクがまっすぐPAスピーカーに向かっていた。設置した側にも知識がないってわけだよ、2,500円もとっといてほんとにもう。
  • 段取りも、まあふつうに悪い。「ではあの時計で10分まで休憩」ってオガワ君が言っていたが、時計をみたら残り2分。1時間おきに設定されている休憩の2度目ってば常識的にトイレタイムだろうに、正気か。それでけっきょく転換がオシて、再開されたのは15分ってなもんで、なら最初からそう言えっての。
  • 配布資料は40ページもあってけっこう充実した内容だったと思うのだが、なんでかこれが安いリソグラフで、せっかくの中園さんの新聞記事なんかが載っているのだが文字が潰れて読めやしねぇ。でもなんでか贅沢にガチャック製本って、考え方が判らないというか、妙なところでセコいと思う。
懐かしかったのは「でふとぴあ」の名前が出たことで、かつて1回だけだけど行っておいてよかったな、あれはいい経験だったというのを思い出しました。
そんなこんなで、誰しも(僕も)加齢による失聴は免れ得ない、そういうときに乗っかれるインフラが作られつつあるのかもしれない、くらいの期待はさせてくれるいいセミナーだったと思うのでした。

    関連記事(読んでね):ボストンお茶会事件
    どんなにインフラが整っていても、利用者側が莫迦だとどーしょもないよ、というお話。全難聴はたとえば宿泊施設での聴覚障害者向け災害警報システムの設置を希望する義務も権利も捨てました、どっとはらい。
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コメント
この記事へのコメント
あら行ったのね。
なんだつまらんとか言わないオトナな私(何を期待していたんだ!(笑))。

いい話なんだろうな。 「福祉」や「心」ばかり 御題目にされていたしな。
それで喰い物にされていた時代しか知らないから、ええ話だと思える。

反面、情報保障の世界は進化ないんだな。相変わらずのポカと環境。
十数年経ても、人も境遇もなにも変わっていないような感があるなあ。
これでギャラ相場でも向上したならいいんだけどきっと相変わらずか。

しかし、君の現場写真2枚、いずれも俺が撮影した写真なんですなあ。
まあドキュメンタリータッチに現場写真を撮影する奴もそうおるまいて。
2008/02/28(木) 18:38:48 | URL | aquirax #MM3YJURI[ 編集]
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