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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2007年12月25日(火曜日)、アンジー!
オスカー・ピーターソンと私:

CD『オスカー・ピーターソン・トリオ/プリーズ・リクエスト』 CD『ジョン・コルトレーン/バラッズ』 CD『ジェームス・ブラウン/ライヴ・アット・ジ・アポロ』 朝いきなりのニュースで、オスカー・ピーターソンの訃報を聞く。

ずいぶん以前に宇都宮市文化会館(ジム・ホール付きだったか)とか青山ブルーノートとかで何度かライブを聴かせていただいて、ピアノ聴いて知恵熱出したのはあの人が最初で最後だよなあ。いや凄かったし楽しかった。

まだ小学校低学年でぶいぶい言わせていたころの僕は、母が近所のレコード店から「どうにも売れないから」というので破格で貰い下げてきた3枚のレコードを聴き始めました。
ピーターソン『プリーズ・リクエスト』、
ジョン・コルトレーン『バラッズ』、
そしてジェームス・ブラウン『ライブ!』。

凄ぇ町だろ、宇都宮ってとこは(笑)。そして無垢の入門者にとってある意味で完璧なコレクションとも言えるこの3枚をそれこそ擦り切れるくらいに聴いたのが僕の音楽生活のはじめ。『Goodbye, J.D.』なんかなにが起こっているのか判るころには小学校も卒業間近になっていたりなんかして、そういう意味では最初の先生がピーターソンだったのかもしれません。

CD『アニタ・シングス・ザ・モスト』 その後は、アニタ・オデイと組んだやつをよく聴いていたかな。この人の歌がまた滅茶苦茶で「そいつのどこが四拍子やねん」と思いながら聴いているとやっぱり四拍子だったりなんかして、でもいろいろあって僕はその後にセロニアス・モンク方面にどんどんヨレていくことになるわけだが、長くなるからこのへんでおしまいっ。


今日のアンジェラ・アキ:

CD『アンジェラ・アキ/TODAY』 誘ってくれる人があって、クリスマスやつうのに日本武道館までアンジェラ・アキのソロ公演を聴きにいってきました。えらく元気なお姉ちゃんで演奏も安定していたし、たいそう楽しかった。

ご本人がMCで「武道館でピアノ弾き語り公演って初めてなんですって」と言っていたが、エルトン・ジョンが‥‥1990年代にレイ・クーパーと来日したときに、僕は日本武道館にいた。知人の視覚障害者2人の引率という名目であったが、例の切り立った2階席に目のヘタクソなのを2人も連れていったもんだからけっこう怖かったのも覚えていて、でもあれはレイ・クーパーがもれなくついてきていたし、「弾き語り」じゃなくて「バンド」扱いなんだろうな。そもエルトンはピアノ1台とはいえディレイやハーモナイザも駆使していたし(袖にマッキントッシュが2台あるのを視認しました)、今日のアンジェラさんはせいぜいリバーブくらいしか使っていないんだから、ピアノ弾き語り的には圧勝ですないずれ。


この人を最初に観たのは2005年10月24日のNHKホール『POPJAM』公開録画で、なにさまだ俺様はみたいな感想が残っています。
>>アンジェラ・アキさんというのは日米ハーフのバタ臭いのだか山出しなのだか判らないお姉さんで、とくにテクニックをひけらかすのでもないが安定したいいピアノは得点でしたな。エンディング前の高音のフェルマータにリバーブがかかって、それはいいのだが、そのあと平歌に戻ってもリバーブがかかりっぱなしでした。普通なら戻すところだと思うのだが、そういう構成だったのだろうか。戻し損ねたような気がものすごくするのだが。文句はないのだが。
その次が2006年2月27日のNHKホール『POPJAM』公開録画で、なにさまだ俺様はみたいな感想が残っています。
>>アンジェラ・アキさんというピアノの弾き語りの人が心に残りましたが、ちょっと呼吸が甘いかなあ(僕が生意気ですね、すみません)、そのせいで高音部の音程と伸びがもう一つだったような気はしました(だから生意気なんだってば)。今後に期待します。
えらそーでごめんなさい。いやほんと。
開始前にツレと「ピアノ1台で弾き語りって、ふだん俺たちがライブハウスで演ってるのとぜんぜん変わんねえよな」なんて言っていたのですが、大間違いでしたね。ふだん俺たちがライブハウスで演ってるよりもよっぽどフレンドリーで楽しめました。意外とアルカフェ向きの人材なんじゃねえのか、アンジェラ・アキさん。

演奏のほうはやはり伸びやかな声に明瞭な発音と発声、無理と無駄のないピアノ演奏という感じでしょうか。ピアノは低音が気持ちよくて、終演後にステージ近くまで観察しに行ったのだが無銘と浅学で機種は特定できず。音色はベーゼンドルファーっぽかったんだけどな、それにしちゃ車輪が異様に小さかったし、でもスタインウェイじゃねぇだろうし、なんだろあれ。

演奏の伎倆のほうは、なんで「アメリカン・ポップス育ち」だというわりにキーがBbとかEbとかFばっかりなんだろう(Pops育ちならEとAとBばっかりになる筈だ)、キー選択はあきらかにジャズ者のそれです。でもそれにしちゃディミニッシュ・モーションとかほぼ皆無で、その代わり(として成立する)sus4とオルタードベースが多用されておりましたな。これはこれでスタイルとして確立されているわけで、安心して聴いていられました。あ、またえらそーですみません、さいきん聴いてるピアノの弾き語りというと僕とか横ヤンとかJun-Gとかのスリル満点路線ばっかりだものですから。

ついでみたいに書いておくと、照明効果が素晴らしかった点は特筆できると思います。音響もよかった。そんでMC中に酒まで飲み始めるくだけかたがまたよかったね、あんたは加藤登紀子かThe Zirconsか(笑)。というわけで来年1月31日の国際フォーラム公演にも僕は行くようです。こんどはちょっと予習していこうかしらね。


今日の晩飯(同伴特区):

ステージぐるりに客席を設置した武道館には14,000人(土曜日の『甍』の20倍)のお客さまがいらしたそうで、実はアクセスというか動線の無茶苦茶な武道館から九段下駅までは人山の黒だかりが大渋滞で、しょうがないからツレの女子とそのへんの台湾料理『凱々菜館』さんでラーメンなどいただきました。席に着いたとたんに灰皿に前のお客さんの吸殻が残っていて「なんだよこの店は」とも思いましたが、食事は美味しかったからまあいいか。

そういえば去年のクリスマスにも、ぜんぜん野心も関係もない妙齢のお嬢さんと午前1時から焼肉屋さんにいたなあ、僕は。「人からみたら完全にデキてますよね、俺たち」とか言いながら(笑)。もう色気があるんだかないんだかさっぱり判りませんが、どさくさ紛れに酒も飲み忘れたなあ。ビールくらい飲んどくんだったかなあ。まあいいか、29日にはちんこまつりもあることだし。

そうだ、ちんこまつりがあるのだった。今日25日はこんな心洗われるようないいライブを聴いて、明後日27日にはアルカフェでなんだかよく判んないことになってるけど和やかなライブを予定していて、そして29日はT.M.Revolutionの男子限定ライブで阿鼻叫喚の地獄絵図‥‥くらくらしちゃうよ、いやほんとに大乗仏教みたいなんだから。

とりあえず27日のQUISENくん用メニューでも書くか。



明日は、

早起きしていろいろした後に音羽屋。27日が仕事納めなのに終わっていない仕掛かりがあるの。

27日(木曜日)アルカフェでライブ。
28日(金曜日)はあれがあれしてどーとやらで、
29日(土曜日)は実家で「お餅」を切った後に、ちんこまつり。

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