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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2007年9月10日(月曜日)、中野「博多もつ鍋黒田」殴打始末。
中野「博多もつ鍋黒田」は、最低の店だ。

客に「クマザサ」を出すんだぜ。
クマザサ出されて「喰えねえ」って言ったら「刻んできますか?」って言うんだぜ。

人類相手の店舗じゃねえよな、これ。



1.

笹の使い方 料理屋さんなどで、焼物やお造りなどの座蒲団として(多くはクマザサだろう)が敷いてあることはよくある。もとより彩りとしての役割が大きいのだが、旧くはその笹の成分たる安息香酸の殺菌・防腐効果から実用とされてきた。

但し、そもクマザサのセルロースを分解する酵素が人体にはない、つぅか硬すぎて喰えねえよバカ、といった理由によって人類が食用とすることは不可能。知り合いだけは多いものだから食品リテール事業の専門家に問い合わせてみたら、「パンダや象なら食うかも知らんが、たとえば山羊なら無理」ってなんでそんなことを知ってるんだ食品リテール、ありがとな。僕は友達はいないが知り合いは多いもので得をしています。ありがとう。



2.

怒りにまかせて人を殴ったことが、実は僕にはないかもしれない。つくづく考えてみて、やっぱりないんじゃないか。

映画なんかでよく観るのは、

  • とりあえず黙らせるために殴り倒す、のが一番多いよね(主としてアメリカ映画)。
  • あとは、まあ闘っているとしても悲しみを込めて、というのが多い(主として香港あたりの功夫映画、たとえば敵を踏んづけて悲しむブルース・リー師父)。
  • 本当にもう殴りあうことが楽しくてしょうがない、というのもあるよね(昔の東映とか)。
ここまでだと「理屈での話し合いの延長としての殴り合い」なのだけれども、
  • ただもう怒ったもんで殴りつけてみました。
というのは実は少ない。エアポートナントカで救出の邪魔をしたレポーターをジョージ・ケネディが殴ったとか、あとはジョージ・C・スコットがいくつかの映画でやっていたくらいか。

いきなり戻ってきて人の顔を正面から殴る、というのは現象面からみても記録面からみても、僕の人生では有り得ないことではあった。

ああ、殴りましたよ、他人さまの顔を正面から思いっきりストレートで。



3.

ここんとこ体調がアレというか、はっきり言って弱っている。俺を倒すならば今だぞ。ウェイト62kgが55kgまで落ちて、横ヤン換算すると20kgの減量。体脂肪率は19%はキープしておこうと思ったものが15%。

それで好調ならばいいのだが、はっきり言って今日は寝込んでいました。たぶん肝臓だか胃の腑だかがよろしくないに違いない。

というわけで。


今日の殴打事件:

美味しそうでしょう?
美味しそうなのでしょうが、ものすごく塩辛いうえに、「塩辛い」と申告してみるとヒドい目にあうんですよ、この店では。


痩せすぎの身としてはなにかは食べておいたほうがいいのだろうな、肉と野菜かなあ、などと思って「モツ鍋を食べに行く」ことを企画して、知り合いの姐ちゃんを中野に誘いましてな。

黒田さんは、3回目かな。いいお店だとは思うんですよ、かつて訪うたときには美味しかったし楽しかったし、今日も日本酒のつぎ方がけっこう豪快で、眺めながら楽しんでいたりして。未だこちらは素人だものだから鍋の作り方についても親切に教えていただいていたりもして。


そんなには煮詰めてもいなかったつもりの鍋で(オプションがなければふつうに食べられたと思う)、追加で蛤とか蟹とかスープとかを足してみたら、汁がやたらと塩辛くなりまして(理由は判らない)。最後に雑炊を作ろうってんで追加のダシを注文してみたら、こいつがさらに塩辛くなって飲めたもんじゃねえ。店員さんを呼んで対策を講じてもらったのだが、追加できた汁を足してみたのだけれどもまだ辛い。辛いので喰えない、それはまあいい。ツレの姐ちゃんとしては、「若い人は塩辛いのが好きだから」とのことで、儂らいくつやねんとは思いつつそこは措く。

鍋はあきらめて、まだ残っている日本酒を飲みたいものだから店員さんを呼んで、「この鍋は喰えないから、さっき追加したカニとハマグリに乗っていた葉っぱをくれ」と言ってみる。なんか正体は不明であったが、齧っていれば日本酒のアテにはなりそうな葉っぱだったのですよ。ちょいと食材に乗せているような葉っぱでもあれば先方としても負担もあるまいし、俺としてはこんな店のメシなんかもう喰いたくねえしよ、安そうな葉っぱだったしよ。

気分としては、シャンツァイとかシソとかを刻んできてくれれば丸く納めよう、といったところだ。



4.

その「葉っぱ」をアテにして日本酒を飲んで、とっととこんな店は出ようと思っていたところに店員さんが、「笹の葉」を持ってきた。それ、食品じゃねえだろ? そも「乗っていた葉っぱ」って言ってんだからさ、笹を乗っけた料理があるなら言ってみろ(食品リテールにも聞いてみたが、ねえよそんなもん)。

そんなこつで「これ、食べられますか?」、「刻んできましょうか」という間抜けなやりとりがあって(煮ても焼いても刻んでも喰えません)、「じゃあてめえが喰ってみろ!」と本当に言って、店員が喰わねえところで日本酒をグラスごと鍋に放り込んで席を立つ。

話を綜合すると、

  1. 喰えない鍋を持ってきて、
  2. 喰えない鍋の改善を注文するとダメで、
  3. じゃあアテを持ってこいと言うとパンダの餌を持ってくる、
そういう飲食店なんですね、博多もつ鍋黒田は。
まだ怒りません。二度と来なけりゃいいだけの話だ。

レジで勘定を済ませて(基本的には割り勘の心算だったのだが、こういう事情では奢らざるを得まい)、下で焼鳥係のおっさんが「何があったんですか?」というのにぶつくさ言ったり謝罪されたりしていると、姐ちゃんが2階から降りてこない。焼鳥係のおっさんには別れを告げて店頭からちょいと離れたところで待っていたら(あまり居すわっているのもよろしくあるまい。怒鳴るたびにフロアのお客さんには詫びを入れてもいたわけだし)、姐ちゃんが泣きながら出てきた。

とうぜんアドレナリンとか出まくりの俺は焼鳥係のおっさんをカウンタ越しにグーで殴って、殴ってから気がついて謝罪しまくり。一応名刺もお渡しして刑事告発するならしてくれとも言っておいたが、でもまあふつうツレが泣かされてたら殴ったりはするわな。殴ったら謝罪もするわな(殴るのはよくない)。

話を綜合すると、

  1. 喰えない鍋を持ってきて、
  2. 喰えない鍋の改善を注文するとダメで、
  3. じゃあアテを持ってこいと言うとパンダの餌を持ってくる、
  4. 文句をつけたら客を泣かせる、
そういう飲食店なんですね、博多もつ鍋黒田は。

姐ちゃんには「野良犬に咬まれたと思って忘れなさい」と言いおいて解散して、帰宅して気分直しに焼酎など舐めて、ふと気づくと焼鳥係のおっさんを殴った右手の指が折れている。

自業自得、いたいいたい。
ピアニストが指をそんなことに使ってはいけません。いたいいたい。


もつ鍋の対価としての13,435円はきっちり支払ってきました。

ドブに捨てたようなもんだな。
いや、仮に無料だとしても行きたかねえけどさ。カネ貰ってでもヤだ。

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コメント
この記事へのコメント
重箱の隅。
姐ちゃんを泣かせた奴を殴ったのなら正しい(殴るのはよくない)。けど、どこかで君の記述が足らないのか、誰が姐ちゃんを泣かせたかという状況だけが文章からは把握できない。
勘定を済ませた君は、下で焼鳥係とダベっていて、姐ちゃんが降りてこない。すなわち姐ちゃんは焼鳥係以外の店員に、店で絡まれていたから降りてこなかったのであろうと推察される。
んで、焼鳥係が店に戻って、しばらくして姐ちゃんが泣きながら店から出てくる。焼鳥係は下で君に謝罪していたらしいから、店に戻って姐ちゃんを泣かせたとは普通は考えにくい。
でも、結果として君は他の店員ではなく焼鳥係にストレートを見舞った。おそらく姐ちゃんに事情徴収をしてからか、店内に乗り込んで店員と何らかのやりとりがあったか、なんか1アクションあったであろうそこの説明が足らんのだよ。
そこがわからんと、君の拳は正義だったのか(繰り返すが殴ったのはよくない)、君こそがアドレナリン出まくりの狂犬だったのか、読者としては行間を読んでも(読まんけど)是非が判断しにくいところなのだが。
まぁ、泥酔してようがアドレナリンが噴出してようが、混迷しても意識がなくても(笑)、無意味に人間を引っぱたく事だけはないであろう君のことだから(意味があるとちょっとした事でも叩かれます(爆))、これは焼鳥係が姐ちゃんを泣かせたのだろうと解釈はしている。
逆に、単にツレの姐ちゃんを泣かされただけのみならず、君には謝罪しておいて、君のいないところで、姐ちゃんを吊し上げて泣かせていた畜生であれば、一発だけで済んで焼鳥係は実に幸運な奴だったなと思わないこともない(凶悪)。
2007/09/11(火) 12:12:36 | URL | aquirax #MM3YJURI[ 編集]
盗っ人の三分。
当日のアルコール摂取はプレミアムモルツの生×2、日本酒は会津の飛露喜(正直うまい)を正2合×1.5(最後の1杯の半分を捨てたからな)。普段の僕の酒量をご存知のかたなら判ろうが、こんなんで泥酔できたら安上がりで嬉しいな。そういう話じゃないか。

姐ちゃんを泣かせた連中は2階にいて(厨房からも誰か来ていたらしい)、焼鳥係のおっさんには明らかになんの落ち度も無い。無いのだが、かつて小さなパブのカウンターを1年ほども務めていた俺からすれば、そんなもんは「店の連帯責任」だよ。ホール係Aの落ち度はホール係Bの落ち度でもあり、ホールAがスカをこいたらホールBがお客さまに怒られるのは当然のことだ。逆にホールBが「僕がやったんじゃありません、Aにはよく言い聞かせておきます」って言ったらお客さまは納得するのか。俺ならしない。

ここまでは理屈だが、焼鳥係のおっさんがまったく怒らず、むしろ殴られた後も謝罪しておられたのはジンブツだとは思ったことでした。
ついでだが、2階まで乗り込んでいって文句つけるという選択肢はないではなかったのだが、営業中のモツ鍋屋さんとて他にもお客さんはいらっしゃるので、遠慮した。不愉快を拡大再生産してどうする、というくらいの智恵はあったということにしておいてくれい。

あととってつけるみたいだけど、殴るのはよくない(悪鬼羅をハタくくらいならご愛嬌だろうが)。そこは反省している。
---
3日もしたらまた行ってみて、熊笹の大盛りでも注文してみようか。鍋を注文して焦げるまで煮詰めてから唐辛子を放り込んで強火にして放置しながらビールを飲むような真似は、もちろんしません。
2007/09/11(火) 18:17:07 | URL | りびけん #GAkJEmLM[ 編集]
サイテー
2008/01/12(土) 14:38:40 | URL | Alan Smith #-[ 編集]
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2009/11/06(金) 20:13:21) | 徒然草むしり
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