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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


宮沢喜一氏、逝去。
もう死語になってしまった「ハト派」の代表格として、また自民党中枢にいながら護憲派だったかたとして、国民としての実利的観点から悼む。ご冥福をお祈りする。

逆から言うと、この人がそんなところの頂点に鎮座ましましていたから現在がこんなことになっちまっている、という見方も捨てられまい。たとえば日本のPC要約筆記界の「第一人者」ってばウンコと呼べばウンコが怒り出しそうなくらいの人物で(基本的なことを言っておくと、彼の人のPC要約筆記はドヘタクソだった)要するに日本の情報保障を潰しつつあるあるいは潰しちゃった(もうかたっぽの情報保障の雄たる米屋が「潰し」に協力した。障害当事者がだよ? バカじゃん)人物なんだが、彼の人はその政治力を以て周辺が文句を言えないようにして(あるいは周辺こそがヘタレなんだけどね)まあその、といったような事態に似たような事態が20世紀の政府中枢において出来していたであろうことは想像に難くなくはあるのだけれどもなにしろ想像なので書かないでおくのだが。

ちょっと前に仕事絡みでリクルートコスモス事件(えーと、1988年)のときの国会答弁を観る機会があったのだが、他の閣僚ども(と言ってしまおう)がのらりくらりとしているなかで、ひとり真っ向からイイワケをしてなおかつ墓穴を掘って醜態をさらしていたのがこの人だった。俺をして「あんた頭良さそうに見せるのが(客商売としての)仕事だろうに」と思ったものだ。

今回の報道では「自民党が輩出した総理総裁の中で「知性派ナンバーワン」と自他ともに認めた宮沢喜一さん」という表現があって、本当か嘘かは知らないのだが本当なのだとしたら宮沢喜一はバカだ。自分が利口だと思っている人のうちでほんとうに利口なのはほんとうに極々々々一部だと思う。限界が見えるからこそ頭がいいのであって、そういう人はそういうことは言わないさ。

だいたい、衆院リクルート特別委(だっけ)の録画映像を観ただけで、大した人物ではないかTPOが判っていないか、どちらかであったことがよく判る。汗かいてしどろもどろ。もっと氏に適した業界(たとえば産業よりは流通、流通よりは経営、経営よりは傍目八目の経営指南)に就いていらっしゃればとも思うし、矛盾するようだが「いい人」であったようにも思われるんだな、僕には。

たまにラーメン「ちりめん亭」の冊子に寄稿されていたと記憶する。あれはけっこう面白かった。ご冥福をお祈りする次第。

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コメント
この記事へのコメント
宮澤喜一氏。
自宅で老衰とはなかなかできる死に方じゃないよな。先日の日曜に青山葬儀場に行って御焼香をさせていただいた。俺の父(大蔵官僚→天下り組(笑))の葬儀の時に、宮澤氏がわざわざ焼香に駆けつけて下さったので、まあ義理といえば義理、というか完全に義理(汗)。なにしろ俺って政治や政党とかにはあんまり興味ないし、選挙にもよう行かん非国民だし。

父の葬儀に弔電と供花はいただいていたが、よもや宮澤氏御本人が来場するとは想定外だった。アポなし突然だからアワ喰った(秘書とか事前連絡してこんのか?)。斎場内がどよめくからなんだと思って振り向いたら、ものものしいSP連中と秘書風情に囲まれて宮澤氏が登場。何名か参列いただいていた国会議員がすっ飛んで行って頭を下げているのが、実に異様な雰囲気だったな。

元総理ってだけならまだしも、当時現職の(最後の)大蔵大臣だからね。そりゃ周囲もざわめくってもんだ。どうしたもんだかなと、御挨拶のひとつもせんと失礼だろうと、中座してロビーに飛んで行って、帰りがけの大臣をつかまえ「長男でございます。」と御礼を述べたところ、「お父上には大蔵省時代たいへんお世話になりました。時間がとれたのでお参りさせていただきました。」と、ニコニコと笑顔で頭を下げておられた。うん、商店街とかによくいる人の好いおっちゃんだった。

後日にチェックすると、会葬者名簿(芳名帳)に記帳はいただいていないし、香典も承っていないのだよ。どうやら焼香だけされてそのまま帰って行かれたらしい。よくわからんのだが、お大臣様というのはそういうもんなのかしらね。事務所の住所を調べて御礼状とか出さんといかんのだろうかと、小市民としては実に後処理の扱いに悩むんですけど。

今回の氏の逝去に際しては、御焼香に行っておかんと、あの世で迎え入れる父も肩身が狭かろうとお参りしてきた。密葬だったのだが父の葬儀時に氏からいただいた弔電を受付で見せたら、どっかに無線で連絡をとった後にあっさり通された。テレビや新聞でよく見る有名人(小泉前総理とか)を多数見られたので、ミーハーやってきたようなもんだ(汗)。娘さんが、氏はダジャレが好きだったと挨拶されておられた。

俺の父は、福田赳夫氏や大平正芳氏に可愛がられたので、生前そのお二人の話はよく聞かされたのだが、宮澤喜一氏の話は耳にした事がなく、父とどのような交流があったのかはよく知らない。まあ大学や大蔵省で同じ釜の飯を喰ってきたので、いろいろとあったのであろう。そういえば、TVドラマ『華麗なる一族』で登場した大蔵省、あの時代に皆さん大蔵省の若手で活躍されていたんだよな。宮澤喜一氏の御冥福をお祈りする。合掌。
2007/07/07(土) 10:44:00 | URL | aquirax #MM3YJURI[ 編集]
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