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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


NHK『ポップジャム』公開録画。
赤ワインとウイスキーがうすら残ったまま、16時すぎくらいに原宿駅前の喫茶店で西川オタクの皆さんと合流する。NHKの『ポップジャム』という音楽番組の司会者がT.M.Revolution西川貴教になって、西川オタクの皆さんは「どうせ西川は歌わないのに」などとブーたれながらやはり隔週の公開録画には行く、という話なんだな。

さきにジャブを入れておくと(なんで日常生活で「ジャブ」とか考えるかなあ、俺)、『POP JAM』とは言うものの、ポップではあろうがジャム・セッションではないよなあ。決めつけちゃいかんが、じゃあJammingのJamで「ギュウ詰め」、なのかなあ。まさかイチゴの砂糖煮込みでもあるまいし。いかん、脳が粕漬で動かん。


ちなみに、ちょっとは興味のありそうな知り合いの女の子全員に声をかけてみましたが、全員に同道を断られましたな。自分で思っていないほどには人気も無いようです、まあそんなもんだ。生徒さんだと、今井美樹で浜崎あゆみでユーミンな37号さんあたりか。でも勤め人だしなあ、というわけで同道面子は放擲して、西オタ廻りの皆さんと同席したのでした。


もとより出演者のほとんどを知らないわけなのだが(「安倍なつみって誰?」という台詞が僕にありましたな)、たまには観にいっておいてよかったな、とは思いました。バイアスとしては「楽しむ」というよりは「分析する」という方面なので「つまんないおっさん」と化しているのだが、そこは措いて。

ずいぶん前に、つんく司会かなんかで観覧に行ってるんだよな。そこと較べるとMCは少ないし、ということは楽曲がどんどん出てくるし、局アナウンサーの村上由利子さんという人が俺としてはベストなキャラクターだし(無理矢理言えば「いなたくない」んだな。いかん、日本語で説明できない)、ほぼ知らない出演者ばっかりだものだからケーススタディにはなる。


さきに書いておこう。

僕は、シーケンスの常用には否定的だ。具体的には、「機械が予め用意した音を、生バンドと一緒に流すこと」には否定的なんだな。パートが足りねえなら人をひとり増やせよ、といつも思う。ライブで再現できねえ音源を「バンド」が売るなよという話で、この点に関してだけはレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジーョンズをも否定するんだな俺は(Queenの『ボヘミアン・ラプソディ』は、さすがに無理かなあ)。これはかなり痛くて、かつて「ボーカルとビッグバンドはジャズじゃない」とした林家こぶ平(現・改め正蔵)がジャズとしてのビリー・ホリデイとデューク・エリントンを否定した際の苦渋が実はよく判る、つもりではある。こぶ平さん(現・正蔵)には簡易保険のゴンサロ・ルバルカバのときにそんな話もしたことがあるのだが、応援になっているといいなあ。


多かったなあ。

  • 4ピースバンドなのに、あきらかにサイドギターは目の前で弾いていて、でもリードギターが聴こえるのにリードギターの人が見当たらないバンド、
  • ピアノの弾き語りなんだけどシーケンサ使いまくりで実はピアノは弾いていなくて、ラストだけは「弾いているピアノ」なんだけどサスティーン・ペダルを踏み外しちゃった女の子(ラストだけショボくてちょっと気の毒だった)、
  • ひとりボーカルなのに「ハモりディレイ(自動)」でコーラスが入っている、これもやはり女の子。ヘタにハモりなんか入れないほうが声が立ってよっぽどいいと思うのだが、業界の動向とかいろいろあるんだろうなあ。



さて、好き勝手を書くか。


2階1列目のわりといい席だったんだよな。隣の席にガイジンさん(見るからにアングロサクソン)がいらして、なんか若い女の子2人が一所懸命なにやら交渉している。聞くともなしに聞いていたら、「Leadのときだけ、自分たちの席と最前列とを替わってほしい」という話らしいんだな。

しまいにゃガイジン(←国籍も判んねえし、こういう表記で堪忍してくれ)が「通訳が要る!」って言い始めたものだからちょっと出ていってあげる。そんで、ガイジンさんの席自体がぜんぜんそこじゃないことが判明してぎゃふん、って感じですね。どうやら勝手に居座っていたらしいもので、「本来の席はあっちだが、誰かが来るまで居座ってていいんじゃない?」くらいには言っておく。

その「誰か」が来ちゃったもんで、「本来の席」もご案内しましたけどね。呑気でいいことだと思うのだが。


その「若い女の子2人」はどうやら『Lead』というバンド(観た感じ、編成がダパンプでロボット・ダンス、歌はそれなり)のファンらしくて、ガイジン事件の前にさりげなく「誰のファンで来てます?」って俺も訊かれてはいたのだが。服ボロボロの酒臭いサングラスには頼みづらかったのかなあ、ある意味では申し訳なかった。


あとの得点は前半で出てきた男の子の4ピースのガレージで、名前判んねえけどよ。
あと「高橋瞳」という人が良かったと思う。
『SOPHIA』というバンドは有名なんですか? 妙な貫祿があって驚きました。好きな方向とは違うが、カネ払って観にいくのならばこういうバンドでしょう。


最後の最後に、村上由利子という国営放送アナウンサーがモニタに躓いて、マンガみたいに見事にコケておしまい。

この人は好きだ。なんなら同居してもいいくらいに。


公園通りのモスで飯後、解散。


4月14日追記:
書き落としていたもので一言しておく。

当日の会場で、最初っから最後まで、演奏中はもとよりつなぎのDJの間もずうっと踊り狂っていた一群‥‥二群か三群はいたかな、の皆さんはモーニング娘。というバンドのファンが安倍なつみさんに釣られてやってきたものと思うが、思うったって衣裳をみれば丸判りだが、わけへだてなく盛り上がるあんたらはほんとうに偉い。その調子で頑張ってください、期待しています。
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