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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2006年12月21日と22日(木曜日と金曜日)、バンド営業というのか。

木曜日、

午前10時すぎくらいに起床。前の晩が遅かった(というか朝早かった)からな、まあしかたあるまい。お茶など飲んで、なんか齧って、あとはテープ起こしのお仕事。午後4時くらいに辛子明太子とご飯と、味噌汁の具はモヤシと油揚で昼飯だかブランチだかおやつなんだか晩飯なんだか判んないものを食べて、自転車でOK牧場へ。

OK牧場は大忙しで、26時すぎにお仕事を全部やっつけてボロ雑巾のようになった私は自転車帰宅をあきらめてタクシー帰宅。まあ生命をかけてケッタで帰るよりは、1,300円くらいなら支払ってもよろし。たぶん。

晩飯は鮭を焼いて、喰い足りなかったものだから「とんはく鍋」など作っていただく。あとビール。それから昼間のお味噌汁の残りとご飯。

    ※とんはく鍋。
    豚バラかコマを水洗いして、鍋のお湯に放り込んで灰汁をとる。ザクに切った白菜を放り込んで、だいたいできあがり。お碗に大量の大根おろしをぶちこんで醤油でいただく。スープ料理なのでお湯は多めにすること。
29時、就寝。

金曜日、ライブ当日である。

気合いを入れて午前10時起床。

ライブというのは即ち「約束」であるので、演奏の出来不出来以前に「その場にとにかくいる」ことがまず大事。脳味噌を家に置き忘れて来ようが目玉が額の真ん中にひとつだけあろうが熱が43℃あろうが全身が緑色だろうが、いないよりはマシ。だと思う。たぶん。

それでとりあえず僕は腹具合があまりよろしくなかったのだが、なんだんべ。まああんまり影響なかったからまあいいや。胃の腑のあたりもちょいと痛いような気もするけど、本格的に痛くなったら考えよ。


今日の衣裳:

「黒のスーツ」という指定があって、会場にはおっさんが20人くらい(それはどうでもいい)と若い娘さんが50人くらいいらっしゃるということなので、12年前にミツミネで作った一張羅のスーツに、弟がクロアチアで買ってきてくれたネクタイ(クロアチアは「ネクタイ発祥の地」である)と、デザインは気に入っているのだけれどもサイズがちょいと小さいので足が痛くなるスウェードのスリッポン、ってまあ精一杯だな。あとニューヨーカーのコートって、なんか数年ぶりに着る服ばっかりのような。

ビジネス鞄に譜面とタバコを詰め込んで道を歩いていたら、近所のおばちゃんが向こうから歩いてくる。挨拶してみたら、「え、誰?」みたいな間が一瞬ありましてですね(笑)。だから背広くらい持ってるんだってば、俺も。そんで「おデートですか?」って、俺がデートくらいで背広なんか着るかっつぅの。それで「見違えました」とも言われましたが、「判らなかった」というのが正解ではあろう。まあしょうことあるまいて、ふだんの服装がぼろくそだもんな俺。


今日のハコ:

場所は内緒だが、都内にあるオイルダラーの東京別荘でのホームパーティで、現場に行ってみたらまあ豪華な民家だこと。1階の天井高が新宿高島屋とタメ。パーテーションの床が全面モロッコタイルという部屋があって、そんじょそこらのモロッコタイルじゃないよ、7mm角くらいのタイルがびっちり埋め込まれている漆喰地のやつで、そんなのが壁やテーブルにもどしどし装飾してあるものだからこりゃマニアには堪らない。よく判らない古今東西の家具や調度もあちこちに無造作に配置してあって、おそらくは地動説以前の時代に作られたであろう天球儀(星ごとに輪っかがついてるごちゃごちゃしたやつ)とか、象が支えているテーブルとか(テーブルの上が「世界」、という考え方なんだろうなあ)、門外漢の俺が見てもどうやら名跡らしき揮毫のある中国卓とか、文字通りに古今東西いろいろあってぜんぜん飽きない。後で聞いたら、中東から船便で日本にいろいろ送ってくるときに、行く先々の寄港地で展覧会が開かれたとか。納得できすぎてグウの音も出ねえ、どうやら大航海時代以降に欧州に集積されたものがいろいろあって中東に行ったと見たね。いやすごい。

建物の作りもいいらしくて、反響のいいホールの隅っこにステージを設える。僕は家置きのグランドピアノで、あとは持ち込みのドラムスと持ち込みのウッドベースと、ボーカル。ベースとボーカルは、持ち込みのアンプで拡声して、僕はグランドピアノの蓋を半開にして、リハーサルの感じでは音響もバランスもいいように思えました。なにより真摯な態度で音楽とあるいはステージと向き合うメンバーが好もしい。というわけでリーダーのベースさんばっかりに(ステージでの負担が)行ってもなあとも思って、リハーサルでは自分はまあいいからと思って全体の音に気をつけて、結果的に俺はトチりまくり。でも持ち分パートだけをちまちま演っててもしょうがないからねえ、なんつっても形態としてはピアノトリオではあるわけだし。

つうかまず自分が出来てからというのが正論ではあるのだが、僕はマルチタスクに弱い。けっきょくダメじゃん俺。


今日のライブ:

  1. Come Together
  2. いつか王子様が
  3. Hard To Handle
  4. Lately(ボーカルとベースのデュオが素晴らしい出来でした)
  5. New York State of Mind
  6. Happy Xmas
  7. What a Wonderful World
ってな感じで。
言い訳するわけではないが、キメモノも取り混ぜてファンクだのジャズだのバラッドだのが交互に出てくるわけで、超一流というわけにはいかない。つうか凡ミスもいくつかあったが、全体としては出来は良かったのではないかと個人的には思う(バンマスがどう思っているのかは判らない。僕がまた呼ばれるかどうかという話でもあり、呼ばれれば一演奏家としては嬉しいのだが)。

そうさの、「言い訳する余地のない演奏」は出来たとは思うので、それを以てヨシとしようか。


アフターでなんとなく『いつも何度でも』を弾いていたらバンマスに「ネタはやめましょうよ」って言われたのだけれども、僕は不思議系二拍三連のマジネタで演っていたのだけれどもなあ。まあ感じ方は人それぞれ。つうてその後に『GODZILLA』とか『ラジオ体操第一』とか弾いていた人間の言うことでもないのだが(『'Round about Midnight』とか『Misty』とか『White Christmas』とかも弾いたんですけどね)。それでいろんな人といろいろな話ができて楽しかったんだけど、肝心のお姉ちゃん方面はスカでしたな(笑)。いいんだけど。

それで法外な額のギャランティを頂戴しましてですね。これで先週から切れている仕事部屋の蛍光灯が買えるかもしれない(いまはスポットライト使用で昭和の受験生みたいな状態になっているわけなんだな)、督促されている酒屋のツケも払えるかもしれない、来月分のワンテンpαが買えるかもしれない、ひょっとしたらABCで投げ売りになっている狙い目のスニーカーも買っちゃったりできるかもしれない。夢は広がる。てなわけで「多いんじゃないの?」って聞いてみたら、バンマスが「金額の多寡で演奏のモチベーションって変わる?」って言われてみれば変わらないものだから、つまり納得して仕事を引き受けたうえで「カネはいくらでもいい」のであれば、多くても気にする必要はないわけだ。なるほどね。どうしても「気になる」という場合にはそれなりに使い途を考えればいいわけでもあるし。


帰宅して、いちおう「ハカの行かない自分への申し訳」程度にお仕事をしばらくする。余分なことを考えないぶん、進み方はいいなあ。終わらないなあ。

明日からは、週末は仕事かぁ。

日曜日にはアルカフェのライブがあるのだけれども、ついうっかり日曜締切の3時間カキモノ仕事を請けてしまったのでした。というのが前提としてあって。

土曜日は、土曜日締切のテープ起こしがあるでしょ。たぶんまる一日かかる。日曜日の朝までに終わらせられればラッキーかな、とは思っていたものが、これは明日じゅうに終わらせておかないとちとマズいかな。
するてぇと、アルカフェさんの演目は当日現地で考えるわけだな。いつもどうせ現場の状況によってどんどん変わっていくわけだから構わないと言えば構わないのだけれども、いちおう材料だけは揃えていくとしましょうか。

下世話な話になって申し訳ないのだが、実現可能な自宅作業1日半で6万円がとこのプロフィットではある。向後のことも考えるとちょいと外せない。なんとかせにゃ。


というわけで3時間だけ寝るとしましょう、おやすみなさい。
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