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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2014年4月29日(火曜日): 院内療養。
今日の入院患者: 主として僕ですが。

半音階の闘い 虞膵炎入院9日目、なにかの祝日とて静かなものだ。

今日も点滴が2本あるくらいのことで、あとは病室でごろごろしている感じ。さすがにたまに玄関先だの屋上だのの散歩に出るのだが、ほかの患者さんはどうしておられるのだろうか。あまり活動しているのを見かけないのだが、具合いでもよくないのかな。心配だな。

それでちょっと調べてみて、どうやらこの病棟のこのフロアの入院患者のうちなら僕は圧倒的に若いことを、うすうすそうじゃないかなあとは思っていたのだが、発見。ざっくり計算しただけだけどね、この齢で入院しちゃうというのがいかい珍しい事態であるのか、って話なのかなあ。ちなみに僕より若い入院患者さんも3%ほどいらっしゃいます。あと全員が年上なのね。


今日のお食事:

4月29日朝の病院食 4月29日昼の病院食 4月29日晩の病院食

愉しみというとせいぜい食事ばかりという気の毒な生活をしていたりするわけだが、ってそんなこともないけど御飯は愉しみだよね。朝はなんでか葛湯がついてきました。お昼御飯からは全粥がふつうの白い御飯になりました。そのぶん分量は減ったのが不満、って朝三暮四ってやつですかね。 晩は謎のキッシュ状の美味しいものが出てきましたが、あれはなんだったんだろうか。それと晩御飯のデザートにグレープフルーツが出てきたのだけれども、あれはいろんな薬効を阻害するものだという理解があったものですこしだけ戸惑う。つまりはどの薬効を損なうのだか憶えるのが面倒くさいのでとりあえず食わないように、亡母にも出さないようにしていただけの話なんだが、病院食で堂々と出てくるとちょっとだけ違和感があるような感じです。

明朝は09:00から造影MRI撮影会があるもので、朝食は抜き。それって、18:00くらいの晩御飯から最低でも15~16時間に亙ってメシヌキってことだよね、ちょっとキツいなあ。もうちょっとどうにかならなかったのかなあ。


今日の文化部:

赤ひげ これといってすることもないもので、借りてきておいたDVD『赤ひげ』(黒澤明監督、1965年)をノートパソコンに突っ込んでみる。おそらくは昭和の時代に故・新宿東宝で観たのが最後だったかな。尺が3時間の作品を14:00に観始めれば17:00くらいに観終えてちょうど晩御飯だぜと思っていたら、いろいろあって21:00までに「休憩」に辿り着いたのでした。まあ、僕の立てる計画なんてそんなものだ、はっはっは。

その『赤ひげ』を前半まで観たところで、最初に死んじゃう爺さんの藤原釜足が膵臓癌であったことを知る。どこの悪趣味野郎が命名したのか「癌の王さま」ってくらいにものすごく痛いらしいことをさいきんならば知っているので、なおさらロクスケに感情が入る。冒頭の病棟紹介シーンでは、山崎努が「病棟に畳はいらない、湿気と埃の温床だ」と言う。そこでじぶんの身の回りのリアルを見回してみたら、床はリノリュームばかりで畳はないな。ふむ。


ところで、四人部屋住としてはイヤホンを使う。先日ダイソーで買ってきた百円のステレオイヤホンにはカナル パーツの左右の別が記載されていないもので、BGMでチェロの鳴っているほうが右側であろうと判断してしばらく納得していたのだが、劇伴として聴いているとどうやらじゃん。おのれ佐藤勝!
そんなこんなで、休憩後の続きはまた明日、MRI撮影会のあとで。


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2014年4月28日(月曜日): 病床リゾート。
今日の病状:

半音階の闘い 虞膵炎入院8日目、月曜日の朝06:00からちゅうちゅうと血を抜かれて、07:30からお医者さんと相談をぶちかます。明日はお休みなので水曜日の朝から造影MRIを撮ってみましょうという話で、さすがに膵癌はないとして、膵炎の様子乃至は膵臓の構造によってはひょっとすると処方薬を取り替えるってか、なんか間違っていたかもみたいな。はっはっは、なんか難しいぞ。

5月3日のライブのフライヤーはお渡しして、なんにもなければそのころには退院してるでしょう、みたいな話にはなる。あと、たいした用事もないのだけれども午後からの外出許可をいただいて、少し外を歩いてきました。明日からは点滴も外れるようなことで、なんだよ単に寝っころがってるだけのひとになってしまうではないか。いやまあそれはそれで構わないのだけれども。


今日のお見舞い:

部室化する病室 午後から緊張感もなんもなく点滴を腕にぶっ刺しながらベッドにごろりんとしているところにお客さまだ。ギタリストとベーシストならいらしているから次はドラマーだなと決め込んでおったら、ボーカリストでした、あっはっはなるほど。というかクラシックのほうの合唱団、と僕が書くと阿佐田哲也言うところの「文学のほうの仲間」みたいでかっこいいな、その合唱団のいちばん偉い大先輩が「やっ」とか言いながら現れた。ご近所を通りすがりとおっしゃっていたが、あんまり通りすがるような場所でもないんだよな、ありがとうございます。

あとでお土産でいただいたコージーコーナーのシュークリームとプリンを齧っていたら、なにやら食餌制限にひっかかるらしくて看護婦さんに怒られてしまった。んなもん食っちゃってから言われても知らんもんね。それでプリンをひとつ、プリン好きだという婆さんに廻しておいたので勘弁してください。なにを。


今日のお散歩:

病院食、朝 病院食、昼 病院食、夜

かえりみち なんとなく勢いで用もないのに外出許可は貰ってしまって、先生言うところの「内臓の具合い」で出てくる寝汗のせいで払底しているTシャツでもとりに自宅にでも行くか、徒歩20分だし。しかし夕刻から2時間で往復するというのもせわしいのう。着替えのTシャツがなくても死にゃせんしの、どちらかというと要は歩きたいだけのことだ。

けっきょく外出票の行き先欄には「自宅」と書き込んで、中野駅界隈を2時間くらいお散歩して帰ってきました。書店と古着屋をちょっと覗いて、中野丸井地下ピーコックで無糖の飴菓子をすこし買って、TSUTAYAでDVD『ジャガーノート』と『赤ひげ』を借りて、中野ZEROの図書館で膵臓関係の書籍をすこし立ち読みしてから、定刻の晩飯前までに病院に戻りましたとさ。

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