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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2012年12月7日から9日(金土日曜日): 歯根崩壊。
今日の歯医者さん:

梅さん 木曜日の夜は歌舞伎町Golden EggのTattiさんセッションで愉しく遊んできたのだが、なんか左下の奥歯が浮いてるというか痛いなあとは思っていたの。


金曜日は家でごろごろしていて、夕刻になっていよいよ辛抱たまらんと思って中目黒の歯医者さんで無理矢理予約を入れていただいて診ていただく。どうやら左下奥の親不知の歯根が腐っているのだそうで、麻酔をかけられてきれいきれいしていただく。では来週の木曜日に抜きましょうかと先生がおっしゃるので「じゃあ今日抜いちゃいましょうよ」と言ってみたら、「今日抜くとものすごく痛いうえに血ぃがドバドバ出ます」との由にて、素直に諦める。処方はジョサマイシン(抗生物質)とソレルモン(鎮痛剤)で、いちおう鎮痛剤のほうはいらないんじゃないかな、私は根性と節操はないが痛みには強い。

日暮れての帰りがけの煙草屋さんでおじさんに「俺、酔っぱらっているように見えますか?」って訊いてみたら、「たいそうゴキゲンのようです」とのお返事でした。いや麻酔のせいで口が廻らなくてふらついてるだけなんだけどね、あはははは。それで腹は減ったがものも噛めないので、渋谷東急の小松庵で蕎麦味噌と玉子焼きで八海山を鎮痛剤のつもりでいただいて、蕎麦掻きで締める。


今日のよいよい:

Alice Cooper T-Shirts 先生が「とにかく抜くまで安静にしていなさい」とのことだったので、土曜日は実家でごろごろする。抗生物質の影響だかなんだか知らんが、覇気と体力がないなあ。しょうがないからさらにごろごろする。飯は噛めないので、とりあえず経腸栄養剤(ラコールね)でごまかしておく。やる気が出たら玉子スープでも作るとしようか。あるいは小さく千切った水団あたりか。

ほんとうはソーダくんのお仕事で年賀状作成250通というのがつくねてあるのだが、覇気がないから来週にしよう。ってか集中力もなんもねえよ。

父が留守なのだが、買い物に出る根性もなくてよいよいの母の晩飯を調えることができない。やってできないことはないのだがなにしろ覇気がないものだからためしに弟にメールしてみたら、日暮れてから大量の食材をたずさえて弟嫁と一緒に来てくれた。ありがたいことだ。

それで暇潰しに弟嫁にJames Brown TシャツとBlues Bros. TシャツとAlice Cooper Tシャツを自慢してみて(馬鹿な義兄だ)、なんと1989年NHKホールのAlice Cooper公演に弟嫁も来ていたことが判明。そうか、四半世紀前にすでに接点があったのだな、ってそれほどのもんじゃねえか。


今日の夜遊び:

男前系美人ドラマー そんなわけで実家待機の必要がなくなったもので、気をよくして高田馬場diglightのsazukuさんセッションに顔を出してみる。うまく喋れないうえに抗生物質でへろへろではあるが、ピアノを弾いているかぎりはさしたる影響もあるまいて。

そんな話をしていたら男前系美人ドラマーのヨッシーが偶然だがやはり水曜日に親不知を抜くとかいう話で、お互いに「腫れた梅さん顔」の写真など自慢し合う。馬鹿だ。それでいろいろとアドバイスをいただいて、ありがとうございました。「酒はダメよ」というところだけ馬耳東風な私に隙はないのだけれども。


今日のここんとこの読書:

月村了衛『機龍警察 自爆条項(上)』ハヤカワ文庫 月村了衛『機龍警察 自爆条項(上)』ハヤカワ文庫 月村了衛『機龍警察』(ハヤカワ文庫)の次に読んだ月村了衛『機龍警察 自爆条項』(ハヤカワ文庫、上下巻)はやたらと面白かったのだが、どうやら日本SF大賞を獲ったらしい。それはたいへんめでたいのだが、あれってSFか? もとより文句などある筈もないのだが、僕にとってのSFってのは「近未来的なガジェットが出てくる」だけのものではないわけなので、少しひっかからないこともないのです。そも『自爆条項』の見せ場にしてからが過去の話ばかりではないか。


タイトルを書くとつまらないと思うので書かないのだが、浅田次郎を中高年の生活譚だと思って読み進めていたらいきなり人類が滅亡したのでちょっと驚いた。

東野圭吾『私が彼を殺した』講談社文庫 東野圭吾『私が彼を殺した』(講談社文庫)は作者の性格の暗黒面全開みたいな愉しい小説で、出てくるやつが全員ロクデナシでなんの救いもないうえに、読了しても犯人が判らないという滅茶苦茶さで却って清々しい。いちおう叙述トリックには気がついたもので犯人の見当をつけてから巻末の袋綴じ解説を開いてみたら、それでも犯人を教えてくれないという根性の悪さでむしろ感心する。

ちょいとページを繰って結論を確認したうえでネットをあたってみたら、僕の犯人あいつ説に対抗する犯人あいつ説があるのね。たぶんきれいに論駁できそうだし、指紋の話についても仮説は述べられると思う。ここには書かない。『どちらかが彼女を殺した』はまだ読んでいない。


今野敏『臨界』実業之日本社 今野敏の佐伯涼シリーズについては「もうちょっと書き込めばものすごく面白いんだろうなあ」と思っているのだが、『臨界』(実業之日本社)は出版が旧いわりにはタイムリーな話でもあったのかしらん。寒村漁港で巨大資本とヤー公が原発資本を食い漁っているところに正義の味方が乗り込むっていう『用心棒』みたいな話。貶しているようだが損はしないと思うよ。


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