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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


今日のハイツィス: 西川貴教さんのこと。
CD『宴 -UTAGE-』 パツコからの質問で「テノールの音域の上限ってどれくらい?」というのがあって、どうやらT. M. Revolution西川貴教さんがニューシングル(だと思う)『UTAGE』のコーラスパートでHigh-Cis(上の上のドのシャープ)を朗々と歌っているのが「男声としては高すぎやせんか」ってんで気になったのだそうな。

解題のいちとしてクラシカルの合唱だとそうさの、ト音記号の上にハミだしたAのあたりがきちんと歌えるとテナーがドヤ顔する感じだとお返事しておいた。いちおう手許の三善晃さんと新実徳英さんのいくつかを確認してみたので、さほど間違ってもおるまいて。僕も調子がよければというエクスキューズ付きで、high-Aならたまに出せることがある(もとより演奏会で使えるレベルで出るという前提で、たまにそういうこともあるという話なので実用性はない。そんなところでバクチは打てません)。男声で実声のhigh-Cis(つまりさっきのAのみっつ上)となると、もう専門のソリストの領域だと思うのだがどんなものだろうか。

それで思い出したが、西川さんって高音でファルセットに逃げることが(恣意的に使うファルセットと逃げるファルセットがあるという前提において、平井堅はあまり逃げていないが森山直太郎は逃げることを前提に曲を作っているふしがあると思う、という意味で)一切合財金輪際ないね。ナイスな質問をありがとう>>パツコ。話が逸れた。

話を戻すけど合唱団の一般常識からは離れると、たとえば三大テノールの売りのひとつがhigh-Cなのだから、西川さんがその上をいっているという解釈も可能ですな。High-Cisで張れるなら「至高のハイツェー」じゃなくて「至高のハイツィス」とか言うもんな、たぶん。ちなみにテノールのさらに上の音域を歌うカウンターテナーというのがあって、こっちはその上のEくらいまで出るらしいが、カウンターテナーの人たちは地声も高いしたぶん高音専門なので、西川さんとは違うんだと思うんだな。


フィジカルな話:

「人間の声帯の長さは身長に比例する」という説はあって、声帯の長短はそのまま音域の高低につながりますね。もちろん声帯の長いほうが、身長の高いほうが低い声が出る理屈である。補足として解説しておくと、三大テノールとかのガタイがデカいのは単に音域が広いから、証左としては犬のちっこいのはキャンキャンいうじゃん。

蛇足だが、身長166 cmの俺が下の下のCだか、うっかりするとAbくらいまで出しちゃうのはこの理論からするとおかしいのだが、中学生時分の成長期に自転車乗りまくってた(北海道一周とかそういうレベル)だったので足が短くなったので身長が減った、という仮説はもっています。


メカニカルな話:

PS-6 BOSS ピッチシフター/ハーモナイザー Harmonist 世の中にはハーモニクス・ディレイとかハーモナイザーとかいう科学のちからを使った機器があって、たとえばリアルタイムで歌っているところに、さらに曲のキーに合わせて3度とか5度とかを乗せることができます。エルトン・ジョンのソロ・ライブなのにハモりが聴こえるのがこれ。たぶん西川さんのライブでも多用されていると思うし、なにしろ本人の歌をリアルタイムで加工するのでタイミング完璧という利点もあります(本人がハズすと、三和音なら三声揃ってハズすわけですが)。


ちんこまつりTシャツ2010 とかなんとかいいつつ、僕は昨年のちんこまつりでは西川さんの実声のhigh-Eを聴いたような気もするのだが、気のせいかしら。自信はありません。


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2011年11月17日(木曜日): むかしを今になすもよしからん。
今日の早稲田オデッセイ:

11月中にはできないです。 午前中に早稲田大学にちょいと野暮用があったもので、10:00くらいに家を出て、とりあえず若松河田の大病院に入院中の知人のお見舞いなど。このおじさんは前回の長期入院からの退院時に奥さんも息子さんも現れず、しょうがないから2か月分の入院荷物をかかえてひとりで退院したという元気なひとで、今回もたいして心配もしとらんのだが、いちおう義理がなくもないしな、あそこの大病院なら隅から隅まで知っているから役に立つこともあるらん、と。それでまあちょっとした雑務などこなしてからとことこと早稲田方面に向けて夏目坂を下る。

早稲田本キャンでの野暮用はすぐに済んで、さて腹が減ったなと思って学食へ‥‥どこ? あの薄暗くて天井の低い内装打ちっぱなしの無愛想な食堂はどこ? そもそもいろんな建物が新築されていたり場所が変わっていたりして、なんにも判らん。そのへんにいた学生さんをとっつかまえて案内してもらったら、これがお洒落なキャヘーテリアもどきになっていやがって、こんなところでものが食えるか。しかたがないので西門を出て高田馬場方面に向けて歩き出したら、学生時代によく食べていた牛丼の三品がまだ(いや失敬)あったのには驚ぇた。とうぜん入ってタマギュウを注文して、昔どおりのとっても濃ゆい味の卵入り牛丼をいただく。味も変わってないけど、お値段もそんなに変わってないんじゃないかな、文句なし。


自転車置場 お天気もいいので食後のお散歩を決め込んで、水稲荷神社で堀部安兵衛の石碑を眺めてから裏の公園に抜けたところでかなり無理矢理な自転車置場を発見。どこに自転車を停めるんだろう、階段のだんだんのとこ? やっぱり裏の林のなか? さっぱり判らん。

そこから高田馬場方面にむけて紆余曲折。鞄のレオ・マカラズヤが溶けていたのには驚いた。学生時代にデートで来ていたローマ料理のタベルナがまだ(いや失敬)ありましたな。当事は「経営者は加藤剛」という噂があったのだが、本当なのだろうか。あと西友で晩御飯の材料を買い込んで、もうめんどくさいからそのまま徒歩で帰宅。若松河田の大病院からの歩行距離、推定10 km。


今日のA♂Z:

先日この俺さまがわざわざ聴きにいってやったらけっきょく「なかのひと」としてコキ使われた男声合唱団A♂Zの動画がYouTubeにありやがりましたが、ったくこいつらわぁという感じでですね、動画は新実徳英『白いうた 青いうた』からいくつかを演り放題好き勝手に演りやがって、とても楽しそうです。



2曲目の『ライオンとお茶を』がお奨めですが、ほんとにこんな譜面なの?


今日のセッション:

Stand Up! Japan 日暮れて、なんとなく高田馬場diglightのTattiさんセッションに行ってみる。初手から「ウーロン茶ください」とか言ったらみんなに心配されるわけだが、昼が牛丼で夕刻に炒飯などいただいてしまったものだから穀物の消化のあまりよくないことが身にしみていたので勘弁してくれ、酒なんか飲めまっかいな。それで2杯目でジンジャエールを注文してみたらまたみんなに心配されるわけ。だから食いすぎただけなんだってば、なんてことは言わない。3杯目からはふつうに焼酎ね。

演奏のほうはふつうにピアノで、言い訳するわけだがワンコードが不調だったのはさいきん生ピアノに馴れていたせいでエレピがヘタになっていたんじゃないかなとも思うわけなの。事前に10分なりと、音なんか出さなくていいからダンタイソンしておけばもうちょっとマシだったんじゃないかしら。

セッション自体は面白かったのだが、えーと。その。演奏後にお客さんに「現代音楽なんかもやっておられるんですか?」って訊ねられました。弾いてたのはふつうのブルース。ほんとになんの変哲もないただのブルース。私はなにを弾いていたのでしょうかしらん。

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