
それで小石川のなか卯で坦々饂飩など手繰ってるうちに音羽屋にナイキの置き靴を放置してあったのを思い出して、ファミリーマートで靴下など買ってみたりするわけ。なんかクールビズなのかな、土踏まずの部分がメッシュになっているのだが、どっちかというと指の股のあたりがメッシュになってるほうがいいような気のせいはするのだが。
どうでもいいんだけど、なか卯にアングロサクソン系のお姉ちゃんがきて英語で「券売機の使い方が判らない」とか言っているところで、なか卯のおばちゃんがけっこう流暢な英語でご案内なさっておられましたな。たまに歌舞伎町の回転寿司で英語の通訳とか頼まれたりすることがあるのだが、あのおばちゃん、歌舞伎町か六本木あたりに転勤したほうがよくはないか。なか卯があるのかどうかは知らないのだけれど。
そんなことで、なか卯の並びに岡埜栄泉が開店していたので杏羊羹などを音羽屋のお土産にするのでした。
今日の疑問:季節外れ篇。
ソメイヨシノくんってば春先に葉っぱを出すまえに花をつけるものだから「エッチな奴だなあ」とずうっと思ってきたのだが、ふと気づくとソメイヨシノくんには生殖能力はない(接木で殖えるだけだ)。じゃあなんで花などつけるのだ。単に目立ちたいのか。
今日の定禅寺ジャズフェスティバル:裏庭の草作戦!
9月10日に出演が決まったので、交通機関と宿の手配などしてみました。なんだかんだで一番町のホテルと往復の昼往夜復行バスを、足して10,000円で押さえました。
行きが新宿集合10日08:00くらい、
泊りが一番町で、
帰りが仙台駅東口に17:00過ぎな感じです。

その結婚式では弟が春先かそこらに「兄貴、ピアノ弾いてね」と言ったのを真に受けて2曲か3曲も弾くのかなと思っていたら、後日判明した真相がピアノの出番が3時間。客入れ客出しご歓談はもとより、来賓スピーチのBGMの曲目まで指定してあるのは少し笑うのだが、面白ぇじゃねぇの、受けて立とうじゃねぇの、というかなんの心配もない。ところどころバンドというか、ドラムスとベースのかたが入ってくださるのの合わせに気を遣ったくらいのことかな。
というわけで演し物は『Misty』『リンダリンダ』『男はつらいよ』『As Time Goes By』『Little Girl I Wanna Merry you』『トランジスタラジオ』『ラジオ体操のうた』『終わらない歌』『消臭力』『六甲颪』と出鱈目な感じでまあ50曲がとこは間違いなく演っているのだが、普通に平気で弾いてきましたな。好きなことをいい感じでやっているときは楽しいらしくて、我侭な体力だなあとも思うが。
終宴後に玄関先でタバコをくゆらせていたら(おしゃれな結婚式場は場内禁煙なんだな)、帰りがけのお客さまの台詞で「こんなにまともな結婚式はひさしぶりだ」というのが聞こえました。身びいきになるのかもしれないけれど、よろしかったのではないかしら。お幸せに。

明日は結婚式でピアノを弾き倒すこと180分という予定があるんだけど、そっちのほうがよほど楽だな。明後日は音羽屋勤務で、20日の水曜日は池袋フリーフロウランチにてThe Zirconsのライブが20:00くらいから23:00くらいまで。そっちのほうがよほど楽だな。
翌日追記:来年800切ったら再来年から儂ゃ行かんぞ。
というわけで、歌は上手いがひとに聴かせる気のない合唱団ひぐらしの今年の集客は586名さまとかそんなところであった。毎年使っている杉並公会堂のまあキャパ半分、それでも昨年や一昨年とかの400とかよりはマシなのだが、なんのことはない、フォーレで出演者が増えたぶんに比例してお客さんも増えただけのことだ。
1,200のホールに毎年400人しか呼べない合唱団ひぐらし。
恥ずかしくないのか合唱団ひぐらし。
恥ずかしくはないとしても悔しくはないのか合唱団ひぐらし。
傍目から本気でそう思うぞ合唱団ひぐらし。
余計なお世話かもしれないけれども、
そんな魂胆なのだったらこの俺様にものを頼むな馬鹿野郎の合唱団ひぐらし。
要するに、ひとに聴いてもらおうっていう気がないんだよこの合唱団ひぐらし。そんなものに付き合っているほど暇ではねぇんだよこちとらはよっ! 来年の杉並公会堂のお客さまが800人以下なら、本当に縁を切らせていただく。人生の無駄遣いもいいところだこんなもん。
何年も何年も何年も前から「中身はいいんだからお客さん呼ぼうよ」とまいとしまいとしまいとし言っている木っ端受付嬢の言うことなど耳にも入らないのだろうけれども、マスターベーションに付き合わされて苦労しているほうの身にもなれよってなもんさ、この阿呆どもが。あんたらがさっさと辞めちまえば却ってすっきりするってものさ。なあ。


今年はそれなりに地味だったと思うんだけどな。どうかしらん。
それで男声合唱甍演奏会の練習があって、13時に練習場に入って練習が22時まで。冗談じゃねぇよ、ほんとにまったく。
今日の譜面かきかき:
明日の合唱団ひぐらしの演奏会『いろはのそ』の受付嬢を頼まれたついでに頼まれた花束受付シールをてきとうに作ってから(数を聞いていなかったのだが、130かそこら作ったから大丈夫なんじゃないかしら)、明後日の結婚式について気軽にピアノ弾きを引き受けたら演奏時間が3時間という超大作になってしまったについて、滅茶苦茶なリクエストの譜面など書いてみる朝。ドリカム『決戦は金曜日』、『NHKスポーツショー行進曲』、『兄弟舟』、『六甲颪』あたりは書いて、あとは譜面には起こさなかったが目を瞑っていても弾ける『トランジスタラジオ』、『夜が来る』、あといろいろと滅茶苦茶である。とうしろうのピアニストに頼む内容じゃねえぞ、これ。
今日の合唱団:
そういうのが終わって、13:00から22:00とかいう気のふれたようなスケジュールの合唱団の練習で上野の東京文化会館に行くわけ。それでふつうに地下鉄東西線落合駅から日本橋駅乗換で銀座線で上野駅とか思っていたんだけど、乗車してから「上野で炎天下をめっさ歩くやんけ」というのに気づいて大手町駅で省線東京駅の山手線に乗り換えるクレバーな俺。
甍は今世紀初出場、三善晃も今世紀初ということもあって苦労はしているのだが、まあなんとかかな。練習出場3回目くらいにしては好調な滑り出しではあろう。まだ音取りな感じもあるが、音の距離(The Zirconsならこっち)ではなく絶対音で取る感じも思い出せてきました(三善晃とかはそっちでないと無理)。ええ、新実徳英『花に寄せて』がすごく愉しい。
どうでもいいけど自分の声がとってもうるさい。『遊星ひとつ』の終わりぎわの「先頭かびりかまるっきりわからない」と、『路標のうた』の「人がみな見えない鎖でつながれるのなら」については、「俺はリミッタ利かないから」と練習指揮者に言っておきました。ってか無理。ってか、ここを全力で歌うためにこそ合唱団員は存在しているんだよ、そんなことくらい判るだろう。
今日の明日:『いろはのそ』。
合唱団ひぐらしの演奏会『いろはのそ』がお昼集合なので、太陽のトマト麺の塩ラーメンをつまんでいくとすると10:30くらいには家を出る感じで、じゃあ09:30くらいにお風呂ってとこか。
服装はいつも通りでいいとして、翌日の月曜日が結婚式ピアノなのでウチアゲはパスかなあ。どうしようかなあ。どうでもいいけどお客さんはいらさるのかなあ、例年からしてキャパ1,200のハコで集客400とかだよひぐらし。ずうっと閑古鳥だよひぐらし。この俺さまに受付を頼んでおきながら受付業務がラクチンでしょうがないんだよひぐらし。演奏内容はすごくいいのに、ひとに聴かせる気がないとしか思えない。だったらやめちまえよ。あるいは公民館で団内発表会でも演ってりゃいいんだ。なんのために歌っているのか判っていないバカばっかりなんじゃないのかあんたらはひぐらし。
それで男声合唱甍演奏会の練習があって、19時に練習場に入って練習が21時まで。なまぬるいものだ。
明日は三善晃特集で(こないだ泊めてやったらトイレのスリッパを居間に脱ぎ捨てていったナンポウの指導らしき)『路標のうた』と『だれもの探検』と『遊星ひとつ』を13時から22時まで特訓するらしいので、これはキツいぞ。
今日のライブ依頼:
アルカフェからセッションホストの依頼がありました。
あとは告知すべきライブの予定もありますのですが、まあいいや。
明日は地獄の合唱特訓、
明後日は合唱団ひぐらしの受付嬢、
明々後日は結婚式でピアノ、
それで明日の午前中までに譜面10本を書いて、ひぐらしの花束受付シールを作らねば(これは10分でできるけど)ならないのです。
なんか話を聞いているうちに、三善と新実以外にも甍演奏会で歌わされる曲が増えていることが判明したのだが、まあいいか。シューベルトの詩篇の何番だかとかいうのがあるらしいのだが、なんだろう。シューベルトって何語なんだろう。漢字ばっかりだったらどうしよう。
今日のスタジオ:
朝は09:00くらいに起床する予定だったのだが、なんでか11:30起床。ちょっとまずいかなと思いつつ、リハーサル予定の結婚式バンドの課題曲たる『Jukebox』と『Forget You』の譜面を音源を聴きながら書いて、ついでにこんなところかなと思って『Don't Worry Be Happy』と『Blue Monk』も、12:00までに書いてレディ・ゴー。
代々木のゲートウェイスタジオは、半年だか1年だかぶりに行ってみたらなんか改装されて綺麗になっておりまして、それでまったく緊張感なくピアノトリオで合わせてみて、話題の焦点が「始まり方」と「終わり方」なのは僕がバンマスなのだからしょうがありませんね。
それで1時間くらいも演ったところで「もういいかな」と思ったところになんでか新郎新婦が査定に来ちゃったものだから、それはそれでまあしょうがないのでもう1時間くらいも合わせてみました。キメが決まった以降は、いくら演っても上手くなるわけもないんだけどね。
今日の牛ビール:
ところで、ちょっと寄った居酒屋さんのビールサーバに「牛ビール」とあるのを発見。どうしてもあのビールじゃないもので、写真とか撮っちゃいましたよ。
味は普通でした。

昔は若かった母が朝も早よから大病院に行くというので、07:00起きでちょっと付き合ってみる。どうでもいいけど朝から暑いぜ。それで大病院のほうはとっとと終わって、母がこんどは新宿にブラウスを買いにいくというので、伊勢丹までとことこと付いていく。ブラウスは結婚披露宴で着るという前提なのに、なんでか「白の絹」とかいう頭でいたらしいのは、未だに花嫁さんというと文金高島田だとか思っているのではあるまいな。まさかね。
ヒマなので、伊勢丹の扇子売場を冷やかしてみました。Anna Suiの20,000円の扇子、ちっとも涼しくない。鉄扇みたようなものがあって護身用にはよさそうだし風もいい感じなのだが、いかんせん重かったな。どのみち買ったりはせずにサクラヤで配ってるやつで満足するわけだが。
あとは、そういえば甍演奏会が黒スーツになるなというのを思い出して、そのへんをうろうろしてTAKA-Qのお姉さんに「いちばん涼しい黒い背広をください」と言ってみて、合唱の演奏会でステージはくそ暑くて、譜持ちなので基本姿勢はこんな感じでというのを説明して、なんだかんだで「細身のジャケットのオーバーサイズ」というあたりに落ち着きました。考え方としては、ケッタのキャンピング仕様で「細身のリムに太目のタイヤ」というのと同じですな。物件はウールと化繊の混紡で、中身が透けて見えそうな薄地。裏地なんかないからウォッシャブルで、内ポケットがたくさんあるのは1か所にたくさんものを入れるとあっという間に型崩れするからなんじゃないかと判じている。それで、胸ポケットの裏地を引っ張り出すとポケットチーフになるというくだらない仕掛けが気に入っていたりなんかして。僕はアメリカ人なのでサイドベンツを希望していたのだが、ないものはしょうがないからセンターベントね。あとシャツも1枚、涼しそうな(お姉さん曰く「秘密兵器」との由)ので白限定、長袖限定で仕入れてみました。いまナロースプレッドカラーって流行らないのかね、せいぜい狭いのをひとつ。
それで足許は黒の運動靴があるし、下半身はリーバイスのストレッチデニムの黒のスリム、ってジーパンかよっ、があるからあれでいいや。遠目だったらなに着ているかなんて判りゃしないし、楽に歌えるのがいちばん。
今日の本当:
音羽屋には社長が存在を信じていなかった『ロウフィールド館の惨劇』の原書を持参して、「5秒で原書を1冊読ませたげる」と言って渡しました。まんざら嘘でもなくて、1冊ぶんが劈頭の2行に書いてあるのね。
>> Eunice Parchman killed the Coverdale family
(りびけんによる和訳)
>> because she could not read or write.
>> ユニス・パーチマンさんは、じぶんが読み書きができなかったので、
>> カバーデール一家を皆殺しにしました。
あらかたこれで話がぜんぶで、これが宣伝の惹句なんだから出鱈目な話もあったものだが、それで小説が面白いんだから凄いよなあ。あと社長の意見としては、「ペーパーバックって合字とか気にしないのね」でした。なるほど、目のつけどころが違いますな。それと「1,680円もすんの?」というのもあって、それは僕もそう思う。現地の頒価なら£6.99だから900円くらいかしらん。
今日の本当 (2):
中野坂上で、Hondaのバイクを扱っているHanda Motorsというショップを発見。aのフォントがほんとに微妙なのは確信犯なんだろうな、ちょっと面白うございました。

先日のThe Zirconsのライブにいらしたお客さまの感想で、
「感動で鳥肌が立ちました!」というのがあったそうな(小山亜紀がお客さまご本人たち本人から直接耳で聞いたよし)。鳥肌が立った理由はほかにありそうな気がするんだけどな、まあいいや。ありがとうございました。
今日のテレビ :
テレ東午後ローに『スナッチ』(ずいぶんまえに劇場で観たな)が掛かっていて、とうぜん吹き替えなのだが、例のブラッド・ピット一族の「英語なんだかなんだか判らない」という発音をかなり正確に再現していて面白かったの。ちょっとお仕事があったので全編は観られなかったのは残念だったのだけれども、DVDに吹き替えも入っているんだったら借りてこようかしら。楽しみです。
今日の自宅作業:
A4版になってからの映画秘宝全巻とか、なんでか家にある箱根駅伝のベンチコートセットとか、重すぎて設置できないYAMAHAのコンボオルガンとか、サイズを間違えて買って履けない靴とかLPレコード100枚とかを売り飛ばそうかと思ってYAHOO! オークションの登録作業を始めたら、クレジットカードを持ってない、しかも現金主義者(しかもお給金で30万円貰うとその日に30万円使っちゃってあとひとつき飢えているバカ)としては面倒くさいことこのうえねぇなあ。それで靴のほうは先日の甍の練習のウチアゲで学生さんに「あげるよ」って言っちゃったんだけど、反故にしようそうしよう。
それと、来週の結婚式のピアノ弾き用にネットで安物の茶色いチェッカーブーツを1足注文。不本意ながらサイドファスナーだが勘弁してくれ。結婚式ではなんか服装は「カジアルなやつね」とかいう指定だったもので黒スーツをよけるとベージュかダークブラウン(か悪鬼羅紺ストライプか、赤!)になっちゃうもので黒靴はありえないのだが、貧乏人は茶色い靴は持っていないものなのだよホレーショくん。男声合唱甍演奏会で履く予定の黒革靴なんて980円だもんな。でもって結婚式のスーツだけ20万円(靴は3,000円)。
今日の明日:
その結婚式でどうやら僕はピアノを弾きまくるらしいのだが、新郎友人がドラムとベースで参加したい、ついては練習というか合わせでもと仰るので代々木のゲートウェイスタジオを予約してみました。よってそこまでにバンド用の譜面を書かなければならないのだがなんにもしてないなあ。まあいいや、1時間もあればなんとかなるべいし、なんならその場で書いてもいいし。
あと音羽屋。
夜に時間がとれたら、甍演奏会の譜読みだな。ガチで譜面でライブって、めっさ久しぶりなような気がするし譜面通りに歌える気もしないし、そも歌いながら踊りださない自信がないのです。


大先輩のササキさんに、「前田さん(俺)っていい声してるんだねえ、知らなかった」って居酒屋の注文時に言われた。20年がとこはいっしょに演ってるんだが、別にいいけどなんだと思っておられたのだろうか。
笠置英史先生には「りびさん来たら途端にベースが厚くなりましたね」って褒め殺されたのだが、それは事前になんとかしておこうよと思わないこともないの。いやまあしょうがないし、俺様がこれから1か月間は参加しちゃうのだからもうしょうがないぜ。
それで個人芸コーナーでフリューゲルが武満徹『芝生』を演るってんで、学生指揮者に「歌わせろ」といってみたのだが、どんなもんかな。さすがに無理かなあ(おもに向こうの事情でさ)。

それで野暮用で11:30くらいに新宿にいて、昼飯食ってから移動すれば完璧だなと思っていたところに金持ちの知人とばったり出くわして、じゃあ昼飯でも奢られようかってんで行ったところが伊勢丹の分とく山。平たく料亭で、和食のコースが20分にひとつずつ悠長に出てくるわけ。昼前に入って、さいごの炊き込みご飯を食べ終えたら14:00でやんの。はい、ノミカン断念ってんで錦糸町の先の平井ってとこでやってる甍の練習に向かう。
男声合唱甍の練習はなんか下の下のDesを偉そうに出したくらいのことで、あとはなにやら打ち合わせがあるというのの脇で打ち合わせにはまったく参加せずにビールと焼酎を呑み倒して、そのあとアシダくんの奢りで新宿でもう一軒いってみました。呑気らしくてなかなかよろしい。