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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


楽しそうだ。


自慢じゃないけど僕は楽器が下手だ。間違いない、ピアノならオスカー・ピーターソン、ウクレレならジェイク、ハーモニカならトゥーツ、歌ならそのへんの誰でもいいから連れてきて並べてみれば、誰にでも判る。それでも腐らずに演奏を続けているのは、演っていて楽しいからなのだろうなと真剣に思う。

あるいは、「いまが下手だ」ということは「あとは上手くなるだけ」ということでもあるので、という話はウクレレ教室のセンセーをしていたころに生徒さんにはひとり百回言ったな。それはそれで間違っていないし、僕は僕でよほどのヨイヨイになりでもせんならまだ上達はするんじゃないかと思わないこともない。だってさ、Golden Eggのアオ店長に「あの人は練習はしない」と看破されておきながらも、いちおう演れる曲は増えてもいるわけだし。それはそれで「上達」のうちでしょ?

もっと話を逸らすと、たとえば「プロ」になることを視野に入れると、「プロ」であることの条件って伎倆の有無ではないことを僕は知っている。要するに「演奏する場がたくさんある」ことを以て「プロ」って言うんだと思うんだな。演奏する場をたくさん作るために定職に就けないひともいるだろうし、あるいは弩下手糞なのだけれども演奏する場を作る能力には長けているひともいるだろうし、そのあたりは「音楽を楽しんでいる」かどうかには関係ないことを僕は知っている。

龍さんのところで教わった上の動画にも励まされますな。いいんだよ、いまあるものでできることから始めるんだよ。


近所の商店にやたらと太った猫が飼われているのだが、こいつの左目が潰れておる。お店のかたに「あのひとの左目はどうしたんですか?」と、いずれ烏にでもやられたのかなと思いつつ訊ねてみたら「産まれたときからあんな感じで、お医者さんにも行ったんですけどねえ」とのことで「でもまあ、元気に育ってよかったスね」って言ってみたら「"かわいそう"って言わないひとも珍しいですね」と、これは嬉しそうに言ってくだすった。

そういうことだと思う。



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2010年2月2日(2曜日)、2。
2月2日の中庭 08:00くらいに起床。てきとうなものを齧ってから実家に寄って、ちょいと雪かきなどしておく。なに大して積もってやせんのだが、玄関先のアプローチが日蔭になっているものだから踏み石くらいは掃いておかないと、とっしょりに転ばれたりすると後がめんどうくさいし。

写真は落合公園の中庭で、昨年9月27日以来ほぼ毎日定点撮影しているのだがここんとこなんの変化もない(入院中に奥のポプラが落ちてしまったのが痛かった)もので腐っていたのだが、やっとこ雪とか降ってくれたものでアクセントにはなりましたな。

1月24日の中庭
1月25日の中庭
1月26日の中庭
1月27日の中庭
1月28日の中庭
1月29日の中庭
1月30日の中庭
1月31日の中庭
2月1日の中庭
2月2日の中庭


今日の魚雷:

新実徳英『混声合唱組曲「滄海(うみ)よ うたって」』全音 11:00から音羽屋に、昨日は薄着で失敗したもんだから今日は革パンツにとっくりセーターの上からカウチンセーターの上からペイトンプレイスのコートという重装備でお出かけする。

昼御飯、社長といっしょに小石川に出来た中華そば「魚雷」ってどういう名前なんだろうとも思うのだがほんとうに店先に魚雷が飾ってあるのだから文句も言えません。その魚雷に、行列も予想されるので11:50から行ってみる。11:55から10分くらいも並んで、12:05くらいに座って、ラーメンが出てきたのが12:15くらいだったかな。お客さんの回転ペースも中学の女子バレー部の着替えかと思うくらいにのんびりしているけれども、とくに文句はない。文句はないけど、さんざん待たせておいたお客さんをご案内するときに「お待ちしておりましたぁ!」はねぇと思うよ。それでなんでかTBSテレビが取材に来ておりましたな。どこでいつどういうふうに放映されるのかは知らんが、壁際に座ってラーメンを齧っている僕が思いっきり映っている筈です。

ラーメンは素ラーメンと、別皿にトッピングが乗って出てくる仕様。コーヒー・サイフォンで煮出した汁をまずは素ラーメンで味見してください、ということらしくてですね、3種類を選べるトッピングに鶉卵と鳴門に合わせて岩海苔を混ぜてしまったのがちょっと勿体ないくらいに素ラーメンの段階で美味かったなあ。次回からは香り系のトッピングはやめて、叉焼と鶉卵とメンマって感じにしてみようか。あるいはキクラゲのトリプル。社長の齧りかけの叉焼を貰ったんだけど、これも美味かったな。というわけで脂肪肝とか言われているのにスープも全部飲んだ。


今日の男子:

明声会 おれたちは古くさい! おれたちの声はデカい! 日曜日の臨海混声合唱団のときに貰ってきた合唱団のフライヤがあまりに素晴らしかったので、載せておく。
思想的には僕とまったく同じで、だいたいちまちま小賢しい工夫なんぞしているヒマがあるならそのぶんでっかい声を出したほうがぜったいいいって。うっかりすると入団しちまいそうだよ俺。


今日の闘い:

大久保房男『人間魚雷搭乗員募集』光人社NF文庫 先日の脂肪肝事件があって、僕が仕事中にチョコレートを(大量に)齧っていると音羽屋社長が怒るんだよなあ。PTAかっての。仕方がないので悪鬼羅に相談して「嘘で構わないけど説得力のありそうな理論武装」を作成していただく。ありがとうございました、なんとか誤魔化せたような気がしないでもない。

別に闘いではないのだが、「全粒粉」という文字列を僕は「ぜんりゅうふん」、社長は「ぜんりゅうこ」と読んでいることが判明。どちらが正解ということもないのだろうが、面白いな。

これはまったく闘いではなく、社長のおやつの「チョコとカスタードのパン」を半分貰いました。社長の半分がチョコで、僕の半分がカスタードでしたな。僕のほうはダイエーで粉の梅昆布茶と使い捨てマドラーを提供したので、そのへんでイーブンだな。


今日の貧乏:うすら格調高げに。

DVD『変身』 DVD『郵便配達は二度ベルを鳴らす』1946年版 カフカ『変身』、ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、シリトー『長距離走者の孤独』、スタインベック『二十日鼠と人間』と読んできてたいへん幸せな今日子の頃なのだが、ふと気づくと主人公が全員貧乏だもんで親しみが湧くのかなあ、たぶん800円くらいのことに拘泥しつつ日々が過ぎてゆくし、8,500円くらい貰ったら人でも殺しそうなやつがぞろぞろ出てくるし、と思ってふと気がつくとこれって1970年代東映アクションなんだな。全員ビンボーで猜疑心の塊みたいな潤いのない世界だけど登場人物がみんな正直者というか「自分に正直な人」という世界。市原悦子が家政婦やりながら本部に戻ると面従腹背の権化みたいになっていた頃。ふむ。そんであとヘミングウェイ『老人と海』、ツルゲーネフ『初恋』、ヘッセ『車輪の下』と続く予定、ってこれが幸せという人もおらんだろうなあそうそうは。

DVD『二十日鼠と人間』 アル・カポネさん それで『二十日鼠と人間』がゲイリー・シニーズの自主映画みたような感じで映画化されているのを発見。レニーがジョン・マルコヴィッチですと。それ嵌まりすぎ。ちなみに同じ頃にフェイ・レイはキングコングに攫われて、『アンタッチャブル』ではショーン・コネリーがブチ殺されておりましたな。ある意味では天国だった時代、かもしれないのです。いいんだよ、ケチャップかければなんでもご馳走ってことで。

あと5年もするとノルマンディー上陸作戦が始まって『プライベート・ライアン』があって、同時に上陸したサンダース軍曹が『コンバット』を始めるわけさ。White Lukeも意外と本国では食い詰めていたのかも知れないなあなどと想像し始めると、いかん生まれる前の話にしか興味がねえぞ俺。


今日の晩御飯:

つるかめランドで天麩羅盛り合わせを買ってきて、レンジでチンして塩振って食う。

ところで竹内信次さんに薦められたTwitterに登録はしてみたのだが、なにをしていいのやらさっぱり判らんし、とりあえずこんな感じ→https://twitter.com/Revikenなんだけれども、そも俺ってば長文派だしぃ。

それでメタボいヨコヤい晩飯をいただきながら、NHK BS2で刑事コロンボ『逆転の構図』など眺める。というか眺めるために21:00までにすべての予定を終わらせた。それでこいつはたぶん25年前くらいに観た感じなのだが、オチを憶えていたのには驚いた。終演後に関根三谷スペクタの蘊蓄番組があるのだが、こっちは薄いので5分くらい観てやめる。
デイブ・スペクターが「東映ヤクザの"おひかえなすって"は翻訳では"How do you do"だ」と言っていたのがちょっと面白かったけど、それアメリカ人が無神経なだけだろ。「Good afternoon, Mr. Phelps」を「おはよう、フェルプスくん」にした日本人をちったぁ見倣え(←まるみさん情報)。


明日は、自宅の風呂は寒いので実家まで行って風呂を借りて、あと音羽屋。
夜は高田馬場diglightで夜遊びみたいな。
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