徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2009年11月29日(日曜日)、くたばりぞこない。
猫地蔵さま 07:00起床、あんぱんなど齧ってからとっとと出かけて、09:00前にはお仕事の原稿を受け取る。ひさしぶりにベタのテキスト起こしを、ぶっ壊れかけのMC2/40でやっつけてみる実験などしてみる心算。

帰りがけ、ちょっと遠回りだが中井駅を通り過ぎて落合南長崎駅まで出てみてちょいとお散歩など。なにしろ(いかい昨日は4時間ほど踊っていたとはいえ)1週間ほど寝っぱなしでしたからね、ふくらはぎのあたりがくすぐったくてかなん。
リフレクソロジー 猫地蔵さまの顔をちょっと見にいったついでに自性院さんの境内を通り抜けしてみたら、弘法大師さまのお足許になんか「裸足で歩きましょう」みたいなコーナーが設置されていて、木とか石とかが埋め込まれていてとっても身体によさそう。ちょっと靴を脱いであがらせていただいたのだが、あまりの痛さに3秒でリタイアする。自慢じゃないけど根性と節操の持ち合わせはない。
はたはた定食 遅い朝御飯ははたはたを焼いて、蜆の味噌汁に麩、しらすおろしと梅干で銀舎利。

あとお仕事。


今日の高円寺オデッセイ:

Gypsy Way microSD 2GBで499円 母が携帯電話を新調したのだが、旧型機に入っている写真データを新型機に移したいと言う。買い替えたときにやっとかんかい、なんてことは言わずに。ついでに確認したらmicroSDも買っておらない。


というわけで午後から高円寺に出て、

  1. ジプシーウェイさんで散髪、
  2. auのショップに寄って写真の移植、
  3. ついでにオリムピックで2GBのmicroSDカードを798円でゲット。
  4. 帰りがけの古本屋さんで予て捜していた都筑道夫の光文社版『七十五羽の烏』も見つけた
ので、今日は大漁と言ってよかろうかと。

あと、体調はいいと思うんだけどなんでか左上唇に風邪の吹き出しというか口唇ヘルペスが出ましてね、モトキ薬局に廻ってアクチビア軟膏など買い込む。ほんとはそこに菌叢があるのが判ってるんだから医者に行きゃ一発で根治のような気もするのだが、まあそのへんはおいおい。

晩御飯はおでん。

あとお仕事、現在に至る。



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本日17:30。
『笑点』のコントがが~まるちょばらしい。
2009年11月28日(土曜日)、東京ロマンスポルノ。
東京ロマンスポルノ コバヤシくんは池袋の映画館「シネロマン池袋」の支配人で、そのシネロマン池袋は日活ロマンポルノの直営が外れたという話をちょっと前に聞いたような気がするのだけれども、コバヤシくんはどうしているのかしら。そういえばずいぶん会っていないような気はする。まあいいか。
今日は東京ドームに『東京ロマンスポルノ'09~愛と青春の日々~』という催しを聴きにいきました。東京ドームを3日間借り切って、2日間はリハーサルやって本公演が1日こっきりだって。いやリハーサルはとうぜんやるとして、本公演のほうは2日間だの3日間だのにするというわけにはいかなかったのだろうか。なんかもったいない気がしてしかたがないのです。ええ、貧乏性だものですから。

PORNOGRAFFITTIさんのライブは、3年前の横浜スタジアム以来か。あれは楽しかったが、あいかわらずメンバーのお名前も確とは覚えてもおらず、曲もごめんなさいぜんぜん判りませんが問題あるまい。どんな音楽だって最初は初耳なわけだしかめへんかめへん。あ、右手を横に振ってから縦に振り降ろすときに左ひざをぴょこんと上げるへんな踊りは憶えておりました。偉いのは僕かポルノか。

それでPORNOGRAFFITTIさんとしては初の東京ドーム公演ということで、ファンの皆さんが気合い入りまくりなのはいいとして、バンドのほうはえらく気楽というのかなんというのか。劈頭4曲ばかりは全力疾走で、その4曲目くらいのやたらと重いヘビーロックのエンディングで歌の係のひとが「はい、どうもっ」とか言いやがった。たいへん好もしい態度だと思いました。

公演自体は定刻の16時ちょい過ぎに始まって、あれよあれよという間にいろいろあって、終わったら4時間ちょっとも経っておりました。僕もウクレレ弾き語り3時間半ってのは演ったことあるけど、さすがにぜんぜんかないません。恐れ入りました。そも途中でちょっと小島よしおが出てきた以外は休憩らしきものもないし、歌の係のひとはほとんど歌いっぱなしでしょ? そこだけ褒めるわけではまったくなく、そこだけとってもほんとうに凄い。


東京ロマンスポルノ 中身の話も書けと言われたものでちょっとだけ。

東京ドームの音響については行く度に褒めているのだけれども、今回もまた向上しておりましたな(ドームの手柄なのかバンドの手柄なのかPAさんの手柄なのかは僕には判りません)。もう「バスドラの反響がない」なんていうレベルではなくて、ちょっとその気になるとあのドームで「完全にデッドな音」が鳴るんですよ。MCなんかはナチュラル・エコーだと思うので聞き較べるとよく判る、というかびっくりしました。

オープニングはなんでか和太鼓と横笛(龍笛かな?)で、大太鼓は4尺か5尺くらいもある立派な品でした。和太鼓がホームベースのあたりにあって、バンドは外野の向こう側にあるものだからさすがに生音とPAとのズレはありましたな。あたりまえだ、四分音符=120なら半拍違うんだから。というか、PA経由の音と生音の音量がわりとイーブンに聴こえたんだからちょっとびっくり。
和楽器つながりだと、お琴のひと(たぶん十七弦)がイントロとソロを弾いた曲があって、このお琴が和洋自在に飛び回っていてとてもよかった。ふだんどういうところで活躍されているかたなのだろうか、ちょっと興味があります。

エンディングが「ただ投げた」感じの曲が多かったように思えたのだけれど、あれはやっぱりアルバムで聴くとフェイドアウトなんじゃないかなあ。もうIに戻る気なんかまったくなし、みたいなのが4曲くらいあったような。いや文句はありません。

和楽器も加わった3+7拍子みたいな曲があって、間奏部分はほとんど初期キング・クリムゾンかピンク・フロイドみたいでした。プログレの好きなひとがいたんだろうなあ。そういえばドームに入ったときのBGMはジェフ・ベック『Led Boots』でした。

曲のほうでついでに書いておくと、どうにも昭和のにおいのするフレーズが多いのが好き。弘田三枝子かザ・ピーナッツ、ただし中村八大が鐚一文ない感じで、どういう出自のひとが書いているのか、これもちょっと気になるところ。


東京ロマンスポルノ 終演後、国電でとっとと中野まで出て比内やさんで焼き鳥を2、3本と親子丼などいただく。久しぶりの獣肉でした(病院は魚とササミばかりでしたから)。

写真は、戦利品のどら焼きとスカジャン。どら焼きの裏に「丸に梅鉢」が描かれていて、僕ん家の家紋なんだなこれが。

市井日常に還る。
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写真は、小脱走のお散歩中に見つけた「世界一おいしいカレー」というふれこみのお店。病院から行くと路地の奥もいいところにちんまりと存在するのだが、いい言い方をすると「曙橋通りの真打ち」、かな。看板に偽りがなければもちろん食べてみたいし、失礼ながらウソかハッタリならばそれはそれでその意気やよし。どうせ病院には来ることになるのだから、そのうち時間を合わせて寄ってみようと思うの。

明日は快気祝いというわけではなくて東京ロマンスポルノ見物という予定が入っている。退院が決まらなかったら脱走して行く心算だったので、まあよかったね。どうでもいいけど東京ドームで1日ぽっきりの単独公演って聞いたことねえずら、大丈夫なのかあいつら。

12月2日の水曜日には荻窪のアルカフェさんでオープンマイクのホストを務めます。19時すぎくらいからでチャージが500円、ヒマなひとは来てね。詳細はてきとうに検索してね(いまリンクとか貼るのがめんどくさいの)。今日の昼間に店主だんさんから連絡があって「2日は無理ですよね」って、無理ならこっちから連絡しとるっつーねん。タイタニックに乗った心算で安心してお待ちください。

あとはそうさの、

  1. ちんこまつりのチケットがとれてない。どうしましょ。
  2. 12月15日の火曜日は神保町Case#1でジルコンズのライブ。
  3. 21日の月曜日はサントリーホールでensemble PMSのステージマネージャを拝命している、ような気がするんだけどなにも判らないの。
  4. ちんこまつり(に行けたとして)の翌日はアンジーの武道館だって。今年は地獄と天国ですね(昨年は天国と地獄でした)。
  5. 正月5日、某一部上場大企業の賀詞交換会とやらの余興にジルコンズが呼ばれました。会場がテーコクだかオークラだかニューオータニだかでお客さんが1,000人超だってよ。大丈夫なのか一部上場大企業、どうなっても知らねっと。
というわけでてっきり娑婆ですね。
退院決定。
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明日には娑婆にでます。
お務めご苦労さまでした。

ご声援ありがとうございました。
ないしょのウルソ。
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病室にいると携帯電話が使えないし、いちいち「携帯電話の間」まで行ってネット検索するほどの熱意もない、こともある。

お薬は明らかに胃薬のガスターと明らかに胃薬のムコスタが処方されていて、つまりあれだけの大騒ぎだったのに(大騒ぎだったのよ)、俺の疾患はちいさな胃炎以外にはなにも見つかっていないわけさ。先生も「なんだったんでしょうね」とかおっしゃっていたし。

それが、今日は午後になってウルソ錠が出てきて、看護婦さんが「消化剤です」と言う。胃薬がみっつめかよと思う以前に「たしか胆石かなんかのお薬でしたよね」と訊いてみたらやはり「いえ、消化剤です」とのお返事。あれ、そうだったっけ?

こういうときはなんでも知ってる悪鬼羅さんに聞いてみよう。「肝機能改善薬だよ」。さては病棟ぐるみで僕に隠し事を。なにか口にできないようなおそろしいヤマイが。よもや本人にはとうてい告げられないようなものすごい運命が。やがてメン・イン・ホワイトの大部隊が。待て次号!

X線CT卒業試験。
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昨日は採血の日。
今日はX線CTの日。
テュラテュラテュラ。

理由がよく判らないのだがX線CTの日も直前の食事が制限されるんだな。というのが判っていつつ、朝からついうっかりチョコレートなど齧ってしまって反省する。反省したけど、チョコがX線に写るわけねえか。いやまて、造影剤にカカオマスが反応したりなんかして。血管造影剤に。

けっきょくCTの係の人にカミングアウトしておいたんだけど、「関係ないスよ」みたいな感じでしたね。むしろ造影剤に過剰反応して嘔気を催す人がいるので、その対策らしい。俺? ちょっとぽかぽかしたくらいで、たいした影響はなかったなあ。


病室で造影剤注用の太い針を左腕に置かれて、しばらくしたら看護婦さんが「ライン(注射針から出ているビニールチューブ)が違う」と言ってラインだけ太いのに取り替えて行った。それをぶら下げてCT室に行ったら、係の人が「まだ細い」と言ってさらに太いのに取り替えていた。そこで終わってよかった。

ロボットに造影剤を打たれながらの(ほんとうにロボットが打つんだよ)X線CT撮影会では、別のロボットが「息を吸ってぇ、止めてください」とか言いやがる。ここは腹式呼吸だろうかそれとも胸式だろうかなどと思いつつ、なんか太いほうがよさそうな気がしたので腹に息をためてから横隔膜を下げて胸にも入れる、といった小技を繰り出してみたのだが、ぜったい誰も気づいてないな。無駄なことをしてしまいました。

先日の触診時には先生が「息を吸って、はい止めて」と言ったままどこかに行ってしまったものだから死にそうになったのだが、今回はさすがにロボットなのでそんなこともなく。これで先週のCT写真との比較で異常が見つからなければたぶん明日退院、できるといいな。

お昼は七分粥。やっとお匙から解放されましたとさ。

救命病棟に重要事。
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救命病棟に居座っているので「いま救命されてるところなんだ」と言い張っているのはいいとして、救命病棟は隔離病棟でもあると書いたについてですが。

ここの病院では祖父も亡くなっているし、父も母も伯母もお世話になったり泊り込んだりしていることしきりなので僕もけっこう内部には詳しい心算ではある。それで大概の病棟が出入り自由でゆるゆるなのに、この救命病棟(とあと1か所)だけは入口に関所があって、内部から誰何されて許可されないと中に入れないのね。ほら、隔離病棟。
と書いていていま気づいたのだが、入れないけど出ていくのは自由なんだから「隔離」じゃありませんでしたね、ウソついてましたごめんなさい。改めまして、「引きこもり病棟」におります。

措いといて。

なんで救急救命だけそんな仕様になっているのかなあ、なんて思ったんだけど、やっぱりあれかな。ヤー公の出入り絡みの怪我人なんかが運び込まれてきて、そうすると組の若いのなんかも付き添ってきていたりなんかして、そこに対立組織の連中のカチコミが入ったりして、なんていう騒ぎがかつてあったりしたんじゃないのかな。それで臓物持ったブラックジャックが出てきてヤー公を追い返したりとかそんなん。以来、入口にバリケードを設置してフォートレス化しているわけさ。

そこいらへんの廊下にたくさんいるMR(薬種あきんどの人たち)も、半分くらいはSPの変装であるに違いない、それが証拠に全員が同じダークスーツを着用しておられる。

入院初日のこと。
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さて、土曜日の話だ。朝の8時に入院した21日のこと。

調子の悪かったその週の終わり、20日の金曜日の夜は調子が悪いなりにふつうに就寝したような気はする(昔のことなのでよく覚えていない)。それが午前2時くらいになって鳩尾のあたりが痛みはじめて、しばらくは様子を見ていたのだがそのうちあんまり痛くなってきたものだから、インターネットと消防庁で調べて近所の救急指定病院に行ったのが午前4時といったところか。診てくれたお医者さんは「こんな時刻じゃ検査もなにもできませんからねえ」と言いながらぽんぽんとぽんぽんを触診して、「胃炎じゃないですかねえ」と言って胃薬をくれた。そんなものかと思いながら、もう5時なので始発に乗るために駅に向かう。そんな時刻から、バーゲンかなんかだというユニクロにはもう長蛇の列ができていて感心した。

駅のホームの自販機でコーンスープの缶と水を買って、コーンスープが食事だということにして胃薬を飲んで、自宅に帰るのも剣呑かなと思ったのでそのまま実家に向かって空き部屋でとりあえず横になったのが6時過ぎ。鳩尾の痛みはどんどん強くなってきて、1時間くらいは我慢していたのだがだんだんちょっと辛抱たまらんようになってきた。「なんで息が切れるのかな」とそのときは思っていたのだが、どうやら痛すぎて息が止まるんだな、というのに気づいたのはずいぶん後のことだ。ついでに瘧みたいな震えもきて、さすがにこれはまずいのではないかと思って2部屋隣に寝ている母の携帯電話に架電して呼び出してみたら、息子が七転八倒しているのでびっくりしたそうな。あたりまえだ。

父が消防署かどこかに電話してみたらしいが、さっき行ったのと同じお医者さんを紹介されて「こりゃ駄目だ」と思ったらしく、母の運転するクルマでいつもの大学病院を目指すことにする。救急の入口に「一刻を争う急病のかた」以外はご遠慮くださいみたいなことが書いてあって、納得しつつも「俺は一刻を争っている(と思ってもらえる)のかな」、なんて呑気に思ったのを覚えている。

そのあとはお任せで、問診、触診、採血、レントゲン、X線CT、腹部エコーまでは一気にやったんじゃなかったかしら。それでこれといって特に原因も判らず、白血球は上がっていたからなにかの炎症だろうかくらいの話はあったのだがそれらしき部位も見つからず。僕としてはとりあえずものすごく痛いところにさらに痛みの波がくるくらいのことで、発汗も動悸も頭痛も嘔気も体温上昇もチアノーゼもなくて、それでなんだかよく判らないまま現在にいたるのだった。ぜんたいなんだったんだろうかしら。

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