
うなぎ、うどん、うど、うのはな、うし、うま、粳米(ふつうに白米)、うさぎ、うめぼし(鰻と一緒に食べちゃ駄目)、うり、ウインナーソーセージ、烏骨鶏、ウガンダ料理、うに、ういろう、宇治金時、うつぼ、うるい、うこん、あと裏庭で穫れたものぜんぶ。
あとなんかあるかしら。

お不動さんで汲んできた水が昨晩でついえる。月曜日に2ガロン汲んできたので、だいたい1.5リットル/日くらいを消費しているということか。ほぼ飲用。たまに鍋用。
というわけで、午後にまたお不動さんに行ってくる。今日はサボって1ガロン。
今日の物理学:
中学校の同期にタムラくんというスポーツ万能の男子がいて、ただ水泳だけはヘタクソだった。たぶんクロールだったと思うのだが、盛大にプールに飛び込んでものすごい勢いで水しぶきをあげるのだがぜんぜん前に進まずに沈んでいくという芸風で人気はあったんだけどな。まあ栃木県宇都宮市のことだから、泳げんくらいで困ることはひとつもない。
いまなら判るのだが、あれは前進するための運動エネルギーがぜんぶ水しぶきのほうに使われていたのだな。敷衍すると、スピードがどうのこうの言いながらマフラー改造してでっかい音を出している珍走団はそのぶん走行エネルギーを浪費しているわけで、間抜けだ。
今日のタワシレスキュー:
ふと2階の裏窓から外を覗いたら、裏のお家の屋根にタワシが落っこちているのを発見。どうやら風呂場の窓からなにかの拍子に落ちたものとみえる。それで僕ん家以外からだと完全に死角になっているものだから、つまりそのタワシに気づくことができるのは世界中で僕ひとりというわけですね。
裏のお家のかたとは面識もないのだが、いちおう携帯電話で写真など撮って、ちょいとうかがってこれこれとお話はしておく。奥さまが笑っておられた。
今日の読書とか:
東野圭吾『名探偵の呪縛』、前回読んだ『名探偵の掟』の弾けっぷりを勝手に期待していたのだが、メタ小説がメタ私小説になっちゃったような感じか。期待を裏切られたことに文句をつけるわけではない、裏切ったうえにそこを上回る面白さをこの人には求めていたわけで、まあしょうがないか。文句をつけるところではありませんね。
CXで映画『ゲゲゲの鬼太郎』、鬼太郎が隻眼じゃないのは例によって障害者排除なのかとか、猫娘が妙なパンツを履いているのはなんでだとか、なんで三池崇史が監督してないんだとか、言いませんよ。個人的には東宝チャンピオンまつりを観せられている子供の隔靴掻痒感(ガキだと思ってナメてんだろこのアホおとな、と書けば判っていただけるだろうか)も感じつつ、夏の夜に窓開けて西瓜と麦茶で眺めるにはいい映画だったんじゃねえの?
DVD『ゾディアック』、えーとその。フィンチャーの映画は『セブン』と『ファイト・クラブ』は大好きで、『ゲーム』と『エイリアン3』はどうでもいいやという感じで。その真ん中へんに『パニック・ルーム』がいる感じか。成功しているほうの映画ではたぶん極端に頭のいい人の書いた脚本を頭の悪い人が監督したらたまたまうまくいったんじゃねえのか。駄目なほうはもう、『ゲーム』とか『エイリアン3』とかグズグズだったもんね。ヘンな監督だなあ。
平山夢明『異常快楽殺人』、「僕は異文化は好きなので」という範疇に入るのかな。入らないのかも知れないが知ったことかい。とても優れた本なので会う人ごとに薦めているのだが、誰も読んでくんないのがつまんない。
DVD『我が家の楽園』、けっきょくキャプラ+ジェームズ・スチュワートは好きなわけで、なんで『スミス都へ行く』の日本語吹替版が出ねえんだよっ!といつも不満には思っている。
本作については、例によって「うまいことやってる奴ら」からドロップアウトしたんだか自由なんだか、既成だが納得いかない価値観を叩き壊したいという意味では『素晴らしき哉、人生!』も要するに同じ話だよな。
それでなんかテレビ観た後によその局でジブリ『魔女の宅急便』がかかってて、俺ってばこれの「ブラシを貸してくださいっ!」の後で必ず泣くんだよ。いやまあ『スミス都へ行く』のラストでも泣くし『うた魂♪』の『15の夜』でも泣くし『ジャッキー・チェンの奇蹟』のダンス・パーティでも必ず泣くけどね。
今日の晩飯:
夕刻になって実家から呼び出しがあって、父親が鰻を買ってきたから喰いにこいという。なんだ、けっきょくうなぎかよってんで文句はありません。あと豚汁と枝豆。すっかり夏ですね。
ごちそうさまでした。

というわけで落合公園まで戻って十円玉を取り返す夏の夜。
ついでに蝉の脱け殻を捜してみたのだが、今年はまだ見つかりません。
今日のモリシー:
暑いさなかに六の坂を降りてきたところで、前を歩いているアベックって死語か? カップルの‥‥まあいいや、ツガイの片割れの男子に見覚えがあるなあと思ったら、ギターのモリシーじゃねえか。そういえば私学助成金の無駄遣いで目白大学に通っているという話を聞いたことがあるなあなどと思いつつ「おいこら」と九州男児風に声をかけて、隣にいるのは「まさかカノジョじゃねえだろうな」と言ってみたら臆面もなく「カノジョです」と言いやがる。なんでやねん、ギターがちょっと弾けて演歌の心が判る以外にはなんの取り柄もないやつですよと本当のことをお姉ちゃんのほうには伝えておいて、モリシーは「ベーシストを捜しておけ、スミミカのツレのドラマーが二の坂上に住んでるから中井バンドが組めるぜ」とソソノカシておいて、お姉ちゃんとだけ握手してはいさよなら。
今日の六の坂:
その六の坂の下の西武新宿線の踏切の登り際のところで、あまり自走仕様でもない車椅子で立ち往生しているお姉さんがいたので、踏切を渡るところまで押させていただく。
「ひょっとして六の坂を登ろうなんて企んでます?」
「いえ、そんなだいそれたことは。生協です」
帰宅してから気づいたのだが、生協の前っていま工事中でけっこうバリアブルなことになっていたのではなかったかしら。ついでに付き合っとくんだったかな、どうせヒマだし。
その六の坂の上に新築中のお屋敷は、やはり居宅なのかなあ。今日になって表札に書いてあったから書いちゃって構わないと思うので書いちゃうと「Thirteen Persimmon Trees」なのだそうです。意味は判るが意味が判らない。
今日の名探偵:
以前に実家に行ったら、両親ともにけっこうな読書家ではあるのだが棚に並んでいるのが内田康夫に夏樹静子に鮎川哲也(っててきとうに並べてみたけど察してくれ)という感じなのに、なんでか東野圭吾『名探偵の掟』が落ちていたのは楽しく読ませていただいた。
こないだ漬物学者が楽天だのAmazonだので学術書なりを発注するのを手伝ってやって、ギャラ代わりの自分用に東野圭吾『名探偵の呪縛』も紛れ込ませておいたの。そろそろ届くかな。
というわけで実家に寄ったついでに準備運動として『名探偵の掟』を読み返していたら、母が「2回も読むような本?」と尋ねる。いや、この本の内容をいちいち覚えていたらそれはそれで読み方を間違えているだろうと思って訊いてみたら、母は途中まで読んでやめたのだそうで。そりゃそうか、メタ小説なんて読んだこともなかろうしなあ、しょうことあるまい。
ちなみに小説の話が実家で通じるのは、都筑道夫と宮部みゆきと池波正太郎と松本清張(映画になってるやつだけ)くらいか。まだ接点があってようございました。
今日の晩飯:
なんかやる気なく、出し汁は昆布と「シジミの佃煮」で作っておいて、ガンモドキを放り込んで、沸いたところをいったん冷まして味を沁ませてから小松菜と塩とこーれーぐーすを放り込んで再度火にかける。ガンモドキのサイズが3インチほどもあったので、切ってから放り込むのであったか。まあいいんだけど。
あと冷凍饂飩を放り込んでだいたいコンプリート。
ああそうかと思って自炊初心者向け(とりあえず横ヤンにロックオン)で書いておくと、鍋のお湯にアミノ酸と塩を放り込んで蛋白質なり澱粉質を放り込むと、たいがい喰えるんだよそれだけで。ためしにさ、塩水を沸かして豆腐を放り込んで食べてみて、そのあと昆布出汁でもブイヨンでもいいから放り込んでまた食べてみる。
自炊の要諦なんてそんなもんだよ、ダシとって沸かしゃたいがい喰えるんだ(テンションノートを知らなくてもスリーコードが判れば楽器が弾けるのと一緒)。とりあえずやってみそ。
08:00、再度起床して蒲団など干す。朝食、昨晩の残りの「茗荷と溶き卵の吸い物」に麸と三つ葉。
今日の昼夜飯:
生協に寄ってみたら、血鯛が出ていました。夏ですね。6~7寸くらいのものが1尾あたり199円なんだからお買い得なんじゃないかな。というわけで2尾を購入。
昼は素直に塩焼きにして、あと冷製饂飩に茗荷。どうでもいいけどミョウガって英語で言うとJapanese gingerなんですってね。英語圏では食わねえのかなあ。そういえば比目魚も鰈もごっちゃでflat fishらしいし、マルセイユあたり(英語じゃねえじゃん)に行くとカレイの値段でヒラメが買えたりするのかしら(逆もあり得るが)。
昼食後にふと思いついて、残骸の骨を洗って天日に干す。
晩、あとの1尾は炊き込みご飯にすることにして、米を3合ほど研いだ炊飯釜に出汁昆布を敷いて、蜆の佃煮(塩醤油がわり)と日本酒を放り込んだところに炙った鯛と刻んだ生姜を乗っけて炊飯器へゴー! 夜になって、干してあった骨をたたっ切って味噌漉しに放り込んで汁の出汁をしつこくとって、味は塩と少量の味噌、具は茗荷と溶き卵。不思議と飽きません。鯛飯はラーメン丼にまるごと一尾を豪快というか不精にどーん! こいつは愉しい。
今日の李小龍師父:
ニュースを眺めていたら、なにやら香港でブルース・リー先生を讃える武術大会が開かれているらしき報道がありましたな。アナウンスに「カンフーを世界に知らしめたスーパースター、ブルース・リー」とあったのがちょっと気にならないでもないのだけれども。
功夫の読みは「カンフー」ではなくて「クンフー」であるべきなのではないか。それと、ブルース・リー先生は功夫ではなくて截拳道ではないのか。まあいいか。
中井の五の坂と六の坂の間あたりに截拳道の師匠がお住まいらしいという情報を得ているのだが、特定できないでいる。
今日の*@mm.neweb.ne.jp廃止のお報せ。:
>>さて、au one netのNEWEBメール/ホームページ関連のサービス終了につきま して、3月よりご連絡させていいただいておりますが、聞いてねえな。
>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ああそうですか。
>> サービス終了日時 : 2009年10月31日(土)24:00 (※)
>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さてどうすっかな。とりあえず*@yahoo.co.jpはサブアドレス(ネットとかに載せるやつ)として置いておくとして、googleあたりをメインに設定しておこうか。実施時期は、今週中移行くらいで*@mm.neweb.ne.jpは段階的に廃止(秋になったらどうせ消える)ということで、どうかしら。
08:00、起床。朝、コーヒーとバナナチップと茗荷味噌。
食後に、先日郵便局から不在票が届いていたもので上高田四丁目から中野郵便局まで歩いてなにやら封筒を受け取ってくる。なんじゃあこりゃあ。まあいいや、明日考えよう。
行きがけの上高田二丁目あたりで黒Tシャツに赤キャップに自転車で疾走しているイクワーチカっぽい人物を見かけたのだが、たぶん気のせいだろうな。上高田一丁目あたりではリード(引き紐)を引きずりながらひとりで散歩している柴犬と出会ったもので、ちょっとお話ししてからそのへんの棒杭にリードを縛りつけてさよならしてきました。帰りがけも歩きで、新井薬師さんのとこの丸正でガンモドキと小松菜など買ってきました。
あと東中野ギンザの鮒富佃煮店でシジミの佃煮の小パック210円也を購入。以前によく行っていたなんとかいう居酒屋さんが溶けて「ドゥー・シネマ」とかいうお店に変身しているのを発見。でも幟は使いまわしでした。GEOビデオで『狂い咲きサンダーロード』のDVDを捜すが見つからず、TSUTAYAまで行くほどのこともないので諦めて、と。
今日の偶然:
昨朝はお不動さんへお水を頂戴しに歩きながら、蒸し暑いわ水道は停まるわ蝉は鳴いてるわ所持金は200円だわってんでなんでか魔墓呂死のジンさんのことを思い出していました。今朝になったら山田辰夫さんの訃報が届いていました。どこに出てきても「あ、ジンさんだ」と判っちゃうあの声が好きでした(実は植木等やえなりかずきの声にも憧れている)。
これも昨日、ちょいと偽名というか「本名っぽいハンドルネーム」だかペンネームみたようなものを考案する必要があって、じゃジルコンズあたりからパクるかってんで、まさかサンチャゴってわけにもいかんから小山亜紀でいいや。そのまんまだと悪いから大山亜紀くらいにしとくかと思ったところに玄関先のポストになにやら届いた気配。見てみたら、オペラの「大山亜紀子」さんからのDMでした。はい小山案速攻却下。
なんかここんとこ勘だけは冴えているような。

例によって中井駅前高級料亭割烹錦山にて水と刺身でもと思いつつ行ってみたら、錦山やってねえでやんの。えーと。牛清でトンソクとレバサシでもいいんだけど、なんとなく福しんを横目に眺めながら東中野のほうに廻って十番でタマゴ入りタンメンなどいただく。
隣のお客さんが食べていたカタヤキソバがめっさ美味そうだったので、明日も寄ろうかな。

写真は、裏庭に咲いていた鹿の子百合。
今日の虫の報せ:
ふと思いついて、
- 洗濯機を廻して、
- お不動さんにお水を汲みにいって(本日実績2ガロン)、
- お風呂を遣って、
昼、お不動さんのお水で炊いた饂飩に大量の茗荷、温製。
夜、お不動さんのお水で炊いた素麺に大量の茗荷、温製。
そりゃまあ使える水が最低限なんだから、温製になるわな。それなりに美味いし茗荷の香りがよろしくなるので文句はない。
夜のデザートでまた30cm西瓜を半分大人喰い。
今日の断水:
午後から野暮用で中野まで歩いて出て、帰りがけの夕立でちょいと降り込められたりなんかして、なんだよこれ、新手の「水難の相」ってやつ? まあいいや、満ちても欠けても不平を言うのは人類のよくない癖だと思う。
要は水道代を支払えばいいわけなのだが、伝票を見てみたらこれが2,982円もしやがんの。そんな大金の持ち合わせはないし、どうすっかな。今なら格安で殺人と営利誘拐以外のお仕事なんでも引き請けますぜ旦那旦那、とっぱらいでお願いします。
そんなわけで夕刻から地見師に出かけてみたのだが成果ありません。

これといってとくにすることもないし、所持金も200円くらいなので出かけるのもなんだし。台所に乾麺の蕎麦があったもんで、裏庭に勝手に生えている茗荷を収穫してきて薬味にしていただく。なんか茗荷がいくらでも穫れるもんだから、昼はちょいと焼いてみて酢味噌でいただいて、塩味の吸い物も設えてみました。あと饂飩の薬味にすりおろし茗荷。
夜も茗荷ステーキ。ってなわけでどんどん物忘れが進行するわけさ。
今日の蝶々:
写真は新宿の隅っこの道端で見かけた蝶々さん。ふつうにアゲハかな、でも点々が赤いなと思って帰宅して昆虫図鑑をあたってみたら、なんか「ホシボシアゲハ」さんというのに酷似している。でもオーストラリアの産だとも書いてある。でも和名がついてる。なんかむずかしいぞ。
今日の夏グッズ:

もとより仔細など訊く筈もなく、なんでかGolden Egg名刺は渡して「困ったことがあったら連絡しなさい」くらいのことは言って、なんでか歌舞伎町のライブハウスの話でちょっと盛り上がったりなんかして。滅茶苦茶不審やんけ俺。
朝になって見にいったらもういなかったから、なんとかなったんだろうなあ。
え? いまさら若い娘に興味なんかありませんよ。
寝具とかはリーチくん用のがまだ置いてあるから、野宿するよりゃマシだろうぜ。
今日の主張:
日蝕は月を見ているけど、月食は月を見ていると言い募っているのだが、どうにも納得しないやつがいて困っている。ちなみに「北極の氷が溶けたら海水位が上がる」と言っていたのと同一人物である。
単に縁なき衆生ということなのだろうか。

忌野清志郎『体操しようよ』を歌っていて、実は進行がブルースだったということにいまさらながら気がつきました。なんか間抜けだ。
|C|F|C|C7|
|F|Fm|Em|A7|
|Dm|G7|C F|C|
ほらね。
今日の国歌:
実家で昼寝してから起き出してみたら、両親がプロ野球のオールスター戦を眺めながら「さっきの国歌がヘタクソだったのよ」とか言っているので、とっととYouTubeでチェックしてみたらCHEMISTRYでやんの。ああ、主唱の細っこいほうの子ぉが音の頭にコブシっての? ちょいと下げた音程を入れちゃっているので、これじゃ無理だよ。ちょっと丸っこい子ぉがどんなに正確に入ってきたってヘタに聴こえるわな、そりゃ。それでそっちもブレスが妙だし。
別に構わない、国歌なんだからヘタでもなんでも歌えばいいのさ。
こないだアメリカじゃシェリル・クロウが歌っていて弩下手だったし。
でもちょっとは練習しようよCHEMISTRY。The Zirconsだって新曲合わせはスタジオでやるぜ。
どうでもいいけど、運動会のてっぺんで独唱するのになんでみんな「斉唱」って言うんだろう。ついでにCHEMISTRYなら独唱ではないのだが斉唱でもないのだが、なんと呼べばいいのだろうか。ジルコンズに演らせたらサンチャゴが客席を巻き込んでたいへんなことになるのだろうが、儂らにそんなものを注文してはいけません。
なんだかんだ言ってもシェリル・クロウさんは好きなんですが。