徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


姿三四郎 on the Net.
姿三四郎 著作権フリーの映像を流しているサイトがあって、今日は『姿三四郎』を鑑賞。

これがまあ、まだ中国と韓国と日本がごっちゃだったころのアメリカ文化丸出しで(今でもごっちゃなんだろうけれど)、矢野正五郎はチンさんだし、姿三四郎はチーくんだし、なにより柔道が「Karate」だし、なめとんのか。


なんか英文字幕もいいかげんなような気がして、
Do you know where this beauty is from?
が「あのゲロマブ、どこの姐御か知ってるか?」じゃないんだよね。

あと「これは洗濯していただいて(「ありがとうございました」、と続くような台詞だ)」が「Please wash it」になっていたりもして、映画自体は面白いのにもかかわらず、字幕を読んでいくとコントみたいになっちゃうという困った仕様なのでした。

まだ俺は聞こえて読めるからいいんだろうけどな、聴覚障害の人とかそりゃたいへんなんだろうなあ(質はともかく字幕があるだけまだマシかあ、くらいのレベルらしいし)。



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2007年4月29日(日曜日)の続きと30日(月曜日)、Go! Go! きんたまGo!
Golden Egg 日曜日には昼飲みの会合もあって、かなりへべれけのまま、ふと思いついて歌舞伎町のライブハウス『Golden Egg』(和名:きんたまごー)の突発Punchセッションに向かう。24日の開店記念セッションではマジで始発までの徹夜セッションになっちゃったのだが、今日はまあ終電くらいで帰ろうかなあ、へべれけだしなあ。

てなわけで今日の参戦者は10人くらい?だったかしら。アルトサックスのジャズばっかりというお兄ちゃんがいらしていたもので『Confirmation』を演ろうとしたら曲を知ってるベースもギターもいないものだから、アルトと僕のピアノとドラムスのトリオで無理矢理演ったりしてたいへんに楽しい。ベースプロパーの人もエイブさんがいらっさるまでは不在だったものだから、ピアノをほっぽり出して1時間くらいも弾いていたかしら。あとでエイブさんが「ふつうに上手いんで(僕だとは)気づかなかった」と言ってくれていたから、まあいいでしょ。
Golden Egg 終電間際で人も減ってきて、さてそろそろ帰ろうかなあと思っていた24時くらいに、なんかまたどやどやと人が来る。リハーサル帰りだかライブ終演後だかの団体さんが10人くらいで、なんか見た感じからこゆいんですけど(笑)。というわけでPunchさんと「こりゃ帰れないねえ」なんて言いながら、ツェッペリンだジャニスだがだんだんアリスだ海援隊だと壊れていく私たち。


けっきょく朝の5時半までたっぷり演って、そのあと30分くらいもPA調整に付き合って、帰宅して寝たのが7時半くらいか。

それで昼には起き出してきたんだから、まあ優秀かなあ。
なんでかPCがDVDを認識してくれない(DVD-Rは読む)ので外付けDVDドライブを買ってきたのだが、やっぱり商用品は認識してくれません。なんだ、ソフトウェアか環境設定がぶち壊れているのだな、どないすんべい。

2007年4月29日(日曜日)、でろりん。
パソコン買おうかなあ:

2台目を(って家庭内に使ってないやつが5つ6つは落っこちているのだが)。要するに親指シフト遣いであることがかなりの「縛り」を形成しているわけで、じゃあAV廻りの便利な新型を買ってそっちはローマ字で使って、仕事廻りは現行のPriusさんに特化するってんでどうよ俺。

なんかなあ、家にいるとけっきょくPCの前から動いていないということにさいきん気づいちゃってねえ。それでさ、さいきんDVD-Rは観られるのに市販のDVD(買ったやつもレンタルも)が認識されないってどういうことよ、しょうがないからZirconsのライブDVDばっかり観ている今日子の頃。


昨日のZirconsの落ち穂拾い:

zircons 恒例拉致タイムで拉致られていたのは、クラシカルのピアニストであらせられるナカムラさんでした。写真を見ると明らかに怯えているのが申し訳ないのだが、まあ「ゾンビ映画に出ちゃった一般人」みたいな感じでですね、まあ申し訳なかった、のかもしれない。
それ以前に、弩クラシックのかたがThe Zirconsなんか観て怒りやせんかと思って心配していたのだけれどもそんなこともなく(たぶん)。よし、この件は流そう。


そういえば『Sixty Minutes Man』を演ろうと思ったら、歌詞を覚えてないのに歌詞カードが見つからない。どうやら家に置いてきたらしい。馬鹿ですね。
というわけで勘と創作で歌ってみたらなんとなくうまくいったからまあいいや。
昨日は録画も録られていたものだから後日観られるんだけど、劈頭でついうっかり「Look here boys」って言っちゃったもんだから後の歌詞がたいへんなことになっているのでした。
今日のイチャモン:

CNNさんから。

携帯電話メールの多用によりアイルランドの女子高生の国語力が低下しているという記事なのだが、

また、「生徒らが書く文章は、語彙が少なく、短い文章で、時世変化がない」と指摘している。
って、この記事でこの記述(笑)。
えーと、CNNがロイターの記事を邦訳しているものだと思うのだけれども、つねづね「英語が喋れると思っている馬鹿は日本(と日本文化)をバカにしている」とも思っていてですね僕は。とりあえず悪意を込めて嗤っておく(←これはこれで記述がナショナリスチックで気に入らないけどまあいいや)
今日の未見:

フォーガットン どうでもいいけど、借りてきたDVDが観らんないのが。
外付けのDVDドライブを買ってきたんですけど、それでもダメなんだからソフトウェアのほうの問題なんですね。

えーいもう、真面目になんとかするしかないか。

2007年4月28日(土曜日)、Zirconsのライブ、ご来場ありがとうございました。
at Sokehs Rock, 四谷三丁目。20時開始で22時半には終わりました(Zirconsとしては優秀なほう)。

Zircons

Sets are:
First Stage:
01. Come Go With Me
02. Runaway
03. Blue Moon
04. Wonderful World
05. Maybe
06. Rawhide
07. Good Night Baby
08. So Much In Love
09. Koi No Kisetu
10. Mata Au Hi Made

Second Stage:
01. The Bottom with The Supreme : Summertime, Save the Last Dance for Me
02. The Ugly with The Bottom : Over the Rainbow
03. The Big : Theme from The Rose
04. The Supreme with The Bottom, The Big and The Ugly : Think
05. Little Darlin'
06. Looking For An Echo
07. Sixty Minutes Man
08. Remember Then
09. That's My Desire
10. In The Mood
11. Lion Sleeps Tonight
12. For The Longest Time
Encore: Goodnight Sweetheart

Zircons 待ち時間に今日の強風と雨のせいで電車があーだこーだという話になって、話の端に丸の内線が茗荷谷だの四谷だので地上に出るのは谷だからなんだなあなんてことを言ってみたら、横ヤンがわざわざ椅子から立ち上がって「嗚呼、谷なんだあ!」って感動していた。なんでも言ってみるもんですね。というわけで妙にハモったリハ後に、またソケースビル地下の中華料理屋で打ち合わせメシ。うまい。

20時開始のライブのほうは、てっぺんのほうはお客さんが窓際にずらりと並んでステージのZirconsと対峙するというショーパブかお前は仕様で、そうこうするうちにだんだんと客席が埋まってきてしまいにゃ満席だったのはよかったなあ。

演奏のほうは、リハーサルが好調だった祟りでもあろうか、1曲目の『Come Go with Me』はリードのサンチャゴとベースの俺の意見がきれいに全音違って、「どっちに合わせようかなあ」と右往左往する横ヤンとアキちゃんという仕様でしたな。いやまあ俺もさんちゃんも頑固というかなんつーか(俺も動く気はなかったからね)。やっぱり「爆笑から入る」というイントロが無理だったのかなあ。

あとはいつも通りに大過なく楽しく。スカというと、いろんな人がいろいろしたせいでサイズがたまに違ったりとか、それくらいか。いいんだよ、面白かったんだから。あんたも聴きにこい、動画抜きだとジルコンズの面白さはいっさいがっさい判らんけ。


Zircons 懸案だった個人芸コーナーでは、は高田誠トリオを見倣って「ひとりデュオ」を敢行、クロマチック・ハーモニカを吹きながらピアノを弾いて、『Summertime』を演ってみました。客席のビューも音響もデッドだものだから、ウケたんだかなんだかさっぱり判らん(笑)。あと、アキちゃんを合いの手に入れてウクレレで『ラストダンスは私と』をひとくさり。
それから田村サンティアーゴの個人芸に引っ張りこまれて、ウクレレの『Over the Rainbow』にハーモニカでなんとなく絡む。よく考えるとややっこしいこの曲のウクレレ・ソロを「勘」だけで作り上げている(クサすわけではなくて、サンチャゴはコード理論だのなんだのはいっさいがっさい知らない)のが凄い。ほんとは俺はいないほうがよかったのだろうが、客ウケを考えるといてもよかったかな、くらいの。
横ヤンはピアノの弾き語りで、「りびさんが便利に使われすぎだから」みたいなことを言って単独ソロ。お気遣いありがとう。

Think! for supremeそしてアキちゃん『Think』は、また俺がピアノ。しょっぱなは、ゴスペルのMightyのときにキーが半音ずつ2回上がっていくこの曲でキーボードの人がトランスポーズを間違えたもんだから、トランスポーズを使わない俺(正確には使えないんだけど)にピアノを弾かせてみたかったらしいんだな。各々構成の違う3コーラス分+ピアノソロを譜面1枚に放り込んでいるものだからちょっと難儀したのだけれども(自分の書いた譜面で難儀してどうするよ俺)、結果として偶然うまくいったのでようございました。
いやしかし、途中のソロパートがヤバかったかな。思いつきで弾いていたらin CなのにEb→Abはいいとして、Dbを弾きながら「俺はどこに行くんだ」とか思っていたことでしたよ。どうやってCに戻ってきたのか自分でも判らないのでした。


というわけで、次回は5月9日のBack In Town、よろしくお願いします>>そこのあなた。

あと、5月10日にまたソケース・ロックで「ウクレレまつり」があるみたいで、なんでか僕も出演するのでした(今日聞いた)。ついでがありましたら、そちらもよろしく。とりあえず「民間のウクレレ幻想を吹っ飛ばす」ようなことを画策しておりますのでした。

4月28日(土)、四谷三丁目でライブ演ります。
※2007年4月26日記す。
そいが前回の神田イゾルデでもご一緒したサンチャゴ田村さん率いるZircons。4人のアカペラ・ドゥーワップグループってことで最初は???だったのですが、とにかく皆様キャラが濃い!濃い!そして音楽を知ってる。とってもね。遊ぶ心歌う心飲む心なんてのがとってもいっぱいで別に私客じゃないんですが、かなり楽しんじゃいました。
某所対バンさんの日記から無断引用してみましたが、まあそういうことですのでおいでください。詳細とか地図とかはこちらをご覧ください。

個人芸どうすっかな、場所柄やっぱりウクレレかいな。
あ、最高さんの個人芸で僕はピアノ弾かされるのでした。お楽しみに。

歌うヘンタイ。

思いついたことを全部書いてみるblog。
AIR GUITAR ウクレレ リロ&スティッチ【タカラトミー】
日本眼光学学会というのが存在することを発見。
会員が全員三白眼というのが理想ですね。
2007年4月27日(金曜日)、空腹。
カレー。 今日は西日だけが入る密室に閉じ込められて、食事も与えられずに働いてきました。

あんまりお腹が空いたもので、東中野のサムラートでカレー2品セット(マッシュルームと菠薐草+マトン)、生ビール。お客さんは僕だけだったものが食べているうちに満席になって、食後の一服をつけているところに新客さんがいらしたものだから退店したような次第。つまり「俺の呼んだ客」だと思うんだけどなあ、礼のひとつも言ってくれてもいいぞ>>印度人。

ココイチとどっちにしようかなと思ったんだけど、総合評価としては甲乙つけがたいかな。


さいきん読んだ本:

平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』。
独白するユニバーサル横メルカトル異常快楽殺人やはり平山による『異常快楽殺人』が常識はずれの大傑作だったものだから、(どうやらバイトで書き飛ばしているらしき『怖い話』とかはほっといて)期待していたもの。
読んでみたら怖かった。もともと映画評論出身なのだと思うが、個人的にはいちいちビジュアルが出てきて、それが村上龍のサディズム描写を百倍したくらいにすざまじい。滅茶苦茶面白かったのだけれども、ちょっと再読をためらっていたりする次第なのでした。

都筑道夫『危険冒険大犯罪』、
都筑道夫『25階の窓』。
たぶん30年から40年くらい前の作品だと思うのだが(なので300万円くらいのことで人が殺されたりする)、滅茶苦茶面白かった。都筑道夫は実家の両親文庫に在庫がいっくらでもある筈なので、今後もちょっと漁ってみる心算つもりなのでした。

ベルヌ『十五少年漂流記』。
やはりヒドい小説だよな。
ちょっと前にも書いたが、まず少年たちは漂流していない、正確を期すならば「漂着記」かな。
肝心のチェアマン島での生活では、風呂と排泄の記述がない。
それくらいならまあいいのだが、巻き込まれて一緒に漂着した少年黒人コックの人権が認められていない(当然のような顔をして、指導者選挙への投票権がない)。お前も文句言えよ、ブラザーってば。
そんで、各章の劈頭にこれから起こることがダイジェストで書いてある。余分なんだよ、いらねえことすんな>>ヴェルヌさんよぉ。ったく仏蘭西人のすることは。

中島河太郎編『"新青年傑作選集4・怪奇編"ひとりで夜読むな』。
昭和初期というか戦前の中間小説誌(かな?)からの選集で、作者は明治生まればっかしなんだが、面白いなあ。まあ時代が時代だけにあれよ、癩病とか癲癇とかがカンペキに業病扱いだし(癩病病みがあの島から逃げ出してこぉわいぞ、みたいな話がほんとうに入ってる)、でもそれはそれで説得力があって話としては面白いのだから構わん。
各作家の扉のところに略歴が載っているのはいいとして、ついでに作品解説も載せてくれるのは勘弁してくれないかなあ。ジュール・ヴェルヌかあんたは、ほんとにもう。
あとは宮部みゆきとか藤沢周平とかあるけど、割愛。

明日は、

Zirconsのライブ。あんた来い。

いくつか譜面を準備して、個人芸のネタをいいかげん考えて(けっきょくウクレレ握りしめてステージに上がってそれから考えそうな気はする)、あとは燃えないゴミを提出して、できればお蒲団も干したい。

思いついたことを全部書いてみるblog。
閻魔大王
閻魔大王が温泉につかって、「あー、地獄地獄」。
2007年4月26日(木曜日)、まだまだ甘い。
ジュピター ポケットトランペット。あれ? イズミさんにあげる約束してなかったっけコレ。 一昨日の歌舞伎町『Golden Egg』のこけら落としセッションでは、おそらくジュピター製であろうポケット・トランペットを大音量で吹き鳴らしているかっけーお姉さんを目撃。実は僕も同じトランペットを持っていて(あっちは黒塗りラッカーで僕はゴールデンだが、大して変わるまい)、「高音がでないのはポケットだからだ」と思っていたのだが、どうやら単に僕がヘタクソの怠け者であることが判明。くそ、なんとかしちゃる。

パンツが42,000円。バカじゃねえのとも思うが、履いたらハマるのかなあ。 ここんとこの天候不順(←人間様の驕り)とかなんとかでお洗濯ができていない。ついにパンツが払底したものだから午前5時から洗濯機を廻している俺。ふう。

今日のパンツ、どうしましょう。


先日のジャズのジャム・セッションでやった曲、
  • Alone Together
  • If I were a Bell
  • Wave
  • In Walked Bud
ジェイミー・エバーソルドのマイナスワン教本(使ったことねえけど)。というか、ルーファス・リードがこんなところに! すべてピアノで譜面にらめっこの初弾き。というかクロさんに「よく演る曲目を教えてください」つぅて、知ってる曲を省いていったらこうなっちゃった感じ。それで判明したのだが、譜面をいっしょけんめ眺めていると、実は右手がけっこうお留守になったりするんだな俺。タッチタイプしようよ、頼むよ俺。

それでもいちおういつもの変態テンションは、まあ入らないことはないなあ。と思っていたら一昨日の『Goodbye Porkpie Hat』ではそれすら玉砕、なんとかしようぜ俺。


ホウボウ 帰宅がけの東中野ライフでついホウボウを1尾購入(半額だった)。

どないしょ、まあ半額で149円とかだったから、とりあえず塩でも振って焼いてみるか。


向後の予定:

今日も音羽屋、明日も音羽屋。
明後日はZirconsのライブ。
ゴールデンウィークはほぼヒマ、5月3日にウクレレのオフ、4日に引越の手伝い、以上。

2007年4月25日(水曜日)、H2$。
GOLDEN☆STARゴールデンスタア日本一の無責任男 植木等 今日も今日とて、池袋芸術劇場でミュージカル『How to Succeed』を観戦(ダブルヘッダーのソワレ)。昨日は一階中段下手寄りだったものが、今日は二階前列中央寄りということで、陣取りのコンビネーションとしてはまあまあかな。

昨日との違いというと、音響面ではさすがに変わらず。景色のほうは昨日がほぼ水平目線であったものが、やや俯瞰気味になって面白かったかしらん。そのぶんオケピットがよぉく見えて、ますます芝居に身が入らなかったりなんかして。ダメじゃん俺。


東京物語 2日目の得点としては、初日にストーリーも見せ場も把握できたこととてようよう落ち着いて鑑賞できるようになった点だろうか。ふだん眺めているホラー映画やミステリ小説なんかだと初回鑑賞時の集中力がまず勝負なのだが、ミュージカルってのは「芸を楽しむ」ものだから、どちらかというと歌舞伎や落語に近い。同じ演目を何度でも楽しめるわけだよな。うむ、即興ベースのジャズと、譜面ベースのクラシカル音楽の違いに近いのかもしれない。


Snatch なにしろミュージカルですからね、オペラと同じでストーリーなんかあってもなくても。物語自体が薄ぅくゆったり、悠揚迫らざる態度で淡々と進む。だってよ、このH2$にしてからがストーリーを要約して読んでみたらまず5分もかからん。台詞にしたって、読めば10秒で済むものをいちいち歌うから3分くらいかかる。というわけで5分で語れる物語を3時間かけて聴かされるわけで、ガイ・リッチーのファンが小津安二郎を観せられているようなもんだ。永六輔も歌舞伎にストップウォッチを持って行ってる隙にこういうことを学ばんといかんよ。


今日の西川貴教さんほか:

僣越を承知で言うと、前回に拝見した『Little Shop of Horrors』のときよりはかなりこなれた感じというか、LSHのときにはコントみたいだったところが、今回はちゃんとミュージカルの流れに乗っていたように思えたんですね。なんて言うのだろう、素に戻るところがあまりないというか、フィンチっぽいというか。

あとは、楽曲のキーはやっぱり原産国との契約かなんかで「上げちゃいかん」ということになっていたのかなあ。音域の狭い曲が多いのだけれども、あと5度も上げてやりゃ西川さんとしては歌いやすかったのではないかと思うのだが。ほかの出演者に迷惑? いいんだよ、座長なんだからそんなものはほっとけ(笑)。

まったく本筋と関係ないことなのだが、編み物の編み目が昨日は820番くらいだったものが、今日は1,020番代になっていた。ということは今日のマチネが920番くらいで、公演ごとに100くらいずつ増えているのだろうか。もしほんとうに編んでいるとすると、しまいにゃ鳥籠ケースが犬小屋ケースくらいになっちゃったりするのだろうか。いやまあどうでもいいんだけど。


今日はオーケストラ・ピットが昨日よりもよく見えたのだけれど、思いっきりキーボードの人がおりましたな。開演前のチューニングの音漏れと併せて考えると、ラッパのたぐいはともかくとして、昨日は「生」だと思っていたストリングスなんかはシンセだったのかしらん。
知人がパンフレットを買っていたので見せてもらったら、リード(木管楽器の意であろう)が2人、トランペットとトロンボーンがいてフレンチホルンが何故か2人、あとドラムスとベース、シンセサイザが2人、という編成だったらしい。昨日は実のところほとんど「生」だと思っていたもので、うーむ騙された(笑)。いくらなんでもシンセも手弾きだとは思うし、そこまで違ったら俺が大問題なのだけれども、どうなんでしょうね。

ベースは昨日とは違う人だったのかなあ。昨日はこてこてのウッドベースだったものが、なんかフレッテッドのエレキっぽい音に聞こえました。あるいはコンプでも噛ませたのか。あいかわらず死ぬほど上手くてかっこいいことに変わりはないのだが、昨日のほうがちょっと好き。

音響廻りというのかな、さらについでに。せっかく本間さんのタップ・ソロがあるのに客席に手拍子を要求しちゃうもんだから、タップがよく聞こえないんだよね。タップ好きとしてはちょっと残念でした。文句つけるところではないのだけれども、いちおう書いておきます。


そしてローズマリーは、社長室に慌てて駆け戻ってくるときよりも、フィンチに呼ばれてロビーに降りてくるときのほうがやはり階段下降が速いことを確認。面白い人だと思いました。

あまり関係ないけど、帰ってきたウルトラマンの人が意外とものすごくデカいことを発見。そりゃまあ変身すれば身長40メートルの体重3万5千トンだもんな、多少はデカくないと平仄がとれまいってもんか。

プロに対してちょっと失礼なことを言うと、みんな歌うまいね(「失礼」だと断っておるだろうが)。いや、LSHのときにゃ、最初に観たときゃ「谷原さんのモニタ、壊れてるな」と思っていたら2回目に観たときにもモニタが壊れていたものだからさ。そしてうまいなかでも突出して上手い入江さんと藤本さんがやっぱ凄いわ。あ、帰ってきたウルトラマンのバリトン・ソロも大好きです。



そうさの、まだ東京公演も3週間くらいはあるらしいし、観ておいて損はないとは思うのですね。

そういえば邦題として知られる『努力しないで出世する方法』というのは「明らかに西川さんが努力している」のでウソなんじゃないかと思っていたら、アメリカで出ているビデオのタイトルが『How to Succeed in Business Without Really Trying』だったんですね(知らんじゃった)。僕が訳すと「真面目にやらずに」くらいの感じかしら、微妙なところではあるのだけれども。

クレージー・キャッツ映画との関連では、『ニッポン無責任時代』に本作の影響が言われているのだけれども、やっぱり平均たいら ひとしではなくて初等はじめ ひとしのほうがしっくりくると思うのだけれども、どんなもんでしょう。

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