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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


2006年9月7日(木曜日)、僕のライブでした。
今日の怪獣映画:

韓国映画『グエムル』を新宿東亜で観る。


そうさの、凝りまくったCGに全てを吸い取られた映画といったところか。
いや、「怪獣出てくる映画」として観るならばそれなりに楽しめると思うんですけどね(『妖星ゴラス』とか、って引き合いに出したら失礼でした)。

妖星ゴラス 尻怪獣 アスラ ツイスター デラックス・エディション クロスファイア プルガサリ/伝説の大怪獣
怪獣映画であれば、

  • 怪獣が出てきて(あたりまえだ)、
  • 怪獣の目的だの特徴だのが観客にも判って、
  • 怪獣と闘う主人公なりチームなりが対立項としてあって、
  • なんらかの理由で怪獣が滅んだり滅ばなかったりして、
といったあたりが(僕の中での)必須要素になるわけで、たとえば『クロスファイア』や『スキャナーズ』なんかは怪獣映画だと今でも思っている。『ツイスター』なんかも混ぜてやってもいいぞ。

その点で『グエムル』の怪獣は、

  • 素性も育ちも判らないし、
  • なんであんなものをあんなところに貯め込んでいるのかもよく判らない。
    食糧備蓄というならば「食べガラ」まで放り込む必要はないし、子孫用のエサででもあるのならもうちょっときちんと管理して欲しいものだし(←イチャモンである)。
  • あるいは、怪獣にも感情移入できてこその怪獣映画でしょう、と言うこともできる。

たとえば、米軍の投棄したホルムアルデヒドの影響でサンショウウオかなんかが変異したというのであれば(たぶんそんなことが言いたかったのではないか)、怪獣に触れると人間が溶けちゃうとか、体液がホルムアルデヒドなのでえらく冷たいとか、いろいろ設定できるところはあったのではないか。成分がCH2Oであるならば、いちおうは新生物誕生の可能性はあるぞ(『エイリアン』の「酸」や『GODZILLA』の「放射性物質」なんかよりはよっぽどマシな設定だと思うのだが)。

ガマクジラ こんなことでは自然災害映画やパニックアクションと変わらないではないか。災害のおおもとになんの特徴もないし意志も感じられない、つまりこれは「天災映画」だ(『ツイスター』の竜巻には悪意があったと思う)。ついでに書いておくとこの話、「娘が誘拐されました、という話を誰にも信じてもらえなかった家族の話」として十分に通用するぞ。なにも足の長いガマクジラなんかを引っ張りだしてくる必要はなかった。賢い誘拐犯がひとりいれば、むしろ余計なもんに気を取られずに救出劇として観ることができたのではないか。

天国と地獄もとより僕は「怪獣映画」ではないからダメ、などと言う心算はない。でもやりたかったのは怪獣映画なんでしょ? この映画のどこかほかにミドコロがあるなら教えて欲しいよ僕は。

そして肝腎の(肝腎な要素になってしまった)人間ドラマのほうは、家族愛と減点パパ大活躍こそそこそこの出来ではあるものの、警察もアメリカ人もバカすぎて見応えはない。そんななかで唯一よくできていたのが怪獣の造形と動作で、あとは部屋のなかか野っ原を走りまわっているだけの映画だ。だいたい怪獣のCGを愉しんでくればいいんじゃないかなあ。これはつまりホームドラマですから(申相玉になにを学んだのだ、製作者は)。


話題になっているパトレイバー『廃棄物13号』との類似は、特には感じませんでした。いや、マンガの単行本の方しか知らないのだけれども、パクるんだったら「怪物を造った奴がいる」とか「弱点はこれ」とか「どえらく盛り上がる最終決戦」とか「迂闊にやっつけるとものすごく困る」とか、いくらなんでももうちょっと丁寧に引っ張ってくるでしょう。そしてそのための資料には単行本も入ってくるわけだから、本しか読んでいない僕でも確信を持って言えるわけだ。

個人的な結論として、問題なし。


今日の地球滅亡:

タイカス GyaOにかかっていた『タイカス』も、デニス・ホッパー目当てで眺める。
こちらはわりといい出来で、小規模な『地球最後の日』として眺めつつデニス・ホッパーに注目していれば(なんてかわいそうで公平でおとこらしいんだ!)、十分に楽しめました。

アレを1回、まず月に当てているところが新しいかも。僕も脚本書いていたころにやってるけどね(僕のほうが古いぞ、って自慢してどうする(笑))。


今日のライブ:

演奏中。 はい、月例「ウクレレ弾き語り3時間勝負」のお時間でした(笑)。

Mojo 53に行く前に、家でちょっとスキヤキとご飯を食べすぎてしまってですね、お腹いっぱいで腹式呼吸ができないという体たらく。とほほ。

それでもなんとか頑張って歌うことにして、と。


今日のお客さんはトータルで、6人くらい? なに、キャパの6割くらいも入っていたのだからたいしたもんだ(笑)。但し、面子が先月とほぼ同じ(笑)。どうしましょう。

以下はセットリスト(だいたい)と、簡単なゴタク。

  1. 百合コレクション
    先々週あたりにレパートリー入りしたのだから、先月のお客さんは間違いなく聴いていない。ほんとうは誰かにコーラスでも頼みたかったんだけどな、まあいいや。
  2. Crazy G(instrumental )
    本来の開始曲。ジェームズ・ヒルが「ステージは"目を瞑っても弾ける曲で始める"と言っていたのに倣ったもの。
  3. コーヒー・ルンバ
    歌詞解説付き、このへんからしばらく先月と同じものを、解説を長くして喋りまくりながら演奏する。
  4. Twinkle Million Rendezvous(instrumental )
    ウクレレのライブでは珍しかろう曲を、という企画。なんでかT.M.Revolution西川貴教野郎ライブ限定Tとか着てたしな(笑)。
  5. Close to You
  6. Over the Rainbow(instrumental )
  7. 家とカサ
  8. 亜麻色の髪の乙女(instrumental )
  9. 涙そうそう
  10. 雨を見たかい
  11. What a Wonderful World(instrumental )
    偶然だが前歌とは反戦歌つながり。
  12. 悲しくてやりきれない

    -休憩-

  13. 枯葉(instrumental )
    クロマチック・ハーモニカ(CX-12)で。
  14. 大物ゲスト・おーうちさんのソロ、3曲(instrumental )
    丁寧なスリー・フィンガーが僕とはぜんぜん対蹠的だもので、ウクレレ普及活動家という立場としてはありがたい限り。
  15. カーニバルの朝(instrumental )
  16. Pineapple Princess(instrumental )
  17. 日曜日よりの使者
    なんか甲本ヒロトが自殺しようとしたときにテレビで『ガキつか』を演っていて、笑えたので死ぬのをやめたときに作ったのがこの歌だ、というのは本当なんでしょうか。
  18. (歌詞廻りのヨタ話)
    『瞳を閉じて』(瞳は閉じられない)、
    『結婚しようよ』(君の髪も伸びることを想定していない)、
  19. 初恋
  20. いいことばかりはありゃしない
  21. ラストダンスは私と
    解釈を変えて、「ストーカーの歌」として唄う。解釈としては『Every Breath You Take』と同じ。
  22. 林檎の木の下で
    歌詞解説付き。いつまでも帰ろうとしない幸せな二人。
  23. 上を向いて歩こう
    歌詞解説付き。『クリスマス・イブ』→『上を向いて歩こう』→『Burnin' Xmas』という流れをきちんと説明しました。
  24. 大きな古時計(instrumental )

    -休憩-

  25. As Time Goes By(instrumental )
    クロマティック・ハーモニカ(CX-12)で。
  26. 君にあえてよかった(blues ver.)

  27. ウニの一生
  28. はじめてのチュウ
  29. 気分をかえて
  30. All of Me
そんなこんなで、3ステージを各40分、50分、30分といった感じで実演120分といったところか。個人的にはそこそこのできあがりかな、楽しめました。

来月は(月例なんですよ)、日程がまだちょいと未定。演るのは決定してるんですけどね。



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