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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


だいじなもの。
僕は自分の楽器をあまり大事にはしない質ではあるが、それは「楽器というのは酷使されてあたりまえ」という考え方にまず因る。弾いていれば、ある部分は劣化していくのが楽器というか道具でしょ? そこから敷衍すれば、どうせ消耗品なんだから「貸してくれ」と言われれば貸すし、それは「ちゃんと使って(酷使して)くれるであろう」という予測というか信頼に基づいて貸しているわけなんだな。文章下手だな。ウクレレをラケット代わりにして卓球やろうって人には、とうぜん貸しません(うっかり自分ではやってみるかも知れないのだが)。

別の話で、「シールド(楽器と拡声装置とを繋ぐ電線ですね)を(何日間か)貸してくれ」という人がいたとして、こなれた演奏者以外に頼まれたとして、僕は貸さない。
理由は簡単で、たいがいの人はシールドの巻き方をまず知らない。八の字巻きを知らない人に貸しだしたシールドのメッシュがびりびりになったとして、僕がそのシールドを使ってステージに上がったとして、そこでノイズが入ったり音が切れたりしたらどうしようもない。だから貸し出して戻ってきたシールドには使い途はない。
というわけで、シールドは貸さないけれども進呈するか売るか(売ったこと、ねえなちきしょ)という処理をするわけだな。

昨晩深更にテレビを眺めていたら、なんかのバラエティにギターも弾くボーカリストが出演していた。なんかのクイズの問題で、「(そのボーカリストが)とても大事にしているものがありまーす」ってんで、ホステスの姉ちゃんが正解としてボーカリストのギターを引っ張りだしてきた。ソファの下から。ずるずると。

あーあ。
まず、ソファの下とかに放り込んでおくなよ。
「とても大事にしているもの」なんだろ?
判ってやってんだろ?

ローリング・ストーンズの公演では、最後のメンバー挨拶のときにキースがチャーリーにテレキャスターを預ける。キースのチャーリーに対する最高の讃辞であることに異論はあるまい。

あるいは、土屋アンナが言う。
>>特攻服預けるってことは、命預けるってことだ。

その覚悟があんのか手前、音楽家のギターをソファの下に放り込んで、ずるりと引きずり出したベッキー(と番組スタッフ)。

預かりもんは大切に扱え。

言ってて恥ずかしい。



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