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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


Silent Night
某所で「え? あのピアノ、君なの?」って言われた。
どっからどー聴いても俺丸出しだと思うのだけれども。
『Blue Moon』のほうも、「あのボボボホボっての演って」って言われまくってかなん。疲れるんだってば。


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エビ大王。
えびボクサー いかレスラー ◆20%OFF! 映画『えびボクサー』、
『いか
レスラー』、
『コアラ課長』と来て、
今日はいよいよ

満を持して

舞台『エビ大王』だ! 

誘ってくださるかたがいらして、にこにこしながら青山劇場に行ってきました。


さきに、「ものすごく久し振りに人さまの頭を張り倒した話」を書いておきましょうか。

同道の元締の証言を回顧してみよう。

前説のアナウンスで筧利夫さんが「携帯電話の電源を、

切ってください。

切ってください。

切ってくださいっ!」

って3回も言ってから、あのお兄ちゃんが携帯電話を開いたのよ。
当然電源を切るものだと思ったらいきなりメールを打ち始めて、お芝居が始まってもまだ打っていて、でもそのときは遠慮していたらしくて画面は隠していたんだけど、メールが打ち終わって送信しようとしたら電波が弱かったらしくて、それで上のほうに携帯電話を掲げたのよ。

僕のほうから話すと、既に芝居が始まっているのに、携帯電話の光る画面をちらちらさせてる馬鹿な兄ちゃんが2列前にいる。ふむ、あらゆる意味で間違っている人がいるものだなあ。2、3分間くらいは「邪魔くせえなあ」と思いつつ気にしないようにしていたのだが、3、4回目にこっち向けて光らせたときに、やはり注意を喚起したほうがいいなあとは思いました。迷惑しているのは君の後列サイト内にいる全員なのだよ。

直前の列ならば手を伸ばして肩でもたたいて話しかければ済む話なのだが、2列前なので頭にしか手が届きませんね。ちょいと身を乗り出して、うしろあたまをひっぱたいてやりました。「軽く」の心算が意外といい音がしたのだが、そこは仕方ないよなあ、加減のできる距離でもないわけだし。お兄ちゃんはちょいと振り返ってこっちを睨みましたが、携帯電話はしまってくれました。ご協力ありがとう。

終演後にもこっちを振り返って睨んでいたような気もしたのだが、事を荒立てる気もないので知らんぷりしておいたらそのまんま終わりましたな。僕としては「携帯電話を照明がわりにしてパンフレットでも読んでいたのかな」なんて思っていたのだが、まあ元締の話を総合すると脱いだ靴の踵で思いっきり殴っておいてもよかったような。S席のチケットがいくらすると思ってるんだよ馬鹿野郎、芝居にも客にも失礼だぞ。こちとらてっぺんのシチュエーションを半分くらいも見逃しちまったじゃねえか。おかげで犯人の判らないこと夥しい。

えーと、今後も同じ状況が出来すれば、僕は同じことをすると思います。
今日に限って言えば、多少乱暴であったとしても、周辺の客席の共感は得られたものと考えています。とりあえず元締にはウケていたしな、まあいいや。


今朝は早起きして音羽屋さんに行く心算が、漬物学者邸のPCがトラブって‥‥まあそんな話はいいか。飯だけ書いとこ、朝バナナ、昼鶏そぼろ弁当、夕刻にトンカツ定食、お芝居後にポテトフライと菠薐草ソテーとビール。

韓国産のお芝居を輸入再演する『エビ大王』は、筧利夫率いる『Team ARAGOTO』の旗揚げ公演ということになるのかな。芝居には詳しくないので出演者の皆さんをほとんど存じあげないのは申し訳なかったのだが(筧さんと、『タイガー&ドラゴン』のウルフと、『ドラゴン桜』の落ちたほうの娘さんと、円城寺あやさんくらいしか判らん)、皆さん達者で楽しめました。話のほうもうっかりすると『五瓣の椿』なみにどろどろになっちまいそうなところを、すっきりした演出でまとめてくれて好感が持てました。綜合すると、観にいってよかったな。


話の舞台は、青銅器時代だか鉄器時代だかに至ろうとする古代朝鮮。覇王エビの後継問題に絡んでの闘争があり、エビ大王は38度線を引き国家を二分し娘たちに分割統治させる。娘たちは青国と赤国に分かれて覇権争いを展開し、戦乱に巻き込まれた国では義賊から身を起こしたカニが大将軍として頭角をあらわす。ついに迎えた決戦の日、エビ大王と対峙するカニ大将軍の妻こそが、赤児のころに川に流され捨てられたエビ大王の実娘、ハマグリ姫であった。果たして国体の象徴たる三種の神器を制するのはいったい誰なのか。エビ大王は世継ぎを生ませるための運命の女を見つけ出すことができるのか。

だいたいそんな話かな、と思って観に行きました。

そうさの、脚本は算数が苦手なのが丸判りなのだが(僕の計算では、2週間目くらいに「60億-1人」が全滅して、翌日の最後の1人が死んで人類は滅亡します。9年間も保つわけがない)、そんなことは小さなことです。

殺陣も素晴らしいし、たまにギャグもあるし(微妙な感じが楽しい)、まず役者さんが真剣に楽しんでいる感じも伝わってくるし、突っ込もうと思えばいろいろ話題もあり、とりあえず観ておいて損はないぞ、エビ大王。

お前は二度とくんな>>携帯電話男。貴様に劇場に出入りする権利はない。


終演後、宮益坂のジョナサンで軽く飯ビールなどしながら芝居の話など。
隣の席に、注文もせんと居座ってサラリーマン風味の兄さんに「ユビキタス携帯電話ビジネス」の話をしているキャッチセールスのおばさんがいました。いろいろあるなあ、渋谷の夜。
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