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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


Club Seven "3rd stage!"
昨晩に突如としてお誘いがあって、なにやらよく判らぬままに早起きして品川プリンスホテル内「Club eX」というところまで『Club Seven "3rd stage!"』という‥‥えーと、イベントを眺めに行く。ほんとうになんの予備知識もなくてですね、なにやらライブパフォーマンスではあるらしいのだが、歌うのだか踊るのだか芝居なのだか芝居の最中に突然歌い踊り始めるやつなのか、さっぱり判らん。3rd Stageったってどうやら第三舞台っぽい気配もなくですね、だいたい舞台らしきものが午前11時から始まるってのはなに? まあいいや、始まりゃ判明することだ(始まっても判りませんでしたが(笑))。

そも、品川駅に到着した時点でちょっと戸惑う。以前に来たときにはほの暗い構内に蕎麦出汁の香りが充満する「ちょっと前まで品川宿でした」みたいな感じの駅だったものが(いつの話だ)、なにやら明るくナウくなっていて、駅構内にデパートみたようなものまでありやがる。あんたはラスベガスかっての。


駅構内のショボいブレックファスト・プレート(500円)で朝食を済ませる。プレートはたいして取り柄もないしスクランブルド・エッグを出してるのにケチャップも置いていないこのお店の、しかし飲料水はやたらと美味しかったなあ。そこを褒められても嬉しくないだろうなあ。
会場のほうはアートスフィアめいた小洒落たハコで、なんでかテーブル席でワンドリンク付き。え? 俺にオレンジジュースだの烏龍茶だのを飲めというのか、ってんで迷わずウィスキーのストレートを注文。つまりこれは「おめざ」ですな。
イベントのほうは2部制の、歌あり踊りあり(タップダンスあり)手品あり、小芝居ありの所謂エンターテイメントでしたね。僕はミュージカル運がなくて、オペラに行ってもミュージカルに行ってもオペレッタに行ってもたいがいはひとりくらいヘタクソな人が混じっているのだが(ほんとうなんだからしかたがない)、今回は個々人の伎倆もものすごくて、安心して楽しめました。さいきん上げた足の高さが揃っている踊りというのも観ていないしなあ。

1部のほうのショートコント集(というのか)にあんまり連続した脈絡がなかったので、誘ってくれたかたが「楽しめたかどうか」を心配してくださっていましたが。いや確かに僕は「このバラけたエピソードが最後にまとまってたいへんなことになるのかなぁ」などとも思いつつ眺めていましたが(洗濯屋さんのネタに収斂するのかな、なんて)、最後までバラけたまんまでしたな。いや、僕は小劇場はよく観ていたので、馴れてます、充分楽しめました(ちなみに、この人も僕のアイカタも「2部のほうが面白かった」のだそうだが、わけのわからないものが好きな僕は1部のほうが好き)。

2部のアタマが40分ほどのミュージカルで、本当はまずこっちが演りたかったような気配は感じました。そのあとが、歌いだしを五十音順に「あ」から「ん」まで全70曲以上も(重複があるのね)歌い踊るというバカな企画で(←褒めてます)、「お」か「か」あたりまでは「まだ50曲くらいあるよ」なんてちょいとウザく思っていたものが、「し」か「す」あたりから身体が馴れてきたのか、俄然楽しくなってきました。「ま」あたりで「あ、もう終わっちゃうよ」なんて思ったもんなあ。


歌以外の音楽はたぶんMIDIでオリジナル音源を起こしてあって、クルト・ヴァイルとかT.モンク好きとしてはちょいとまともに行き過ぎのような気もしたけれど、充分な水準でしょう。最近の技術に疎いもので、「ルバートに合わせてMIDIが入ってくる」なんていうのはどう演っているのか判らなかったんですけど、こんど調べてみよう。音も良かったし満足。

まったく関係ないけど、リーダーらしき玉野和紀さんという人が、若いころの鈴木勝秀さんにちょっと似ていたのも僕としては得点だなあ(ほんとに関係ないなあ)。それでこの人のタップがまた凄くて(って他にもいろんな人がいちいち凄かったのでいちいち書いていないのだが凄くて)、BILLY JOEL『NEW YORK STATE OF MIND』(玉野さぁん、どうやらサイトでスペルを間違えてますよぅ)ではAABAのあとのAA部分をタップ・ソロだけで埋めつくしました。これはつまり、ピアノやギターやサキソフォン並みの表現力をタップが示したということであって、凄ぇ。だって物件はバラッドだよ? ここでドラムソロを入れるバンドがあったとしたら(非難はしないが)吃驚しようってなもんだ。ちなみに、ウクレレ入れたらどうなんのかなあ(笑)。


はなちゃん Jul.5 はなちゃん Aug.2 はなちゃん Sep.9 はなちゃん Oct.30
終了後、日比谷公園にはなちゃんが来ているというので、品川駅構内で弁当など仕入れてからヒマこいて行ってみる。初対面のはなちゃんはとても愛想のよいお嬢さんで、ちょいとリードをとらせてもらって公園内をお散歩などしてみる。100メートルも走ったら僕が息切れしましたな、しょうむない。

ちょっとまだリードを引く癖があるのが気にならないこともないが、まあ僕が矯正するような話でもないしな。ちかぢか関西のほうから婿取りをなさるのだそうで、それはそれはおめでとうございます。


おまけ。
  • 某人がたぶん笹本玲奈さんつながりでミュージカル『レ・ミゼラブル』を観にいったのだそうで、準主役級の女優さんの話が出て。僕が「てことはコゼットですか?」って聞いてみたら、「誰それ?」って、あんたは帝劇でなにを観てきたのだ(笑)。
  • 宝塚のかたにヒトコトさせていただくが、ギョクのツユダクはねえだろう。それは「飲み物」だよ。
  • 今日は客層がよく判らなかったのだけれども、おそらくは出演者のどなたかの追っかけと思しきかたもたくさんいらしたようなのだが、楽しげでいいお客さんたちだったと思います。ラストで桟敷席ではスタンディング・オベーションも見られたのだが、フロアのほうでそれをやると後ろのお客さんがねえ。勘弁してくれ>>出演者の皆さま。珍しく僕も拍手してましたからね、そのへんでね(ふだんは商売道具を叩いたりはしないのだ)。
    そういえば、僕は「浮いていた」そうです。西海岸の高校生を演出してみたんだけどなあ、やっぱり無理がありすぎたか。
  • 席番が「B21」だったもので、こりゃ覚えやすい(まざまざな情事で覚えておく必要があったのですよ)。ネタはB21スペシャルなのだが、そりゃ客席で俺が浮くわけだわ。
  • シアターのほうのトイレ個室で、ポルシェを1台拾いました。誰かの忘れ物だと思って係の人に渡しておいたんだけど、正直ちょっと欲しかった。
  • はなちゃんの飼い主に告ぐ。はなちゃんのおしっこの仕方について説明してくれるのはいいが、「雄犬のマーキング跡にマーキングを上書きするはなちゃん」を実演してみせてくれるのはやめてくれ。
  • 日比谷公園で食べたお弁当のガラを持ったまま地下鉄に乗って、ガラを持ったまま総武線に乗って、けっきょく東中野ライフで廃棄させていただきました。

帰宅して、『笑点』で「カンカラ」など観る。優劣とか上下とかではないことは言明しておくが、あまりの落差に腰が抜ける。


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