お風呂後の昼、パックの赤飯をあたためてごま塩をふりかけて、ごく少量ずついただく。あと、珈琲。どこかで野菜を食わんと保たんぞ、儂。さてお出かけだってんで、T.M.RevolutionのウンコTシャツを着て、久し振りにAVIREXの分厚いノンジップ・トレーナーを着込んで出かける。あったかいんだけどねえ、温度調節がいっさいできないんだよな。暖かいか、Tシャツ一丁かのどちらかというソリッドな仕様で、まあロックのライブに行くんだからそれでいいでしょう。
とりあえず中野の元締のところに寄って、なんとかいう栄養価の高そうな粉末スープをご馳走になって、いざ出陣。目指せ東京テレポートはZEPP TOKYO!

とかいったネタを仕入れたりしながら、ZEPP TOKYOの周辺で西川オタクのみなさんと入場待機。
- アンコールの掛け声は? クック・ロビン音頭の要領で「あびんぐ、どん、はい、あびんぐ、どん」というのを提案してみたのだけれども、秒殺で却下される。
- 「BUCK-TICKの曲は演奏可能なんですか?」という質問があって(abingdon boys schoolがトリビュート・アルバムに参加しているらしい)、「筋を通せば可能」という話はしておく。
- ぱっつんこが7,000円もする「abingdon boys school限定Tシャツ」を買っていて、袖についてる「GB」というロゴはなんの略だろうという話になって、「爺婆(GB)」、「頑固婆(GB)」、「グレート・ブリテン(GB)」、「ジャイアント馬場(GB)」といった説が出る。真相は不明だが、「Tシャツは3枚1,000円、ヘインズのヘビーに限る」と思っている僕には高嶺の花。デザインはいいんだけどなあ。
さて、ライブだ。
出演順は発表されていなくて、セッティングを眺めていると周辺から意見を聞かれる(そういう役回りなのだろうなあ、僕は)。
最初のセッティングは、中央のマイクスタンドがブームじゃないから、ボーカリストが手ぶらのバンドですね。abingdon boys schoolかもしれないぞぉ。右のほうにシンセっぽいブースもあるしね。
2ステージ目のセッティングは、中央のマイクスタンドもブームだし、でも西川さんがギターを弾くかもしれないしね、abingdon boys schoolかもしれないぞぉ。シンセサイザがない? マニュピレータが袖にいるなんてケースはよくありますよ。
3ステージ目は、後述。なんじゃあありゃあ(笑)、ってな感じでしたな。
結論として役立たずでした。そんなもんよ。
まずはUVERworldという若い人たちのバンドで、これが凶悪なまでにかっこよくてちょっとハマりました。基本的なフォーマットはハードロックなのだが、歌にはラップが混じっていて、ボイス・パーカッションまでやる歌い手さんは何者だったのだろう。右奥にはキーボードだかサンプラーだかDJだかの人がいて、この人がまたいい感じで上手。科学も進歩したなあ、とか、ここまでリアルタイムでいじれるのであれば僕もちょっと演ってみようかな、なんて思いました。曲のほうは、かっこよきゃもうジャンルなんかどうでもいいんだろうなあ、実に楽しそうに裏、裏、裏、裏と決めてくれる。あー、歯が抜けるくらいに気持ちよかった。
ところで、ベースの人がのべつチューニングをしていたのだが、なにかあったんでしょうか。ローディが取っ替えに持ってきたベースまで即座にチューニングしていたものなあ、そういうのはローディさんが袖でやっておくものだとも思ったのだが。いや文句はないけど、曲が始まってるのにまだのんびりチューニングしているのを眺めつつはらはらしている僕がいました。
次が椿屋四重奏という人たちで、先日にNHKホールで拝見したときには5人編成だったんだよな。え? 四重奏って‥‥。ふむ、3人編成で四重奏を名乗っていたところにうっかりサポートメンバーを2人入れちゃったら5人になっちゃった? いや、算数ができなくても音楽はできます。心配ない。でも誰かが気づいたらしくて、今日はちゃんと4人で演っていました。これがまたゴリゴリのギターバンドで喜んじゃったよ我が社。UVERworldと比べるとちょっとリズムが甘いような気もするが、そりゃあっちがキマりすぎなんだろうなあ。音量はこっちのほうがけっこう大きくて歯が抜けそうになりました。あと、UVERworldって静かなバンドだったんだなぁなんて思ってしまいました(そんな筈はない)。意外と新しい人たちなんじゃないかと思うんだけど、雰囲気は「重鎮」って感じでしたな。効果音も基本的なギターエフェクタとボーカルのディレイくらいで、手作り感も好き。
2階席の通路でライブを観ていた人たちがUVERworldのメンバーさんだったように思いましたが、気のせいだろうか。
abingdon boys school
だ。転換時に出てきたドラムセットにまず度肝を抜かれますな。ビル・ブラッフォードよりもエルヴィン・ジョーンズよりもデカそうなセットで、大きなツーバスに30インチクラスのシンバルが8枚って、太平洋を越えてハワイの客にでも聴かせる心算か(笑)。その隣のキーボードのブースもけっこうデカくて、エレピだのシンセだのがどこどこ並んでいる。最近ならばコントローラが1台あればたいがいのことはどうにかなるとも思うのだが、やっぱりたくさんあったほうが便利なんだろうか。
始まってみると、とうぜんT.M.Revolutionファンが多いのだろうから当たり前なのだが、いきなりのモッシュの嵐。ふだんならば常識の範疇ということで殴られても蹴られても踏まれても押されても叩かれても気にもしないのだが、今日はちょっと顎とか顔面とかに一発くらうとたいへんなことになるので慎重に回避に努める(「西川観てたら歯が抜けた」とか、ネタにはなるが冗談じゃねえぜ)。
音のほうは、ツーバスとベースの重低音16分音符が響きわたって、西川さんの歌も割と低音入りが多かったものだからなんとなくコード感がなくて、個人的にはちょっと未消化に終わったきらいはあるような。さすがに皆さん達者な演奏だし、「マニュピレータがいる」と言われて危惧していたのだが演奏も人力だったし、楽しいことは楽しかったんだけどね。「このライブのために5曲、頑張って作りました」って言っていたから(ほんとに儂らとやってることが変わらんなあ)、そのうちアルバムでも出たら聴きなおしてみましょう。5.1chでイコライザかけまくったらたぶん楽しいぞ。
ところで、2階席の通路でライブを観ていた人たちがUVERworldと椿屋四重奏のメンバーさんだったように思いましたが、気のせいだろうか。
終了後に、会場の床にパンフレットだのフライヤーだのが散乱して踏まれて蹴られてごっちゃごちゃになっているものを元締たちが拾い集めている(こういうところだけは褒めてあげよう)のを横目にステージ前で機材など点検しているところに、あちこちから「あ、りびさん」と声がかかる。しまった、俺まで西オタだと思われているのではあるまいな。いや、ほぼ初対面の人にまで「blog読んでます」とか言われるわけで、ありがたいのだか申し訳ないのだかよく判りません。
漬物学者の校正作業を本日中に片づけなきゃないもので、強制ワンドリンクに行列している西ヲタの皆さんは置いといて一足先に帰宅。お台場から僕ん家の最寄り駅まで30分がとこだもんなあ、便利になったものです。東中野ライフでグリーンジャイアントの冷凍温野菜と鶏挽肉とシイタケを買って、これは無化調ブイヨンと塩コショウでスープにでもする心算。あと、惣菜コーナーのレンジ用出来合いグラタンと、造りパンコーナーの中華豚まん。
家のフリーザーに食材を放り込んでから漬物学者宅に行って、ワードファイルの校正をとっとと済ませてプリントアウト。本人がPCを全く使わないものだから、印刷するためだけに行ったようなもんだな。まあ、ワインなどご馳走になったからまあいいや。
ついでに、ポケットに入れておいた中華豚まんを齧ってみました。どうやら前歯が中華豚まんに負けそうなので、皿とナイフとフォークを借りて小さぁく小さぁく中華豚まんを切り分けて食べる。ふんまにもう。
どうでもいいんだけど、傷口を縫合して1週間後に抜糸(←歯医者さんは「バツイト」と発音なされましたな、きっと「バッシ(「抜歯」と聴こえる)」と言うと俺が怯えると思ったのに違いない)するのならば、溶解性の糸とか使っときゃよかったんじゃないのか。来週行ったら聞いてみよ。
夜半、なんか痛いので目が覚めて、しょうがないから酒とか。それはいいんだけど(よかないか)。
食いもんがなあ、冷凍グラタンとかレンジ茶碗蒸しとかでふだんの食生活と合わんこと夥しい。前歯の抜けた初期に体重を1kg落として、ここ1週間で2kg戻した。なんとかしないと糖尿になるぞ、マジで俺。いやほんとに。
早いとこツルムラサキのおしたしとか普通に喰いたい。カツブシとゴマを添えて。
というわけで、痛いので目の覚めた午前5時でした。Stay Tuned(指指し).

母が今日から敦煌まで冒険旅行に行くというので(なにやってんだ肺病病みが)、ちょいと見送りに実家まで行く。その母がいきなり「歯が痛む」とか言い出しやがって、我慢して使っていなかった僕の秘蔵の痛み止めの錠剤をごっそり持っていかれました。うーん。まあいいや、いざとなったら酒でも飲んでりゃなんとかなるだろ。
というわけで父を脅迫(笑)して、秘蔵の日本酒を4合瓶で2本ほどガメる。どっかの品評会でなんたら賞を獲得したというノンラベルの品を隠していたのを知っていたのだ、けけけ。
父が「饂飩でも食うか」というのを遠慮して、帰宅して冷凍のグラタンなどチンする。しばらくはしょうがねえかなあ、怱々しいことだ。

1957年製作のこの映画、話としては「放射能で巨大化したおっさんが街を襲う、そして苦悩する恋人」ってなことで、プロットとしては明らかに1954年の『ゴジラ』を意識はしているのだろうなあ。でも、巨大化していく自分に悩む巨人、どうしていいのか判らない恋人、解決策を見いだしつつ実行できない研究陣の懊悩といったあたりでいい感じの人間ドラマも描かれており、いい映画だと思います。作っているバート・アイ・ゴードンさんという人も、頭文字が「B.I.G.」というのは駄洒落だとしても、なんでも巨大化させてくれるいい人です。
ハリウッドで『大アマゾンの半魚人』とか『キング・コング』とかがリメイクされるらしいのだけれども(半魚人については、サンチャゴ田村が「ふざけんな」って言っていた)、放射線被曝は措いといててきとうな理屈をつけておけば、こっちのほうがリメイクしても面白いと思うんだけどな(ダリル・ハンナ出てこい、ちょっと話がある)。
ところで。
明日は10時30分から打ち合わせがあるのでそろそろ寝ますが、まだ「歯茎の出血」が止まりません。口ん中が真っ赤です。というか血溜まりが酸化して錆色です。つぅかこんなんで営業に行けるのか私は。ついでにさぁ、痛ぇんだけどよぉ、なんとかなんねえかなぁ。
まあいいや、パンシロン飲んで、ゆるく歯ぁ磨いて寝る。
そんなものをごりごりと見せられた最悪が「俺、映画だったらなんでも平気なのに、なんでリアルだと駄目なんだろう」と言っていました。いや、そんなものでしょう。

定刻19時にスタジオに到着したら既に最高が来ていて、いろいろとセッティングができている。偉い。
そのうち最悪もやってきたので、歯茎痛い痛いの憂さ晴らしで「いーっ」っつって血まみれの歯と歯茎を見せてあげました。意外とちょっと凄いことになっていてですね、ものすごく嫌がられたので満足。
それから、最高の歌と最低(俺)のピアノのデュオを合わせてみて、最悪にちょいと聴いてもらう。最高の青筋系ジャニス歌唱も凄いが、俺のピアノが褒められましたな。「なんでウクレレなんか弾いてんの?」とまで言われました(笑)。うーむ、ピアノに触るのも3週間ぶりなのだが、ってちょっとだけ複雑。
最大の到着が遅れていたもので、3人でちょいとロビーでダベりなど。ピアノはてきとうに弾いていること、クラシカルの訓練を受けた人はテクニックは凄いがフレキシビリティに欠けることが多いらしきこと、音楽理論なんてけっきょく場数でしょとかいったブチコワシな話、ウクレレを弾いているよりはピアノを弾いているほうが明らかにモテること(なんでウクレレなんか弾いてんの俺)、といったくだらない話がいろいろ出てきてなかなかによろしい。
やがて最大も到着したもので、10曲ほどのドゥーワップを120分でだいたい仕上げる。相変わらず仕事早いなあ、儂ら。まあ俺はほぼベースパートを歩いているだけだし、最悪は勝手にリードを歌っているだけで、最高と最大だけが6だの9だのブレスだのと言いながら物事をずんずん進めていく。あ、実質的に2人で合わせているようなもんなのか、儂ら。褒めて損した(笑)。
個人的なことを言うと、麻酔の後遺症かなんか知らんがちょっと台詞廻しが覚束ないのと、なんせ出血中だものだからおそらく血液中の塩分にでも反応しているのだろう、唾液の出がちょっと多くて歌いづらいくらい。あとは痛いのは我慢して、と。
先日の練習では、映画の趣味がほぼ同じな最悪に英語版ビデオ『Quatermass and the Pit』を貸し出しておいた。それが帰ってきて、ついでに何本かのビデオ・コレクションを頂戴する。
- 宇宙戦争(ジョージ・パル版)
- 宇宙水爆戦
- 戦慄!プルトニウム人間
- 金星人地球を征服
- カミング・スーン/大アマゾンの半魚人/フランケンシュタイン(ユニバーサル版であろう)
22時終了で、東中野ライフでお買い物は、今日は鰻の蒲焼の出来合いと、タマゴとレトルトシチューといったところ。蒲焼くらいはほぐせば喰えるだろうし、タマゴは梅干と合わせてオムレツにでもしようという魂胆。
ついでにライフ向かいの薬ヒグチさんに事情をお話しして相談を持ちかけて、パンシロンと歯ブラシを購入。
歯ブラシはねえ、「どう触ってもぜったい歯茎は痛そうだけど歯磨きしないわけにもいかない僕」に向けて、歯肉炎だの歯槽膿漏だの知覚過敏とかでデリケートになった歯茎をやさーしくやーさしくマッサージしてくれるというとっても「うしろむき」なキャッチフレーズの品で、気に入りました。「前向き」とか「ポジティブ」とかもう聞き飽きたんですよ、前進できんがなんで悪いとや! いまが十分なりゃ、それでいいじゃん。というわけで痛いの痛いの飛んでいけぇ。

痛い痛い。家に帰ってぐったりとする。だんだんもっと痛くなる。痛い痛い。言うても詮なきこととは知れども、痛い痛い。今晩はZirconsのリハーサルなのだが、こんなんで歌えんのか俺。
そんで、洟をかむと血が混じってるんだけど、ひょっとして上顎突き抜けてない?(笑) あと、現状で歯茎チマミレです。誰かに会ったらニカッと笑ってやると怖そうなんだが、リハーサルまで出血が保つかな。保つといいな。

というわけで満を持して(←嘘)新宿中村屋『ポンカレーバイキングの会』に参加、みんなして90分の時限ぎりぎりを食い倒す。でもやっぱり前歯がちょっと心配なので、「肉の切片の浮いたチキンカレー」とか「豆カレー」とかを、ナンではなくてご飯でいただく。ラッキョウはよけて、薬味はやっぱりガラムマサラとかそんなん。うーむ、まあ仕方あるまい。充分に美味しかったし、お腹いっぱいでちょっと胸焼け気味。ごちそうさまでした。
あと、野暮用で外苑前の聖徳記念絵画館に行ってみたりなんかして。銀杏並木はまだまだ青いが、お天気がいいので気持ちがよろしい。

ちょっと列を離れてお手洗いに行って、戻りがけのNHKホール前に「入場券を譲ってください」という紙を持った娘さんが2人ほど立っている。今回は西川オタクの皆さんのほうで引換ハガキ(1枚で2名さままでご案内)が海のように余っていたのを知っていたので、ちょいと声をかけてみた。
り:君たち、2人で1枚あればいいの?脅してどーする(笑)。まあ黒ずくめにサングラスで、本職のダフ屋さんが俺を見てギクリとするくらいのもんだから、しょうがあるまい。それで「とりあえず待ってなさい」と言い置いたときに娘さんが「あ!」とか言っていたのは、ジージャンの胸に着けていた西川ピンバッヂにでも気づいたのだろうなあ。
娘:え? はい。
り:ふうん、なんとかなるかも。ちょっと待ってな。
娘:はい‥‥あの、でも、お金ありません。
り:ふうん、やっぱりそう見える?(ニタリ)
さて僕がまたチケットを持っていくのもかわいそうなので(僕もNHKの人に捕獲されかねないので)、西オタのお姉さんにお願いして届けてもらいました。娘さんたち、どうやらT.M.Revolutionのメンバーだったらしいね(僕は気づかなかったのだが、DEFRÖCKブランドを着ていたらしいの)、今日もよいことをしました。

後半はいつものヌルい展開で、まあ前半でお腹いっぱいだったから構わない。ひっかかるとするとあいつだけだな、相変わらずの口パクであることを恬として恥じずに堂々と演じ、それだけならばまだいいが、今日の新曲(だと思う)はボーカルアレンジからして口パクでないと演奏不能というとんでもない代物でしてな。客をバカにするのもいい加減にしろい。

いや、仮にデニーズに寄ったとしてもビールとオニオングラタンスープとコーンポタージュとビシソワーズとかいう『ドラゴンへの道』状態になっていたに違いないし、それじゃあねえ。
東中野ライフで、例によってものごっつう軟らかいものばかりを買い込んで帰宅。録画しておいた『ウルトラマン』でも観るか。

日本で海軍本来の役目たる「敵の輸送路遮断」を前面に出してきた海軍映画って、不勉強なので間違っていたら申し訳ないのだが、とても珍しいと思う。
詳説しておくと、空軍と陸軍は敵を攻撃しておればいいのだけれども、『快傑ズバット』じゃねえんだから海軍艇が敵艇と真っ向勝負で喧嘩する意味なんか、ないんだよ。海は広いんだから、敵戦闘艇とはてきとうに距離をおいて飛行機なりで沈めちゃえばいいんだし、あとは「敵軍艦と会わないように」しておればよろしい。それで民間なり軍事なりの輸送船を見つけて沈めちゃえば、メシとか燃料とか人員とかの補給路を断たれた敵軍は自滅します。海戦とか敵前大回頭とかバカじゃねえのか、バックで帰っちゃえば敵艇は手も足も出ません(当時の船がバックできたのかどうかは知らんが、他にも手だてはあるよな)。
戦争映画ファンとして観ると、けっこうつまんねえけどな。潜水艦の中なんてどうしたって静かになるものだろうし、役者の顔も甘くて緊張感に欠けるし、つまりリアリティに欠ける。どうせフジテレビだし、まあいいか。
こないだ『原子力潜水艦浮上せず』をテレビ東京午後ローが「クリストファー・リーブ特集」のイチとして放映していたのには笑ったが、あれはいい映画だったとは思う。やっぱり意味なく乗組員が「天井を見る」というのが、潜水艦映画の基本でしょう(人が滅多に天井を見ないことは、千葉真一が既に証明している)。
そういえば傑作『ペチコート大作戦』なんてのもあったが、再見できる可能性はあるのだろうか。

それでも生きていく私。
生きていかねばならぬ私。
生かされている私。
昼過ぎ、飾り職人の僕はお殿様に献上する銘入鉛筆がうまく作れなくて、めそめそしながら起床。なんの夢なんだ。
12:50、近所の自販機でホットココアとホットコーヒーの缶詰を買ってきて、『なんでも鑑定団』を眺めながら飲む。神野くんのソフトを立ち上げて、秀丸も立ち上げて、いちおうお仕事のできる体制は整えて、またしばらくのんびりとする。

14:40、テープ起こし20分ぶんを40分で仕上げる。自分が天才のように思えてくるバカ。あとは追加分の音源だな、意外と楽勝かも。20分休憩。
16:20、あと20分ぶんを残して、目処も立ったところで近所の生協までマイバッグを持ってお買い物に出る。
- レトルトのお粥、
- 湯煎して作る茶碗蒸し、
- はんぺん、
- おぼろ昆布、
- 粉末カップスープ、
- 気休めでクルトン、
- 水より安い氷結レモン(350cc×8本)、
16:50、帰宅。17:30まで仕事をして、笑点でも観ようか。順調に行けば、仕上げを含めてたぶん19時くらいに本日のミッション終了予定。
17:25、音声データのテキスト化終了。はんぺんなど焼いて笑点など眺める。
19:00、検証を済ませて、データ納品。
あとは借りてきたDVD『ローレライ』など眺めつつ、ものすごく軟らかいものと流動食など摂取して、とっとと寝るわけさ。
とりあえずゆで玉子を水から15分、お湯の再利用で茶碗蒸し、など。
明日は、歯医者さんに行ったり行かなかったり。前歯がないのも困るけれども、いちにちだけ我慢すればどうせ火曜日のお昼からの予約は取ってあるのだ。入れなきゃ抜けない理屈でもあるしな。って無茶苦茶やの、儂。
あと、明後日のZirconsのスタジオ予約を忘れないように。つうか遅すぎだよ俺。
あ、NHK『POPJAM』の公開録画にも行くのだった。行きがけの駄賃で、某人新居のテレビの配線をちょっと診てあげるとかいうネタもあったような。って何屋さんなんだよ、私。
そういや、明日の昼飯は有志で新宿中村屋さんまで「ぽんカレーバイキング」に行くという話もあったのだが、仮に行ったとしてもコーンポタージュスープとオニオングラタンスープとチャツネとアイスクリームくらいしか喰えるもんがないぞ。行くだけ無駄だな、ちきしょ。
歯医者さんは日曜は休みなんだろうな、まいったな。
スープ大会でもやろうかな、まいったな。こまったな。