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徒然草むしり
嘘を! もっと嘘を!


水心あれば魚心。
と、今号の『週刊文春』誌にあった。特に(漫才で言うところの)ボケている様子はなく、単なるマジボケであろう。ちなみに無署名の記者文だから「英語の得意な記者」とかなんだろうなあ(←偏見)。

そんな話を某字幕要約筆記者つまり日本語には詳しいであろう人にしてみたら、「『魚心あれば水心』というのは、

  • アキンドが借金を負った若い娘を懐柔するとき(「水心」が主」)か、
  • あるいは役人がアキンドに贈賄を求めるとき(「魚心」が主)、
という局面で使う言葉だよ」との由。たしかに越後屋か尾張屋の台詞(月曜20時のテレビ)以外で聞いたことはないなあ。なるほど。

分母と分子を入れ換えても意味が通じないこともないわけだから最近は「水に得心する魚」という用法もあるのかなとも一瞬だけ思ったのだが、それって単に「寄らば大樹の陰」だよな。やはりマジボケたらん(ちゃんとしろよ週刊文春)。


余談だが「教養のあるボケ」というのもあって、千野栄一『言語学のたのしみ』にはヒラで「物まね芸人の美川憲一さんが」という記述があったりして楽しいし、コロッケとしても本望であろう。ブルーバックスにおける都築卓司みたいなメタSFも掲載されているもので、ちょっとお薦めしておく。


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迎車。
母が翌早朝から病院に行くというので、昨日夕刻になって迎車をしてくれるタクシーを捜してみる。ざっくり「新宿区中井から東京女子医大までで、9時に自宅まで迎えに来てほしい」というところか。ネットで会社を検索して、電話してお願いしてみるという手順(ネット予約制度もあるようだが、今回はパス)。
道端でよく見かける大手を選んで順番に電話をかけてみる。なにしろ20日の土曜日の朝であるから難しかろうことも判るが、最初の4社ほどがぜんぶスカでしてな。時刻と住所と目的地を伝えた反応が順繰りに、
  • 予約は朝8時迎車までです、
  • すみません、調べてみましたが空車がありません、
  • 明日分の予約は終了しました、
  • つーこつーこ(話し中ですね)、
そこで5社目の真打・日本交通さんの出番である。時刻とこちらの所番地を伝えただけで、配車確認をするでもなく目的地を尋ねるでもなく「はい、かしこまりました」って、え? いままでの4社はなに?、みたいな。
車体の色のご希望はございますか?
いえ、来ていただけるんだったらスケルトンでもマダラでも革装でもなんでもよかです。
今日になって母に様子を聞いてみたところ、朝9時ちょい前に親切な運転手さんが迎えに来てくれたそうな。ついでに、日本交通さんの運転手さんたちは「車内では禁煙」という理不尽な仕打ちを受けているらしきことも、こと肺病病みの母にとっては好都合である。迎車料金がたぶん「400円+1メーター以内」というのが価格としてどうなのかは僕には判らないのだが、向後わが社では日本交通さん以外のタクシーは利用しない。新社是決定。

ちなみにわが社には「バイク便はセルートさん限定利用」という社是もある(映画『メッセンジャー』完璧なヒールを会社ぐるみで演じきった功績による)のだが、それはまた別のお話。


余談だが、その肺病病みの母は来月あたりにまた旅行に出るという。こないだは肺病病みのまんまドイツはコブレンツまで行って第九を歌ってきました(笑)けどね、こんどは聞いて驚いた、ヨセミテだってよ。ってまた冒険旅行かよっ!

ツアー日程を見てみたら、宿泊が「グランドキャニオン泊」とか「デビルズタワー(『未知との遭遇』ですね)泊」とか「モニュメントバレー泊」とか「デスバレー泊」とか、って野宿かよ! だんだん心配するのも阿呆らしくなってきた。

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